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スーパーの野菜コーナーで必ずといっていいほど見かける人気の野菜、トマト。そんなトマトですが、実は大きさや色、味は種類や品種によって大きく異なります。ここではトマトの大きさを大玉、中玉、小玉に分けて、代表的な有名品種の名前と特徴などをご紹介します。
トマトは、ピンク系、レッド系、緑色系の3種類の色に分けられます。
トマトは世界中に10,000種類を超える品種があり、日本では約240種類ほどが栽培されています。品種によって、色や形、大きさや味の特徴もさまざまです。新しい品種がどんどん生み出されており、生で食べるものや加工用にする品種などにも分けられています。
トマトは重量によって大きく3つの種類に分けられます。重さが150グラム以上のトマトを「大玉トマト」、40グラムから150グラムまでのものを「中玉トマト」、40グラム以下のものを「小玉トマト」とされています。
大きさごとの代表的な品種は以下の通りです。
市場に出回っている大玉トマトのほとんどが桃太郎トマトです。桃太郎トマトはシリーズ化しており、現在では20種類を超える桃太郎シリーズが出回っています。
甘みが強く、適度が酸味が特徴で、気温が下がり始める9月にはさらに甘みが増していきます。桃太郎トマトは真っ赤に見えますが、こちらはピンク系のトマト。生食で食べるのがおすすめですよ。家庭菜園用の品種もあるので、自分で育てたい方はぜひ選んでみてくださいね。
サターンは、トマト独特の少し酸味のある青臭い風味がある品種です。昔ながらの風味は、発売されてから20年以上経った今でも人気が高く、桃太郎と並んで大玉トマトを代表する品種です。
サンロードは病気に強いことが特徴のトマトです。甘くておいしいですが、実が硬い特徴があります。そのため、生食だけでなく加工して利用されることが多い品種です。
こちらもとても有名でスーパーに流通するトマト。桃太郎トマトと比べるとやや小ぶりですが、大玉トマトに分類されます。とがった先端が特徴的で、日持ちするので、生食にも加熱調理にもどちらにも向いています。
パルトは、果肉がしっかりと硬いので、加熱しても崩れにくいのが特徴です。
フルーツトマトのような甘味のあるトマト。皮が薄く、食べやすいとされています。リコピンが多く含まれている特徴も。生でももちろん食べられますが、火を通してもおいしいトマトです。
あまうまトマトとも呼ばれるほどの甘いトマト。お尻がとがっている特徴がある中玉です。ジュルッとしたゼリー状の部分が少なく、苦手な方でも食べやすいと人気。
実が硬いトマトで食べ応えがあります。濃い赤色で、筋が入る特徴もあります。糖度が高いため、生食がおすすめです。
ピンキーカクテルは、とても皮が薄いことが特徴です。皮が口に残りにくく、トマトの皮が苦手な方でも食べやすいのが特徴です。糖度の酸味のバランスがよく、味の良さが自慢のトマトです。
トマトバイキングではよく見かける小玉トマトの一種。甘味が強いため、よく好まれます。お弁当やサラダに加えると彩りもよくなります。
大きさがとても小さいトマトでなんと1センチ前後です。赤やオレンジなど色とりどり。サラダの色どりに利用されますが、お味もおいしいと評判です。
千果は、小玉トマトの中でもメジャーな品種で、スーパーやホームセンターでもよく出回っています。濃い赤色のまん丸でツヤのある実は、食感がよく美味しいことが特徴です。
濃いシマ模様が入った小玉のトマト。糖度が高い特徴があり、リコピンも豊富に含まれています。硬いため、煮込み料理にもおすすめです。味に若干クセがあります。
糖度が8%を超えるトマトはフルーツトマトと呼ばれ、フルールのように甘くて美味しいのが特徴です。トマトが苦手な方でも食べやすいので、近年では人気が高まっています。しかし、単純に糖度が高いと美味しいわけではなく、トマト特有の酸味とのバランスが重要です。
種類によって味も様々!スーパーにはたくさんの品種が販売されているので、好みの品種を選んで食べ比べてみてくださいね。
GreenSnap編集部