フサスグリの花言葉|種類や意味、実の食べ方は?

今回はフサスグリの花言葉や品種など植物としての基本的な知識についてご紹介します。赤く透き通った見た目も美しいフサスグリ。実は酸味が強いことなどからジャムや果実酒などに加工されることが多いのです。

フサスグリの花言葉


赤い実を付けるフサスグリ。和名では「酸塊(スグリ)」と書くのですが、これはスグリの実が酸っぱいことに由来します。フサスグリの英名は「Redcurrant(レッドカラント)」といいます。

フサスグリを含む「スグリ」という植物の花言葉には、「あなたの不機嫌が私を苦しめる」、「私はあなたを喜ばせる」、「目新しい」、「新しい経験」、「珍しさ」、「予想(を裏切る)」、「幸せの訪れ」、「真の幸福」などさまざまな花言葉があります。

例えば「あなたの不機嫌が私を苦しめる」は、スグリ科の植物には枝に鋭いトゲがあり、果実を収穫しにくく手間がかかることにちなんでいるといわれています。赤い実に由来したものだと、「私はあなたを喜ばせる」、「予想(を裏切る)」などがあります。

「私はあなたを喜ばせる」はスグリの甘酸っぱくおいしいというところから由来していますが、その味には人それぞれの好みが分かれるようです。

「予想を(裏切る)」は甘みも感じるフサスグリの実ですが、それ以上に酸味が強いという特徴もあります。赤くてつややかでとてもおいしそうに見える実ですが、「すっぱい」かどうかは予想できない…というところから来ているのかもしれません。

その他、すべての花言葉に意味や由来があるかどうかはわかりませんが、実際フサスグリという植物にふれることで、花言葉に見合う何かが見つかるかもしれませんね。

フサスグリの基本情報

学名
Ribes rubrum
科・属
スグリ科・スグリ属
原産国
ヨーロッパ
別名
レッドカラント

樹高は1~1.5mほどの落葉低木で、フサスグリはヨーロッパ原産でスグリ科の植物です。酸味が強く、果肉に比べて種が大きめで生食では食べにくいのことから、ジャムやゼリー、果実酒など加工されます。

また、フサスグリの赤い実は、鉢植えで観賞用として育てられたり、切り枝として生け花やフラワーアレンジメントなどに利用されます。スグリ科の植物の中にはトゲがあるものも多いですが、フサスグリにはトゲはありません。

フサスグリを栽培するときの基本としては、まず日当たりのよい場所(午前中の朝日があたりやすい場所)で育てましょう。日照時間が少ないと結実しにくくなりますが、午後からの西日が長時間当たる場所や、日照の強い場所は葉焼けなどの原因になるので避けましょう。

また、冷涼地向きの果樹なので耐寒性はありますが、夏場の暑さには弱いとされています。その他、葉が蒸れると病害虫などがつきやすくなるので、風通しのよい場所を選びます。

フサスグリの由来

ヨーロッパ原産のフサスグリは、古くからオランダやデンマークなどで庭園用植物として栽培されていたとされています。文献で最初に登場したのは1550 年代にイギリスで庭園植物として「グーズベリー」が用いられたことが記載されています。

日本には明治5~6年頃で、当時北海道開拓使によってスグリ 8 品種とフサスグリ 10 品種が導入されたといわれています。その後昭和から平成にかけて、米国から導入された品種が青森県や千葉県、長野県など日本各地で栽培されているようです。

現在、日本にもスグリ属野生種は自生していますが、栽培品種として改良さ れて利用されているものはありません。

フサスグリの花の特徴


フサスグリの花の開花時期は4月~5月で淡い黄色の花が咲きます。フサスグリは自家受粉するので、1本の木のみで自然に開花・受粉します。人工授粉も不要です。

花の特徴ですが、花は外見的には目立ちません。花は両性なので、基本的には花をつけただけ果実が実ります。

フサスグリの種類、品種


フサスグリには、赤色種には主に「アカフサスグリ」、「カーラント」という2つがあります。またその中で「フェイ」、「パーフェクション」「レッド・ダッチ」というような品種にわかれています。

フェイ

アメリカで1868年に育成された品種で、”ビクトリア”と”チェリー”という2品種の交雑種。樹は中程度の大きさで樹勢は旺盛、開花期も早い。開花後果房には12~15個程度の果粒をまばらにつける。果実は円形で果皮は滑らかで薄いが丈夫で半透明である。果肉自体は硬く、多汁で酸味が強い。実は熟すと多少軟らかくなる。

パーフェクション

1887年に”フェイ”と”ホワイト・グレイプ”という品種の交雑実生の中から選抜された品種。樹の大きさは中程度。果房には15~25個と比較的多くの果粒を付け、果房の揃いも良い。

果粒は円形または扁円形と粒によって多少の違いは見られるものの、果粒の大きさは大きめで粒ぞろいもよいとされる。果肉は多汁で軟らかい。酸味は強いが、熟すにつれて他の品種同様、軟らかさも増し香りも良くなる。

レッド・ダッチ

来歴は不明とされているが、米国では古くから栽培されている。樹は大きく、樹勢旺盛。開花期は早く、花房に多くの花をつける。早生~中生品種で、果房は長め。10~18個の果粒を着ける。

果粒の大きさは中~小で不揃いなのが特徴。果皮は光沢のある赤色で、滑らかだが、果皮はやや厚みのある半透明。果肉は硬く、果汁は他と同様酸味が強い。

その他にもプリンスアルバート(Prince albert)、ベルサイユ(Versailles)、 ビクトリア(Victoria)、ワイルダー(Wilder)、ローズオブホーランド(Rose of holland)というような品種があります。

フサスグリの実をジャムやジュースにして楽しもう


日本でも比較的古い栽培歴史のあるフサスグリ。透ける果実はまるでルビーのようですね。観賞用としても美しいフサスグリの実は、酸味が強いだけでなく、果肉に比べて種が大きいことなどから生食には不向きとされています。

ぜひジャムやジュース、果実種などに加工していただきましょう。

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