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サクラといえばピンクの花を想像しますが、オオシマザクラは白い花を咲かせます。他にはどのような違いがあるのでしょうか。
このページではオオシマザクラの基本情報を紹介しています。花期はいつなのか、花言葉はどんなものがあるのか、見頃や開花時期などをまとめましたので、ぜひご参照ください。
オオシマザクラ(大島桜)はバラ科サクラ属でサクラの1種です。別名として「タキギザクラ」と呼ばれます。オオシマザクラは生長が早く、再生力が強いとされ燃料として利用されてきたことから「薪」(たきぎ)という名前が付けられています。
さらに、桜餅の葉にも使うことがあるため、モチザクラとも呼ばれます。
サクラのなかでもオオシマザクラは背が高く、20メートルほどの大きさになる傘状の形をした美しい樹木です。オオシマザクラの開花時期は関東では4月上旬で、一重咲きで大きな花を咲かせ、花弁の色は淡いピンクか白をしています。突然変異しやすく、八重咲になるものもあります。
オオシマザクラの花と葉はとても良い香りがします。
オオシマザクラの花言葉は、「心の美しさ」、「純潔」です。
オオシマザクラは他のサクラと比べて白い色をしていて美しいため「純潔」という花言葉がつけられました。
オオシマザクラは他のサクラと同じく春に開花時期を迎え、4月上旬に白い花を咲かせます。
オオシマザクラは名所をご紹介していきます。
神奈川県にある箱根園では美しいオオシマザクラが楽しめます。樹齢100年の立派なサクラを見ることができます。見頃は4月中旬から5月上旬で東京と比較してやや開花が遅い傾向があります。
高さは12メートルほどとサクラのなかでは巨木に分類されます。
場所:神奈川県足柄下郡
開花時期:4月中旬から5月下旬
オオシマザクラといえば伊豆大島が有名な名所です。伊豆大島には有名なオオシマザクラが1つあり、樹齢が800年以上だといわれています。幹は8メートル以上もあり、神が宿るような姿をしています。大島に自生するオオシマザクラのなかでもとくに古いもので、国の天然記念物に指定されています。
伊豆大島のオオシマザクラは古い樹木のため、幹の一部はすでに枯れています。しかし数本の子株が立ち上がっているため、樹木を維持できていて、。この状態でも毎年花を咲かせます。サクラの生命力の強さを感じることができます。
場所:東京都大島町
開花時期:3月下旬から4月上旬
多くのサクラが植えられている新宿御苑にはオオシマザクラもあります。65種類以上1100本のサクラが植えられているので、春になるとあちこちがピンク色に染まります。オオシマザクラは新宿御苑のなかの池の近くにあるので、美しい景色を楽しむことができます。見頃は4月上旬から4月下旬です。
場所:東京都新宿区
開花時期:4月上旬から4月下旬
GreenSnap編集部