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液肥(液体肥料)とは|使い方や作り方は?水耕栽培や葉面散布にも使える?

液肥はプランター栽培をしている野菜や、草花の追肥におすすめの肥料です。速効性が高く、的確に栄養分を補給できるので、初心者にも扱いやすいですよ。水耕栽培などにも使えるので、使い方や特徴をしって、日々のガーデニングや家庭菜園にいかしましょう!

今回は、液体肥料の使い方などについてご紹介します。

液肥(液体肥料)とは?

液体肥料とは

液肥とは液体肥料のことで、草花や野菜などのプランター栽培の追肥におすすめの肥料です。

そもそも肥料は「有機肥料と化学肥料」という成分による分類と、「固形肥料と液体肥料」という形状による分類ができます。液肥とは、その形状による分類の液体肥料のことです。

市販品のほとんどは、化成肥料の液肥を水で希釈して散布しますが、有機肥料の液体肥料なら自分で手作りすることもできます。

液肥(液体肥料)の効果やデメリットは?

液肥は、速効性がとても高い肥料です。速効性というのは、液肥を与えてから植物に肥料効果が出るのが速いという意味で、それは液体という形状に理由があります。

固形肥料の場合、土に施してから分解されて栄養が土に染み出し、植物がそれを吸収するまで時間がかかります。つまり固形肥料は緩効的かつ、持続性が高いのです。

これに対し、液肥の場合、分解されて土に染み出すという段階が不要のため、速効性が格段に上がります。ただし、液体は土からすぐ流れ出てしまうため、持続性は極端に低いというデメリットもあります。そのため、固形肥料などとは違って、定期的に与える必要があります。

液肥(液体肥料)に含まれる主な成分

市販の液肥には、主に野菜用、草花用などの種類があり、それぞれ含まれる栄養成分が異なります。

植物の三栄養素と呼ばれる、「窒素(茎葉に効果的)」、「リン酸(花つきに効果的)」、「カリ(根に効果的)」が基本的には含まれていますが、野菜用では主に窒素とカリが主体で、草花用ではリン酸が多く配合されたものが多いです。

液肥(液体肥料)の使い方

液体肥料 葉面散布のやり方

液肥は速効性が高いため、追肥に向いています。とくにポット苗やコンテナ栽培、植物の生育が旺盛な時期に重宝します。日照不足や病気などで弱っていて、早急な対処が必要な際にも、液肥での施肥が適しています。

プランター栽培の追肥に使う

追肥は液肥の最も一般的な使い方です。規定量に薄めた液肥を、水やりの代わりに、鉢底から水が滲み出るまでたっぷりと与えましょう。効果は1週間しか持続しないので、肥料が必要な生育期中は、7〜10日に1回ほど様子をみながら施肥しましょう。

葉面散布で追肥する

植物が根から栄養分を吸収できないときは、上の画像のような液肥による葉面散布の施肥が効果的です。

葉面散布とは、植物の葉に液体肥料を与えて、栄養を吸収させる方法です。

例えば地温が低くて根の活動が低下したり、根が傷んでいたり、挿し木をしたばかりの根が未発達な状態のときは、根から栄養を吸収できないので、窒素分を多く含んだ尿素液肥を葉に吹きかけるといいでしょう。また、チランジアなどの根のない植物も葉面散布で追肥します。

ただし、製品によっては葉面散布ができない液肥もあるので、製品表示の注意事項をよく読むようにしましょう。

水耕栽培の肥料にする

水耕栽培は土を使わずに栽培する方法ですが、水だけでは栄養分が足りないので、液肥をつかって栄養を供給する必要があります。

とくに水耕栽培には化成肥料の液肥がおすすめです。腐りにくいので水耕栽培の水を清潔に保てます。基本的には規定量に希釈して、1週間に1回、水と一緒に交換しながら使うといいでしょう。

液肥混入器

農家や広めの家庭菜園では、散水機を使用している場合が多いですが、液肥混入器という器具を取り付けることで、自動的に規定量の液肥を混ぜて散水できるようになります。

液肥(液体肥料)の作り方:油かすの有機肥料液肥

液肥は市販のものを使うことがほとんどですが、有機肥料の液肥であれば、家庭で自作することもできます。基本的には油かすを使って発酵させる方法が一般的です。

  1. 2Lペットボトルに、150〜200gほどの油かすと、水をボトルいっぱいにいれる。
    (油かすの量に対して、水は10倍の量を目安にしてください)
  2. ペットボトルのふたを閉めてよく振ったら、キャップをあけてガスを抜く。
  3. ガスが抜けたらキャップを閉めて、風通しの良い場所で1ヶ月ほど発酵させる。
  4. 使用する際は、上澄み液を5倍に希釈して、葉っぱにはかけない様にまく。

液肥の薄め方とは?

液体肥料の薄め方

液肥は基本的に水で希釈して、薄めた状態を散布して使います。与える草花や野菜の種類によって、希釈の比率が異なるので、製品情報を確認して正しく使いましょう。

濃度500倍のときは、1Lの水に対し、2g(約ティースプーン1杯)の液肥原液を入れて混ぜます。濃度1000倍のときは液肥原液が1gですので、とても少量だということを理解しておきましょう。

濃度が濃すぎると肥料焼けの原因となるため、基本的には必ず規定の濃度より薄くつくってください。生育旺盛な時期や雨で流れやすい梅雨時期は、ほんの少しであれば濃いめに加えてもよいでしょう。

おすすめの液肥(液体肥料)はどれ?

液肥のなかでもとくにおすすめなのが「ハイポネックス原液 6-10-5」です。この6-10-5というのは、窒素N・リン酸P・カリKの比率のことで、こちらはリン酸が多めに配合された山型タイプの液肥です。

リン酸は花肥・実肥とも呼ばれ、花つきや実つきをよくする栄養素です。そのため草花の追肥や、トマトなどの果菜類の追肥に便利な液肥といえます。ガーデニングやプランター家庭菜園なら、このハイポネックス原液をもっておけば問題ないでしょう。

カルシウムなどの微量要素も豊富に含まれており、植物が生き生きと育ちます。

液肥(液体肥料)を使ってガーデニングや家庭菜園を楽しもう!

液肥は水に数滴加えて、日々の水やりと同じように与えられるので、固形肥料をまいたりすき込んだりするよりも、はるかに手軽に施肥できます。その分、施す回数は多くなりますが、過剰な栄養分は流れていくので、肥料のあげすぎによる失敗もあまりないです。

ぜひ、上手に液肥を取り入れて、ガーデニングや家庭菜園を楽しんでください。

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