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空き地などで見つけるスズメノエンドウは草として抜いた経験がある方も少なくはないでしょう。このページではスズメノエンドウについて解説しています。ぜひご参照ください
スズメノエンドウとはマメ科ソラマメ属の植物です。空き地や道端、田んぼに生え、生命力が強くよく繁殖することから、雑草として知られています。本州から沖縄のいたるところで自生します。
そもそもカラスノエンドウと呼ばれる同じマメ科の植物があり、このカラスノエンドウよりも小ぶりなことからスズメノエンドウという名前になりました。
カラスノエンドウの葉は12~14の小葉からなっていて、巻きひげがあります。葉はとても小さく1センチほど。スズメノエンドウの花の特徴
カラスノエンドウの花期は4月から6月です。花の色はほぼ白ですが、やや紫がかって見えます。花は5ミリ程度ととても小さいため、地味な花と言えるでしょう。
スズメノエンドウは食べることができる植物で、花、茎、葉を食用することができます。お浸しや炒め物がおすすめです。。お庭から摘んで食べるときは、よく洗ってください。
スズメノエンドウには効果効能もあります。ビタミンB1が豊富で、血行促進、胃もたれ改善、咳止め、利尿作用、消化促進、痰きり、整腸作用が期待できます。
スズメノエンドウを一度に大量に食べることはおすすめしません。
スズメノエンドウは、カスマグサ、カラスノエンドウに似ています。
カスマグサの葉は、小葉が4~6対ついていて、スズメノエンドウと比べて葉が少ないのが特徴です。花は1~3個ほどつけます。花期は4月から5月でスズメノエンドウと重なります。花の色は薄紫色で、大きさは5ミリほどととても小さいです。花の色に違いがありますので、花の見た目で区別してください。
カラスノエンドウは濃いピンク色をしているので、スズメノエンドウと花の見た目が大きく違います。ピンクの花がカラスノエンドウと覚えるとよいでしょう。花の大きさもカラスノエンドウの方が大きく、繁殖力もはカラスノエンドウのほうが強いです。
道端で見つけるとしたら、スズメノエンドウよりもカラスノエンドウのほうがよく見るでしょう。
スズメノエンドウは日当たりのよい場所を好みますので、明るい場所で育ててください。鉢植え、地植えどちらでも育てられます。
鉢植えで育てる場合は、土が乾いたら水やりをしてください。地植えの場合はとくに水やりは必要ありません。
やせ地でも育つ植物なので肥料は不要です。
スズメノエンドウの花言葉は、「手を繋いで歩こうよ」、「望みは大きい」です。
巻きひげがあり、絡みつくことが多いため、「手を繋いで歩こうよ」という花言葉になりました。
お庭や空き地などでよく見かけるスズメノエンドウは華奢な見た目でかわいらしいですよね。根がしっかりしているので、抜くのは大変かもしれませんが、お庭の手入れをした際は、ぜひ食用にしてみませんか。
体にもよい植物ですので、チャレンジしてみてくださいね。
GreenSnap編集部