ドウダンツツジの画像

ドウダンツツジの育て方

  • ツツジ科
  • ドウダンツツジ属

ドウダンツツジの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Enkianthus perulatus

別名

原産地

日本(本州・四国・九州)、台湾

ドウダンツツジの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ドウダンツツジの育て方の画像

ドウダンツツジは本州以南や台湾にも自生している日本原産の、大きくなっても樹高が3mくらいまでしか伸びない低木の落葉樹です。

多少刈り込みすぎても枯れることがなく、葉が密に生えて緑が美しく、かわいらしい白いベル状の花も咲き、秋になると紅葉もするので、一年を通して見ごたえのある美しい樹木なので、庭木としても人気が高く、公園や道路脇にもよく植えられています。

春になるとドウダンツツジは新芽が芽吹くと同時に枝いっぱいに垂れ下がる白いベル状の花をたくさん咲かせ、10月頃、赤褐色の実をつけますが、実は花と違って上向きにつきます。

ドウダンツツジは暑さにも寒さにもとても強いので、暖地でも寒冷地でも庭木として育てることができます。

ドウダンツツジの育てる場所

ドウダンツツジは日本原産の植物なので、育てやすい樹木です。

ドウダンツツジを日当たりで育てると、花付きがよくなり、枝も密になってボリュームのある枝ぶりになり、紅葉の色つきがより美しくなります。

日陰で育てると花付きも枝ぶりも紅葉も十分には楽しめなくなるので、庭植えも鉢植えも、日当たりのいい屋外で育てましょう。

ドウダンツツジを鉢植えで育てる場合、夏は土が乾きすぎて弱ってしまうことがあるので、夏の間は西日の当たらない明るめの日陰で育てるようにしましょう。

夏、庭植えのドウダンツツジの土が乾きすぎるときは、株元に藁や腐葉土などを敷き詰めて乾燥を防ぎましょう。

ドウダンツツジの水やり

ドウダンツツジを鉢植えで育てる場合は、気温の高い5~9月は表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりをしますが、葉っぱのない時期は乾燥気味に管理します。

ドウダンツツジを庭植えで育てる場合は、根付いた後の水やりは基本的には自然の恵みだけで充分ですが、夏の乾燥が続くときは様子を見て朝や夕方などに水やりをしましょう。

ドウダンツツジは初夏~夏にかけて花芽ができるので、夏の間に水切れすると翌春の花付きが極端に悪くなってしまうので、夏の水切れには十分に注意してください。

肥料

ドウダンツツジの花つきをよくするために、2月に寒肥と、花後にお礼肥を与えるようにしましょう。

葉っぱばかりが茂ることがないように、窒素分は控えめの肥料を施肥します。

花後は緩効性化成肥料でかまいませんが、2月の寒肥はゆっくり地中で分解して効力を発揮する有機質の肥料を与えるのがおすすめです。

用土

ドウダンツツジは酸性寄りの土壌を好むので、庭植にする場合は庭土をそのまま使うことができます。

植穴を掘って、底に腐葉土や堆肥を入れて混ぜ込み、庭土を少し埋め戻した上に株をセッティングして、植え戻します。

有機質にとんだ土を好むので、庭土には腐葉土をブレンドしておくのもおすすめです。

鉢植えで育てる場合は、赤玉土や鹿沼土の小粒に腐葉土を半量ほどブレンドした土を使うか、普通の培養土に同量の赤玉土小粒をブレンドした土がおすすめです。

 

病害虫

ドウダンツツジにチャドクガなどは尽きませんが、風通しが悪いと、カイガラムシやハダニ、アブラムシなどが付くことがあります。

葉に水をかける「葉水」を行うと、病害虫の予防ができて葉っぱが生き生きとしてくるので、乾燥が続くときは葉の裏表に葉水をかけるようにしましょう。

カイガラムシが付いたときは、水をかけながらブラシでこすって取り除きます。

一度つくと何度も繰り返し発生するので、繰り返し取り除くようにします。

ハダニが付くと葉色がかすれたようになるので、ハダニが付いた葉を早めに取り除きます。

アブラムシは水をかけるとかなり取り除けますが、あらかじめオルトランなどを散布しておくか、ベニカXスプレーを散布して駆除します。

ドウダンツツジの植え付け・植え替え

ドウダンツツジの植え付け・植え替えの適期は、厳冬期を除いた葉っぱのない「落葉期」です。

庭植えにする場合は、植穴はしっかり深く大きく掘って、ドウダンツツジの株元部分が周りの地面よりも高くなるように盛り上げた状態で植えつけましょう。

鉢植えの場合は、2年ごとを目安に、古い土を1/3程度落とし、傷んだり伸びすぎている根を整理してから、一回り大きな鉢に根を広げるように置いて植え替えるようにしましょう。

植え付け後はたっぷりと水やりをし、ぐらつくようなら支え棒をつけましょう。

ドウダンツツジの増やし方

ドウダンツツジは挿し木で増やします。

花後に枝が伸びて葉が十分に茂ってきた6月ごろに、枝先の新しい枝を使って挿し木をしましょう。

下の方の葉を取り除いて、水でしっかり湿らせた苗床に挿し、翌春に植えつける時まで育てますが、2か月くらいで根が伸びてきます。

ドウダンツツジの手入れ

ドウダンツツジは夏に翌春の花芽が付くので、花芽を切ってしまうことがないように、花が終わったらすぐに剪定を行いましょう。

花後すぐの時は、大きく刈り込んでもダメージが少ないので、思い切った剪定ができます。

剪定をしたくないときは、剪定をしないでも構いませんが、間延びした枝や、枯れ枝、重なり枝や込み合った枝などは取り除いておきましょう。

生け垣などでドウダンツツジを形を決めて剪定する場合、花が終わったらすぐに全体を作りたい形にざっと刈り込ます。

樹高を低く抑える場合は、幹を短く切ってもかまいません。

その後、間延びした枝などが出てきたときだけ、その都度刈り込み、あまりにも樹形が乱れてしまったら落葉期にも刈り込みます。

ドウダンツツジの種類

ドウダンツツジの仲間は、日本を含む東アジアとヒマラヤに約10種類が自生していて、そのうち4種類が日本に自生しています。

ドウダンツツジの仲間は、変種が多く、花色もバリエーションが豊富ですが、どれも紅葉が美しいのが特徴です。

ヒロハドウダンツツジ

ヒロハドウダンツツジは、野生の日本固有のドウダンツツジで、通常栽培されているドウダンツツジに比べると葉っぱが大きめで、枝数が全体的に少な目になります。

現在も山地で見ることができます。

ヒロハドウダンツツジの中から、葉っぱが小さく枝が密になる優良株を選抜したものが、流通している「ドウダンツツジ」と考えられています。

サラサドウダンツツジ

サラサドウダンツツジは北海道・本州に自生していて、「フウリンツツジ」とも呼ばれています。

サラサドウダンツツジは、縁の方がピンク色に染まる花を咲かせるドウダンツツジの品種で、寒さに強い反面暑さに弱い性質を持っていて、暖地で栽培していると暑さで枯れることがあります。

サラサドウダンツツジの変種として、真っ赤な花を咲かせる「ベニサラサドウダンツツジ」、太平洋沿岸地域に分布していて葉が少し大きめで赤い花を咲かせる「カイナンサラサドウダンツツジ」、サラサドウダンツツジに似たしろいはなをさかせるものの暑さに弱い園芸品種の「シロバナフウリンツツジ」などがあります。

シロドウダンツツジ

シロドウダンツツジは、本州以南に自生していて、縁が細かく割けたようになっている白いベル状の花を咲かせます。

シロドウダンツツジの栽培品種として、花色が鮮やかな真っ赤になる「ベニドウダンツツジ」があります。

アブラドウダンツツジ

アブラドウダンツツジは、「アブラドウダン」とも、「アブラツツジ」とも呼ばれます。

アブラドウダンツツジは本州中部の山地に自生している、葉の表面が油を塗ったようにテカテカしているので「アブラドウダンツツジ」と名づけられました。

アブラドウダンツツジは初夏に緑がかった白いベル状の花をたくさん咲かせます。

栽培されていることがまれで、山地で見られることがおおいことから、「ヤマドウダン」とも呼ばれています。

ドウダンツツジの花言葉

ドウダンツツジの花言葉は「上品」「節制」です。

下を向いて清楚な白い花を咲かせる姿が、花言葉の由来になっています。

まとめ

ドウダンツツジは春に白いベル状の花を咲かせる日本原産の花木です。

秋の紅葉も美しい育てやすい落葉樹で、庭木や街路樹などとしても人気があります。

夏に花芽が付くので、夏の水切れには注意して、剪定をする場合は夏が来る前に、花が終わったらすぐに行いましょう。

※トップ画像はぱんださん@GreenSnap

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