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アツミゲシは栽培が禁止されている草花で、園芸店や花屋で見かけることはまずありません。このページではアツミゲシの花言葉や栽培を禁止されている理由、似ている花とその見分け方などを紹介します。
アツミゲシの花言葉は、「無気力」「怠惰」「慰め」です。
アヘンという麻薬の原料であることから、これらの花言葉がつけられました。
アツミゲシはケシ科ケシ属の植物で、アヘンという麻薬の原料となることから法律で栽培が禁止されています。日本では愛知県渥美半島の沿岸部で見つかったことからこの名前で呼ばれるようになりました。
アツミゲシは。発見当時は自衛隊まで出動して火炎放射器などを使って駆除をしたというほど大騒動になり、繁殖力もとても強いことから、あっという間に増えてしまい根絶はとても困難といわれています。
違法な植物なので見つけ次第駆除されるため機会は少ないですが、空き地や道端、農地、農地などに入り込んでしまうことがあり、未だに発見の報告されています。トラブル回避のためにも、見つけたらすぐに保健所や警察に知らせましょう。
アツミゲシは4〜9月に開花します。花の大きさは6cmほどで、4枚のピンク色と中央が濃いピンクや紫色の花弁となっています。つぼみは毛がたくさん生えていて下向きで、開花するころには直立になっていきます。
このほか、草丈は60〜80cmほどで、茎には毛が生え、葉はギザギザになっているのが特徴です。
アツミゲシは園芸種として人気のポピーととても似ています。近くに生えていたからといってポピーと間違えて育てていたら、大問題となってしまうので見分け方を知っておくと安心です。
アツミゲシとポピーの見分け方は、花の色や毛の有無と葉の違いを確認しましょう。
アツミゲシの花色はピンクですが、ポピーにはオレンジ色など黄色みのある花色をしています。また、ポピーの花には毛が生えているので、花にも毛が生えていたらポピーです。そして、葉が茎を包むようにして生えていたら、アツミゲシであるといえます。
アツミゲシは栽培が禁じられていますので、見つけ次第警察や保健所に届け出てください。お庭に生えたときは、抜き取りたくなるかと思いますが、抜かずにはそのままにして、警察や保健所の指示にしたがいましょう。
ポピーとの違いもよく知っておくと、万が一お庭に入ったときにもすぐに確認できますよ。
GreenSnap編集部