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タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方|育てる土や水やりの頻度、必要な手入れは?

  • アジサイ科
  • アジサイ属

あまり耳にしたことがない、珍しいアジサイの仲間「タマアジサイ(玉紫陽花)」の育て方について解説します。タマアジサイの特徴や花の時期、育てる上での水やり、用土、手入れなどについてもふれているので、ぜひご参照ください。

タマアジサイ(玉紫陽花)とは?

タマアジサイとは、つぼみが丸くコロコロとしていて玉みたいなアジサイのことを指します。タマアジサイは、アジサイ科アジサイ属の植物で、高さは150cmほどです。

タマアジサイの生命力は強くで、育てやすい品種のアジサイといえます。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方:栽培する場所

タマアジサイの育てる場所は、神経質に気にする必要はなく、耐陰性があるので暗いところでも育てることが可能です。やや湿気のある場所を好みますが、じめじめしすぎるとうどんこ病など病気を発症する可能性がありますので、注意が必要です。

タマアジサイに直射日光がよく当たると、葉焼けする可能性があります。お昼までに日差しが当たる明るい場所で育てるとよいでしょう。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方:用土

タマアジサイの育て方で必要となる用土は、水はけ、水持ちのよいものです。市販の培養土で問題ありません。自作する場合は、赤玉土、腐葉土を7:3の割合で混ぜたものをご使用ください。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方:水やり

タマアジサイの水やりは、地植えも鉢植えもどちらも土が乾いたタイミングでたっぷりと与えます。水切れしやすいので、頻繁に土の様子をチェックしましょう。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方:肥料・追肥

タマアジサイの肥料は5月ごろと、3月に与えてください。5月は油かすを株元に、3月は有機肥料を与えると綺麗な花を咲かせますよ。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方:植え付け・植え替え

タマアジサイの植え付け時期は、1月から3月の冬が適しています。

タマアジサイ(玉紫陽花)の手入れ:花がら摘み・剪定

タマアジサイを育てる上で、忘れてはいけないのが手入れです。

タマアジサイの場合は、7月から9月に花がらつみをしてください。そうすることで、次の時期に美しい花を咲かせます。また、放置しておくとタマアジサイはどんどん成長しますので、適宜剪定をしてください。

タマアジサイ(玉紫陽花)の増やし方

タマアジサイの増やし方は、「挿し木」と「株分け」が一般的です。挿し木や株分けは3月から4月または6月に行います。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方:注意する害虫・病気

タマアジサイで注意する害虫・病気は、カイガラムシ、アブラムシ、オオミノガと、うどんこ病、斑点病、モザイク病です。

タマアジサイのつきやすい虫は、春から夏にかけて発生しやすい傾向にあります。適宜枝や葉の裏などをチェックをして虫がついていたらティッシュやテープなどで取り除きましょう。大量に発生した場合は、薬剤を散布してください。

病気は、湿気で発症しやすいですので、タマアジサイを育てる場合は、通気性に注意します。適宜剪定をして、風通しを良くしましょう。特に梅雨の時期はご注意ください。

タマアジサイ(玉紫陽花)の花

タマアジサイの花の外側には装飾花があります。ただし、多くのガクアジサイのように装飾花が大きくはならず、2~3cm程度の大きさです。装飾花は白い色をしています。

タマアジサイの開花時期は7月から8月で、玉のようなツボミが裂けるようにして開花します。ほかのアジサイと比べると開花がやや遅めとなっています。

タマアジサイ(玉紫陽花)の育て方を覚えよう

ツブツブとしたツボミが愛らしタマアジサイは人気があります。やや湿気のある場所を好む傾向がありますが、基本的には強い植物なので、場所はあまり選びません。育てやすい植物といえますので、初心者の方にもおすすめです。

ただし、湿気には気を付けて、葉が密集しすぎないように、適宜剪定をして健康に育つ環境を整えてあげましょう。

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タマアジサイ(玉紫陽花)の基本情報

ジャンル
草花
形態
つる植物
学名
Hydrangea involucrata
別名
原産地
東アジア

タマアジサイ(玉紫陽花)の性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
1月 、2月、3月
肥料
3月 、5月
開花
7月 、8月

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