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ニオイバンマツリは良い香りが特徴ですが、それ以外にも素敵な特徴があるのですよ。さてそれはなんでしょうか。
このページでは、ニオイバンマツリの花言葉や花期、花の特徴や色の変化などについてご紹介しています。ニオイバンマツリは夜に観察するのがおすすめですがその理由も気になりますよね、ぜひご参照ください。
ニオイバンマツリの花言葉は「幸運」、「熱心」、「浮気な人」です。
ニオイバンマツリは花期の間で花の色が変わる特徴があります。その色は紫から徐々に薄くなり、やがて白に変わります。その様子が浮気者っぽく見えたため、ニオイバンマツリには「浮気な人」という花言葉がつけられました。
香りが楽しめ、花の色も変化するニオイバンマツリ。こんな植物は少々珍しいですよね。見た目や香りで人々を何度も楽しませてくれることから、「幸運」という花言葉がつけられたと考えられます。
「熱心」という花言葉は植物学者が由来しています。ニオイバンマツリの学名は「Brunfelsia latifolia」。こちらは植物学者のブルンフェルスにちなんでいます。ブルンフェルスは研究熱心だったことからこのような花言葉がつけられました。
毒がありますので、あやまって口に入れないように気を付けましょう。犬や猫が食べてしまうと最悪死に至ることもあり得ます。
ニオイバンマツリを漢字で書くと「匂蕃茉莉」となります。ニオイバンマツリには良い香りがするのです。香りがあることから、ニオイ「匂」という名がつけられています。
「蕃」という漢字はあまり見かけないですよね。こちらは少し難しいですが、「外国」を意味します。こちらはブラジル原産ということをあらわしていて、外国から入ってきた植物を意味となります。
では、「茉莉」とは何でしょうか。みなさんこの字は見たことがありませんか。ジャスミンは「茉莉花」と書き、よくジャスミン茶のペットボトルには「茉莉花茶」と書かれているのです。
茉莉とは、サンスクリット語のmallikāが由来。ジャスミンのような香りがするため、ニオイバンマツリにも「茉莉」という漢字がつけられました。つまり「外国のジャスミンのような香りがする植物」ということが由来して「匂蕃茉莉」となったのです。
ニオイバンマツリはナス科の植物。そのため、ナス科特有の紫色の美しい5枚花弁の花を咲かせます。
花期は4月から7月です。一部二季咲のものもあります。二季咲とは、一年のうち2回咲くことを意味します。多くはバラのように春と秋です。
さて、ニオイバンマツリの花の最大の特徴はもっと別のことにあります。それは、色の変化です。
ニオイバンマツリは開花してすぐは紫色をしていますが、その色がだんだんと薄れてきます。薄紫になったあとは最終的に白くなる特徴がニオイバンマツリにはあるのですよ。
1つの株で紫と白の花を楽しむこともでき、非常にその姿はグラデーションのようで美しいです。また名前からもわかるように、香りが楽しめる特徴も。ニオイバンマツリは夜になると香りが強くなる傾向にありますので、夜にも楽しみたいですよね。
ニオイバンマツリはすでにご紹介したとおり、香りがあります。ジャスミンのような上品な香りです。香りは夜に強くなりますので、ぜひ夜にも楽しんでみてくださいね。
ジャスミンと似た香りということでその名がつけられていますが、実際にはジャスミンの仲間ではありません。ニオイバンマツリはナス科、ジャスミンはモクセイ科です。そのため、花の見た目はまったく異なります。
ナス科の植物で良い香りがする花は珍しいんですよ。
色が変化するニオイバンマツリ。こちらは香りもありますので、ぜひお庭でその香りを楽しみませんか。夜になるとニオイバンマツリは香りが強くなりますので、夜にも観察してみましょう。
ニオイバンマツリは鉢植えでも地植えでも育てられます。太陽を好むので日当たりの良い場所で育てましょう。寒さには極端に弱くはありませんが、あたたかいブラジルが原産なので、寒い地域で育てる際は鉢植えにしたほうが良いでしょう。
また、ニオイバンマツリは乾燥を嫌います。そのため、土の状態によく気を付けて花期は特に乾燥させないように注意をしてくださいね。
GreenSnap編集部