warning
error
success
information
ガガイモは名前からすると芋の仲間かと思ってしまいますがどんな植物なのでしょう。このページではガガイモとは何か、花や種の特徴、ガガイモの種類までご紹介しています。
多肉植物のガガイモがお好きな方や、雑草としてのガガイモにお悩みの方もぜひご参照ください。
ガガイモはキョウチクトウ科(ガガイモ科)の植物で、とても種類が豊富です。ガガイモには約250属、2700種あるとされています。日本でよく道端で自生しているガガイモはつる性のある植物で、日当たりのよい場所によく繁殖します。
長い地下茎があるのがガガイモの特徴で、この地下茎がちぎれてしまっても繁殖します。あっという間に広がるため、雑草として認識されています。ガガイモの葉はハートに近い形をしていて、葉脈がはっきりしているのが特徴です。
雑草としてのガガイモの花は、7月から8月に開花します。集散花序で花をつけ、花の色は薄紫と白です。ガガイモの花は星型(ヒトデ型)で内側に白い毛があるのが特徴です。
ガガイモの実はアーモンドのような形になっていて、表面はデコボコしています。熟すとこの果実は割れて、中から白い毛が生えた種子がでてきます。
ガガイモは風媒花(ふうばいか)です。虫を媒介にして広がるのではなく、風に任せるのがガガイモの特徴です。種子が風で飛びやすいようにこのように毛が生えています。
見つけると幸せになれるといわれているケサランパサランは、ガガイモの種子だといわれています。
ガガイモにはアルカロイドという成分が含まれていて、大量に摂取すると、吐き気、めまい、頭痛、腹痛、だるさお¥の症状がでることがあるので注意してください。
毒はあるものの、解毒作用もあるという変わった植物です。
ガガイモは雑草ですが、ガガイモ科のなかには、多肉植物として知られている種類があります。
トゲトゲと小さなトゲが生えている多しいガガイモの一種です。暑い日差しを苦手とする多肉植物で、育てる場合は、半日陰をおすすめします。
細い棒状にゴツゴツしたトゲをつける多肉植物です。茎は五角形で、規則正しく並び、見た目は個性的です。
こちらは多肉質ではないガガイモの仲間で、ハート型の葉が特徴的なため、ハートカズラと呼ばれています。茎は下垂しますのでハンギングに利用することが可能です。
多肉質ではないガガイモの仲間で青い花を咲かせる特徴があります。花弁が青く、5枚であることからブルースターと呼ばれることもあります。枯れる時期にあると、青からピンクに変わります。
ガガイモの花言葉は、「味わい深い」、「清らかな祈り」です。
ガガイモは星型、ヒトデのような花を咲かせる雑草です。つる性があるので、クルクルと巻きついてしまうこともあります。フェンスや他の植物に巻きつくこともありますので、繁殖する前に取り除きましょう。
毒がありますのでペットが食べないように気をつけて育てましょう。
GreenSnap編集部