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マリーゴールドは開花期間が長く花色が明るいことから、ガーデニングで人気の花です。オレンジや黄色の花色が多い印象のマリーゴールドですが、白や赤、珍しいものではバイカラーの花を咲かせる品種もあり、実はとても種類が豊富です。
今回はマリーゴールドの種類をご紹介しています!それぞれの違いを知り、好みのマリーゴールドを見つけてみてくださいね。
マリーゴールドは、メキシコや中央アメリカが原産のキク科タゲテス属の花です。初心者でも育てやすく、花期が長く鮮やかな色の花を次々と咲かせることから園芸界では非常に人気な植物です。公園や学校の花壇など、公共の場所にもよく植えられている花壇の定番品種ですよ!
マリーゴールドの開花時期は、主に4月から12月です。ただし、種類によって若干開花時期が異なるので注意しましょう。花色は暖色系のものが多く、鮮やかでくっきりとした花を咲かせます。
マリーゴールドは、メキシコを中心とした中央アメリカに30種類以上の品種があるとされています。フレンチ種、アフリカン種、フレンチ種とアフリカン種を交配させたものなど、多種多様な品種がありますが、大きく分けると4つの品種があるとされています。それぞれに一年草のものから多年草のものまで存在し、花色も豊富ですよ。
マリーゴールドの有名な種類・品種について見ていきましょう。
フレンチ種は、日本で多く流通している品種です。フレンチマリーゴールドという名前ですが、実際はフランスではなくメキシコ原産。しかし、フランスに渡りそこから人気が広まったことからこのような名前になりました。
日本では、孔雀草、万寿菊とも呼ばれます。
八重咲きが一般的ですが、一重咲きのものも存在します。草丈は小さめの品種ですが、枝分かれが多く、横に広がるように群生するのでボリューム感があります。春から秋まで長い期間楽しめ、花壇や鉢植えでも楽しめます。フレンチ種は、種から育てても、栽培しやすく、開花時期も長いことからガーデニングで親しまれています。
マリーゴールドオレンジボーイは、草丈が25cm前後。八重咲きなので、花にこんもりとしたボリュームがあります。花つきがよく、株いっぱいにオレンジ色の花を咲かせて、美しいですよ。ほぼ株が花で埋め尽くされるといっても過言ではありません。
また、マリーゴールドオレンジボーイは横に広がる性質があります。開花時期が長いので、お庭に植えると長く彩ってくれます。オレンジボーイのほかに、ゴールデンボーイ、スプレーボーイなどがありますよ。
茎が太く、直立的に大きく育地、草丈が1m以上になることもある品種ですが、品種改良が進められて最近では30cmほどまでしか成長しない矮性品種も登場しています。
アフリカン種の開花時期は7月から10月。オレンジ、赤、黄色など明るい花を咲かせます。アステカ族は、アフリカンマリーゴールドを栽培し、薬用として利用したり、儀式に使うなどしたそうですよ。
茎が太く直立的に大きくなる品種です。次々と大輪の花を咲かせることが特徴です。
メキシカン種は細かく羽状になった細い葉が特徴です。小さな一重咲きの花を咲かせ、他の種類に比べると繊細な印象ですが、よく枝分かれし横に広がるのでボリュームがあります。
マリーゴールドは基本的には一年草ですが、一部では多年草の種類や宿根草の種類もあります。宿根タイプのマリーゴールドには「レモン・マリーゴールド」や「ミント・マリーゴールド」があります。
レモンマリーゴールドは宿根草で、メキシコが原産です。名前からも想像がつくように、葉からはレモンのような香りが楽しめます。この特徴から、レモンマリーゴールドはハーブティーや料理に使われることも。一般的なマリーゴールドのなかでは花が小ぶりで、草丈は30〜100cm。
レモンマリーゴールドはとても丈夫な特徴があります。病気や虫の心配はなく、初心者の方でも育てやすい植物です。
マリーゴールドというと、オレンジの花というイメージが強いですが、よく見ると花弁の数が違う、大きさが違うなどさまざまです。
マリーゴールドはどれも丈夫で屋外で育てやすい植物。花壇やプランターに向いていて寄せ植えにしてもほかの植物とよく馴染みます。ぜひお気に入りのマリーゴールドを見つけて栽培しませんか。
imai