観葉植物の土|使う種類やおすすめの配合は?100均の土でも大丈夫?

GreenSnap編集部

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公開日:2021.02.01

観葉植物にとって土は、植物全体を支えて栄養を供給するという、大切な役割を担っています。100均などの市販の培養土は便利ですが、観葉植物の種類や栽培する環境によって、土の配合を変えることで、より健康に育てることができますよ。

今回は、観葉植物の土について、構成する土の種類やおすすめの配合、培養土の選び方についてご紹介します。

観葉植物の土の基本

観葉植物が好む土とは?

観葉植物が成長する上で欠かせないのは、「水」と「日光」と「栄養」です。そして、ほとんどの観葉植物においては、「土」が栄養を供給する役割をもっています。

さらに、観葉植物が土から効率よく栄養を吸収するには、次のような条件がそろうことが好ましいです。

  • 保水性:適度な水分を土が保持できること
  • 排水性:余分な水分を排出すること
  • 通気性:根が呼吸できる酸素が土中にあること
  • 保肥性:肥料や堆肥の栄養を保持できること

そして、これらの条件を満たした、観葉植物にとって望ましい土が「団粒構造」です。

団粒構造とは?

団粒構造とは、土の微細粒子が団子状に集合体(団粒)を形成し、それがいくつもある状態の土のことを指しています。

団粒の中にはわずかなすき間があり、そこで必要な分の水分や肥料を保持する一方で、団粒と団粒の間が、余分な水を排出して空気が通らせる、という構造です。

この団粒構造をもつ観葉植物が好む土は、いくつかの種類の土(園芸資材)を配合してつくることができます。

観葉植物の土の配合とは?

観葉植物の土は、だいたい「基礎用土」をおよそ6〜7割、「改良用土」およそ4〜3割を配合してつくります。基礎用土は土の主体となる用土で、改良用土は植物の特性や栽培環境に合わせて補う用土のことです。

よく観葉植物の土の配合に使われる用土は、ある程度は決まっているので、代表的な用土の種類をご紹介します。

観葉植物の土を構成する資材の種類

基礎用土① 赤玉土

おもに関東ローム層で採取される赤土を、乾燥させて大粒、中粒、小粒などに振り分けたものです。栄養分は含みませんが、無菌で清潔。保水性、排水性、保肥性にも優れています。

基礎用土② 鹿沼土

栃木県の鹿沼市で採取される、赤城山が噴火したときできた軽石が風化したものです。赤玉土と同じような性質ですが、崩れにくいので水やりで土が減りません。

混ぜすぎると土壌がアルカリ性に傾くので、少量を調整して使います。

改良用土① 腐葉土

おもに広葉樹の落ち葉を腐熟させたものです。栄養分を含み、腐葉土に含まれる微生物が、土壌の団粒構造化をうなしてくれます。

ミズコケを泥炭化したピートモスと置き換えができます。

改良用土② バーミキュライト

苦土蛭石(くどひるいし)という鉱物を、700度以上の高温で焼いて膨張させたものです。栄養分は含まないので、無菌で清潔。排水性や保肥力を向上させます。

似た性質の資材にパーライトがありますが、こちらのほうがやや保水性を高めます。

観葉植物の土のおすすめの配合例

観葉植物の土の基本になる配合

ほとんどの観葉植物は、下記の基本の配合で土づくりをするといいでしょう。

  • 赤玉土6:腐葉土3:パーライト1
  • 赤玉土5:腐葉土3:軽石2

室内で育てる観葉植物なら、腐葉土を無菌のピートモスに置き換えると、虫が発生しにくい土づくりができます。

乾燥を好む観葉植物の土の配合

サンセベリアなどの乾燥地帯出身の観葉植物は、排水性と通気性の高い土を好みます。その場合は、下記の土の配合を参考にしてください。

  • 赤玉土6:バーミキュライト3:腐葉土1
  • 赤玉土5:軽石4:腐葉土1

湿潤を好む観葉植物の土の配合

クワズイモなどのサトイモ科や、アジアンタムなどのシダ類の観葉植物は、保水性と通気性の高い土を好みます。次の土の配合を参考にしてください。

  • 赤玉土5:腐葉土4:軽石1
  • 赤玉土6:腐葉土3:パーライト1

ハンギングで育てる観葉植物の土の配合

吊り鉢やハンギングバスケットなどで観葉植物を育てる場合は、軽い用土にする必要があるので、下記の配合を参考にしてください。

腐葉土4:パーライト2:バーミキュライト2

市販の観葉植物の土の選び方とは?

観葉植物の土は自分で配合せずとも、すでに観葉植物用に配合された市販の培養土がたくさんあります。手軽に使えるので便利ですが、市販の培養土を選ぶとき|8606,42874|8605は、いくつか下記の点に注意しておきましょう。

品質表示の確認

観葉植物にも、好む土壌のタイプが変わるので、品質表示を確認して配合原料の確認や、適用植物の確認をしておきましょう。また、メーカー名や連絡先の記載がある信頼性の高いものを選ぶと、トラブルも少ないです。

肥料が配合されているかの確認

観葉植物の市販の培養土を選ぶときは、肥料の配合の有無を確認しておきましょう。元肥が配合されていない場合は足したり、育苗に使うのであれば赤玉土を混ぜて、栄養を薄めて使いましょう。

土の粒サイズの確認

土の粒は大きいほど水はけがよく、小さいほど保水性が高いです。観葉植物を植えるときは、粒の大きさは大型の観葉植物なら中粒、ミドルサイズやテーブルサイズの観葉植物なら小粒がおすすめです。

観葉植物の土は100均に売っているものでも大丈夫?

最近ではダイソーやセリア、キャンドゥといった100均などにも、観葉植物の土として培養土が販売されています。

商品やメーカーによって異なりますが、肥料が含まれていなかったり、赤玉土と腐葉土だけで構成された単純なものもあるようです。

心配な場合は、パーライトやバーミキュライトを追加で混ぜたり、緩効性肥料を元肥として加えて使いましょう。

観葉植物の土のカビや虫対策

観葉植物を育てる場合は土を使用するので、どうしても虫など病気や害虫が発生することがあります。観葉植物の土の病害虫対策についてご紹介します。

観葉植物の土にわくカビ対策

観葉植物の土には白いふわふわしたカビがつくことがあります。カビは目に見えない大きさの胞子を飛ばして増えます。カビそのものを根絶することは難しいので、観葉植物の土で増やさないようにすることが重要です。

カビが好む環境は暗くてジメジメした場所です。観葉植物の土の通気性が悪いとカビやすいですので気を付けましょう。水のやりすぎ、肥料の与えすぎでもカビが生えます。

一部の土では加熱処理済みでカビが繁殖しにくいようにできているもありますが、気になる場合はカビ対策がされている加熱済みの土を選んでください。

観葉植物の土にわく虫対策

観葉植物の土にはコバエがわくことがあります。こちらもカビ同様、ジメジメして水分が多いと増えてしまいます。また、栄養価の高い土(とくに腐葉土)の場合も虫が増えやすいです。

腐葉土は量が多いと虫が出ることもあるので、気になる場合は鉢の置き場所を変えるか、腐葉土を使わずにピートモスに置き換えるようにしてください。また加熱処理された土であれば、虫がでにくくなるのでおすすめです。

観葉植物の土におすすめの培養土とは?

観葉植物の土には「evoみどりが鮮やかになる土」がおすすめです。木質堆肥、ココナツファイバー、パーライト、バーミキュライトなどの無菌資材を使っているので、カビにも虫にも強く、室内で観葉植物を育てる土には最適です。

観葉植物は土が大切!植物に合った配合で育てよう♫

観葉植物や多肉植物、野菜など、植物の種類によって好む土は異なります。何も考えずに庭の土に植えれば良いわけではありません。適した保水性、水はけの良さ、栄養分の土を選ぶことが大切です。

迷ったら観葉植物用の土を園芸店で購入してみましょう。慣れてきたら自分でブレンドした土で観葉植物を育ててみてくださいね。

GreenSnap編集部
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