タマネギ(玉ねぎ)の育て方|プランターでの栽培方法は?収穫後の保存期間とは?

GreenSnap編集部

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公開日:2020.10.21

生食では辛みがあり、熱するとコクのある甘みを増すタマネギは、サラダに炒め物、スープなど、あらゆる料理に欠かせない野菜です。栽培期間は長いですが、育てやすいので栽培難易度的にはふつうです。苗の販売もあるので、初心者は苗の植え付けから始めるといいでしょう。

今回は保存もきく料理の万能食材、タマネギの栽培方法について、ご紹介します。

タマネギの育て方:栽培する場所


タマネギは程よい日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。生育適温は15℃前後と冷涼な環境を好みます。耐寒性は強いですが、耐暑性は弱く、気温25℃以上になると生育が鈍ります。

タマネギの栽培におすすめのプランター

タマネギをプランターで栽培するときは、深さ20cmほどあるものを使いましょう。標準的サイズである600〜650のものがおすすめです。

タマネギの育て方:水やり

プランター栽培のタマネギ

タマネギをプランターで栽培する場合、水やりは表面の土が乾き切ったら、底穴から水が漏れるまでたっぷりとあげましょう。常に湿った状態だと根腐れするので、若干乾燥気味に育てても良いでしょう。タマネギが肥大化し始める4月中旬からは、水切れに注意してください。

地植え・畑栽培のタマネギ

地植えでタマネギを栽培する場合、11〜3月の冬の期間は水やりを控えてください。乾燥気味に育て、自然の雨水で生育します。4月中旬から暖かくなってくることにタマネギの肥大化が始まりますので、この時期は土が乾き切ったら水やりをするようにしてください。

タマネギの育て方:用土


タマネギは排水性と保水性のバランスのとれた土を好みます。酸性土壌に弱く、適正pHは6.5〜7.5ほどですので、苦土石灰でしっかりと調整しましょう。

プランター栽培のタマネギ

プランターでタマネギを栽培する場合、用土の配合は赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の比率で用意するといいでしょう。そこへ用土10Lあたり苦土石灰を10g、緩効性化成肥料を10〜20g混ぜ合わせ、1週間寝かせておきます。

地植え・畑栽培のタマネギ

地植えでタマネギを栽培する場合、種まきの2週間前に、畑1㎡に対して苦土石灰100gをまいて、よく耕してください。その1週間後、畑1㎡に対して、堆肥1kg、緩効性化成肥料100gを畑全体にまいてすき込みます。種まきはまたその1週間後におこないましょう。

タマネギの育て方:種まき

タマネギの種まきの時期

タマネギの種まきは9月上旬〜10月中旬におこないましょう。発芽温度は15〜20℃なので、涼しくなった時期に種まきしてください。

タマネギの種まきの手順

プランター栽培のタマネギ

プランターにタマネギの種まきをする場合は、プランターに土をいれ、条間10〜15cmをあけ、筋まきしていきます。種が重ならないように、5mm間隔でまいていき、土を種の上に追加しながらかぶせて、たっぷりと水やりをします。

地植え・畑栽培のタマネギ

畑にタマネギの種まきをする場合は、まず高さ15cm、幅75cmほどの畝を作り、木の板などで条間が15cmになるように溝をつけていきます。その溝に重ならないように種をまいたら、土を寄せ植えして、たっぷりと水をあげてください。

タマネギの種まき後の管理

タマネギの種まき後は、土が乾かないように水やりをしながら育てると、1週間ほどで発芽します。

マルチングで防風・防雨

台風などの雨などで荒れないように、発芽までは敷きわらや不識布を被せておくといいでしょう。プランター栽培の場合も、軒下などに移動させましょう。

苗の間引き

タマネギが発芽して本葉が2〜3枚ほどになったら、株間が2〜3cmになるように、生育の悪い株を選んで間引きしてください。時期的には10月上旬〜11月上旬です。

苗の追肥

タマネギの苗の間引きをした後には、追肥をしましょう。1㎡あたり20〜30gほどの化成肥料を列の間に施してください。

タマネギの育て方:植え付け

タマネギの植え付けの時期

タマネギの苗の植え付けは11月上旬〜12月上旬に行いましょう。苗の株元が、鉛筆くらいの太さかつ、草丈20〜25cmほどに育ったら、苗を丁寧に引き抜いて、植え付けします。

タマネギの植え付けの手順

タマネギの苗植え付けのときの用土

タマネギの植え付け前に、土づくりをしておきましょう。基本は前述の用土の項目を参考にしてください。それに加え、畑1㎡あたり熔リン、もしくは過リン酸石灰を30〜50gまいておくと、生育がいいでしょう。畑の場合は、黒い穴あきマルチを張るのがおすすめです。

タマネギの苗植え付けのコツ

タマネギの苗を植えつけるときは、苗の根元の白い部分を完全に土に埋め、葉の分岐点の下1.5cmほどまで土を盛るようにしてください。

プランター栽培で育てるときは、苗を一本ごとに間引きするように丁寧に引き抜いて、引き抜いた苗はもう一つのプランターに植え付けましょう。

タマネギの苗植え付け後の管理

タマネギの苗を植え付けした直後は、根張りが甘いので、あまり水をやりすぎると根腐れします。株の様子を見ながらですが、葉がピンと張りだしたら水をあげると良いでしょう。

タマネギの育て方:肥料

タマネギの肥料を与える時期

タマネギの栽培期間は長いので、適度に肥料を与えることが大事です。苗の植え付け前にした1回目の追肥に加え、植え付け後25日くらいと、苗が伸び出す3月上旬〜下旬の、2回ほど、追肥をしましょう。

タマネギの施肥方法

穴あきマルチの場合は、一株ごとにひとつまみ(2〜3g)ほど、マルチなしの場合は1㎡あたり30gほどの化成肥料をばらまき、表面の土をほぐしながら混ぜたら、株元に土を寄せてください。

タマネギの育て方:収穫

タマネギの収穫時期

タマネギの収穫は、茎葉が全体の8割ほど倒れた状態になるか、トウ立ちし始めた株が吸う方ある状態を目安にしてください。時期的には、5月中旬〜6月中旬です。

タマネギの収穫・保存方法

タマネギの収穫方法は、肥大した玉の根元をしっかりと持って、引き抜くようにします。収穫後は葉を乾燥させるために、4〜6日ほど畑に放置します。

収穫後の保存方法は、株を幾つかにまとめて、茎葉部分を紐で縛り、風通しの良い場所に吊るしておきます。1ヶ月ほど乾燥させたら、茎葉を切り落として冷暗所で保管しましょう。

GreenSnapユーザーの玉ねぎ収穫体験談

何もわからないままにプランターで育てたので、小ぶりですが子供も友達を連れて収穫を体験し、楽しい時間になりました

kato

初めての家庭菜園

玉ねぎ収穫しました

まだ早いのかな?小さいけど

KUM IKO

家庭菜園に初めて挑戦する人や、玉ねぎの栽培が初めて、という人も、かなりの確率で収穫できているようです。大きくするにはコツがいるようですが、小さくても食べることはできるので、家庭菜園初心者におすすめの野菜といえるかと思います!

タマネギの育て方:注意する害虫・病気

タマネギの栽培で注意するべき病害虫の代表に、べと病があります。主に収穫前に発生しやすく、他にも黒斑病などにも感染しやすいです。適宜防除してください。

他にも種まき後1〜2ヶ月間はヨトウガやタネバエが湧きやすいので、ネットを張るなどして防除してください。

タマネギってどんな栄養の野菜?

タマネギの特有の辛み成分は硫化アリルといって、血液をサラサラにする効果や、体温を上昇させる効果があると言われています。他にもタマネギの皮に近い部分に含まれるケルセチンという色素成分には、抗酸化作用があり、老化防止につながります。

タマネギの育て方を覚えて、失敗知らずの栽培を楽しもう!


タマネギは栽培期間は長いですが、プランターなどで栽培すると、間引き分も植え替えて育てられるので、一度にたくさんの栽培・収穫が楽しめます。育て方の難易度はそこまで高くないので、気長に育てて、失敗知らずの栽培を楽しんでください。

GreenSnap編集部
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