トレニアの育て方|種まきや挿し芽の時期と方法は?

  • アゼトウガラシ科
  • トレニア属

初夏から秋にかけてスミレのように小さく可愛らしい花を咲かせるトレニア。耐陰性があり、育てやすいため初心者にもおすすめです。鉢植えにも向いていて室内でも楽しむことができるトレニアの育て方についてご紹介します。

トレニアの日当たり

トレニアは耐陰性があるため、多少は日陰にも耐え、明るい日陰で育てることも可能です。ただし、日当たりの良い場所で育てた方が花つきも良くなるため、真夏以外はしっかりと日光に当てましょう。

トレニアの置き場所

トレニアの置き場所は、4月から11月は風通しの良い場所に置き、真夏の暑い時期は直射日光を避けた日陰に移動させましょう。

また、地植えする場合は西日に当たると土が乾燥しやすいので、西日の当たらない所に植えます。

トレニアは乾燥に弱いので乾燥する場所は選ばないようにするのがおすすめです。ハンギングバスケットに植えるのも、株が蒸れにくくなるのでおすすめです。

トレニアの水やり

夏の水やり

トレニアは暑さに強い一方乾燥には弱いため、水切れを起こさないように気をつける必要があります。土の表面が乾いていたら、たっぷりと水をあげましょう。

特に夏は水をしっかりあげても水分が蒸発しやすいため、朝と夕方にしっかりと水やりをします。真夏に水切れを起こすと花が咲かなくなってしまうので、夏場の水やりは特に気をつけましょう。

どうしても水が切れてしまう場合は、半日陰に移動させてバランスを取りましょう。

冬の水やり

一年草タイプのトレニアは11月頃には寒さで枯れてしましますが、多年草タイプは冬越しも可能です。室内に取り込んで、過失になりすぎないよう適宜水をあげましょう。

トレニアの肥料・追肥

トレニアを育てるときは、ゆっくりと効く緩行性の粒状の肥料を、最初から土に混ぜ込んでおきます。

トレニアは初夏から秋まで休まずに次から次へと花を咲かせるため、開花中はとてもエネルギーを消費します。エネルギー切れしないように、2週間に1回程度の頻度で液体肥料で追肥を与えます。

トレニアの土

トレニアは水はけの良い土を好みます。

鉢植えの場合は、小粒の赤玉土と腐葉土を7対3の割合で混ぜた土を使用します。地植えの場合は、植える場所が水はけが悪いと感じたら、植え付けを行う前に最初から堆肥や腐葉土を土に混ぜ込んでおき、水はけの良い環境をつくってあげましょう。

また、市販の花と野菜の土や培養土を使っても肥料が入っていて便利です。

トレニアの植え替え・植え付け・種まき

植え替え

出回っているトレニアはほとんどが一年草のため、苗を植え付けてからは植え替えの必要がありません。

しかし、鉢植えで夏までに鉢が根でいっぱいになってしまったら鉢からトレニアを取り出し、土を落とさずにもうひとまわり大きな鉢に植え替えを行いましょう。

植え付け

園芸店などから苗を購入して自分で植え付ける場合、植え付けの時期は気温が十分に上がった5月以降が最適です。

トレニアの手入れ・摘芯

トレニアは花がしぼんだあとが少し見栄えが悪くなってしまうので、頻繁に花がら摘みをしてあげる必要があります。花がら摘みをしてあげることで次の花も咲きやすくなるため、こまめに取ってあげましょう。

また、葉の上に散らかってしまったものを取り除くだけでも、カビなどの病気の予防になります。そして、植え付けの2周間後くらいに摘心を行ってあげることで花数が多くなり、さらにキレイな形で楽しむことができます。

トレニアの増やし方(種まき・挿し芽)

トレニアは「種まき」と「挿し芽」で増やすことができます。

種まき

種まきをする際は4月下旬から5月頃が最適で、その後2周間程度で芽が出ます。トレニアの種はとても細かく小さいため、種同士が重ならないようにまんべんなくまきましょう。また、土を上からかぶせてしまうと発芽しにくいため種の上に土はかぶせません。

発芽したら、芽が混み合っているところは芽と芽の間の間隔が3センチ程度になるように間引きを行って、仮植えをしましょう。そして本葉が10枚程度になったらプランターや鉢に植え付けを行います。

種が細かく少々扱いずらいかもしれませんが、芽が出てからは成長が良いため安心して育てて大丈夫です。種まき後は、風の強い場所に置いていると種が飛んでしまう場合があるので、置き場所にも気をつけましょう。

挿し芽

挿し芽をする場合は地面を這って育つタイプのものがおすすめです。茎を10センチくらいの長さにカットして土に寝かせてあげましょう。芽が伸びてきたら脇芽を摘みます。こうすることで、トレニアがバランスよく元気に育ってくれます。

トレニアの育て方で注意すべき病気・害虫

トレニアは丈夫な品種なのであまり害虫はつきませんが、4月から11月頃になると新芽や蕾にアブラムシが付くことがあります。放っておくと、植物の栄養分をアブラムシに吸われてしまうので、見つけ次第駆除します。

トレニアの管理温度

トレニアは暑さにはそれほど弱くありませんが、耐寒性が弱く、冬になるとほとんどの品種は枯れてしまいます。

多年草タイプや這って成長するタイプの場合のみ冬を越すことが可能ですが、やはり寒さには弱いため室内で育てることをおすすめします。

トレニアの花

トレニアの花が開花する時期は、4月から11月です。花色は白やピンク、紫や青、黄色と豊富でトレニアだけでもカラフルに楽しむことができます。

真夏でも次から次へと、スミレのような小さく可愛らしい花をたくさんつけます。

トレニアの花言葉

トレニアの花言葉は「ひらめき」「可憐」「可憐な欲望」「温和」「愛嬌」です。

トレニアの名前の由来

トレニアの英名「Wishbone flower」は「鶏の胸の叉骨の花」という意味です。これは、トレニアの雌しべの先が2つに分かれていて、鶏の叉骨と似た形だったことから名付けられました。

また、和名であるナツスミレ(夏菫)は花の色や形が野生のスミレの花に似ていることからつけられました。

また、ハナウリクサ(花瓜草)は家の周りや田地などにはえる瓜草に似ていることから名づけられています。

トレニアの花を花壇に寄せ植えしよう!

今回は、トレニアという植物についてご紹介してきました。

花色も豊富で可愛らしい見た目が特徴のトレニアは、乾燥にさえ気をつければ日当たりにはほとんど気を使わなくても良い、初心者にも育てやすい品種です。

また、室内に取り込んで育てることもできるのでカラフルな花色に毎日を過ごすお部屋を彩って貰えるのではないでしょうか。

トレニアは基本的に冬前には枯れてしまいますが、比較的長く花をつけてくれます。是非、トレニアでガーデニングを楽しみましょう。

※トップ画像はPhoto by 花織さん@GreenSnap

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トレニアの基本情報

ジャンル
草花
形態
一年草
学名
Torenia
別名
原産地
アジア、アフリカ

トレニアの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
普通
耐陰性
あり

時期

種まき
4月 、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
植え付け・植え替え
4月 、5月、6月、7月、8月
肥料
4月 、5月、6月、7月、8月、9月、10月
開花
4月 、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
剪定
6月 、7月、8月

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