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春の代表的な花といえば桜ですよね。じつは桜は冬に花を咲かせる品種もあり、冬に咲かせる桜の総称を冬桜と呼びます。
暑さや寒さにも強くソメイヨシノほど樹高も高くならないので、実は家庭向きの樹木でもあるんですよ。この記事では、冬桜の花言葉を中心に、種類や名所などもご紹介します。
冬桜の花言葉は、「冷静」という意味を持っています。
冬の冷たく澄み切った空に、そして他の草木が枯れた野山に咲く姿が、凛とした姿であることが花言葉の由来となりました。
冷静といういと、冷淡で怖いようなイメージがありますが、あくまで凛とした美しさが由来なので、マイナスなイメージはありません。
桜の全般的な花言葉は、「精神美」「優美な女性」「純潔」です。
春の代表的な桜である、染井吉野もこの花言葉の意味を持っています。
[別名]小葉桜(コバザクラ)、四季桜(シキザクラ)、十月桜(ジュウガツザクラ)、寒緋桜(カンヒザクラ)、緋寒桜(ヒカンザクラ)、寒桜(カンザクラ)、緋桜(ヒザクラ)
冬桜とは、山桜(ヤマザクラ)と豆桜(マメザクラ)を交配して生まれた品種です。近年、冬に咲く桜の総称として使われるようになりました。
開花期は、1回目が10~1月頃、2回目は3~4月頃に、2回開花します。花芽の三分の一を冬に咲かせ、残りの三分の二は春に咲かせます。ソメイヨシノと比べると、葉も小さく樹高も低く、若い木でも開花しやすい特徴があります。
この2箇所はそう距離も離れていないので、一日ではしごして見て回ることもできますよ。
冬に花を咲かせる桜の代表的な種類を紹介していきます。
冬桜というと、本来はこの品種の事を指します。大島桜と豆桜の交配によって生まれた品種と考えられていています。
豆桜と小彼岸桜の交配によって生まれた品種です。十月ころに咲くことからこの名前が付きました。この品種も冬と春の二回開花します。
豆桜と江戸彼岸の交配によって生まれた雑種といわれています。この品種も十月桜と呼ばれることがあります。
台湾、中国南部から東南アジア、沖縄などに自生している原種です。下向きに咲く、かわいらしい品種です。
冬桜は春に咲く桜に比べると樹高も低く、暑さにも寒さにも強いため、育てやすい植物です。さらに年に2回も花を咲かせてくれる、倒し実も2倍ある植物なんです。日当たりの良い環境であれば、育てることが出来ます。
最近では苔玉仕立ての桜も流行っているので、あなたも一度、冬桜をプレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部