サンザシの画像

サンザシの育て方

  • バラ科
  • サンザシ属

サンザシの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Crataegus cuneata

別名

原産地

中国

サンザシの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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サンザシの育て方の画像

中国原産のバラ科の落葉低木であるサンザシ。種類により、春には白やピンクのかわいい花が咲き、秋には紅葉も楽しめるのですが、赤い実は見るだけではなく、果樹酒やドライフルーツに使え、実用的な植物でもあります。また、この赤い実は漢方の生薬としても使われており、中国ではサンザシを原料にした菓子もあるのです。今回は、観賞用にもおすすめでき、実用性にも優れたサンザシの育て方をご紹介します。

サンザシの育てる場所

地植えにする場合は、水はけがよく、日当たりのよい場所を選びます。ただし、夏の強い日差しや西日が当たる場所は乾燥しやすいので、朝から日中にかけて日当たりのよい場所が適しています。

鉢植えで育てる場合、サンザシは寒さに強いので、一年中、戸外に置いても大丈夫です。夏は半日蔭、その他の季節は、西日が当たらない日当たりのよい場所を選びましょう。

サンザシの水やり

地植えの場合は、自然の降雨で十分です。基本的には水やりの必要はありません。ただし、暑く乾燥しやすい夏の間だけは、雨が降らず乾燥していたら、朝または夕方に水やりしてあげましょう。

鉢植えの場合は、春・秋は土の表面が乾いていたら水やりをし、夏は水切れしないようにたっぷり水やりをしてあげます。冬は控えめにしてください。

肥料

落葉期である2月~3月に、油かすと骨粉を混ぜた肥料または、緩効性の化成肥料を与えます。化成肥料を与える場合、窒素分が多すぎると枝葉ばかり伸び、花つきが悪くなることがありますので、リン酸やカリが多めの肥料を選びましょう。8月下旬にも同じ肥料を追肥として少量与えるとよいでしょう。

用土

水はけ、水もち、肥料もちがよい土が適しています。赤玉土・鹿沼土・腐葉土が配合されている市販の園芸用の土を使うと便利です。

病害虫

病気

うどんこ病:葉や茎、花首に白い粉状の菌が寄生する病気です。発育不良により、花が咲かない、実が育たないなどの恐れがあります。最悪の場合、枯れてしまうこともあるので注意が必要です。うどんこ病にかかった葉や実はすぐに取り除きましょう。

ごま色斑点病:葉に小さな斑点ができ、斑点の周りが赤茶色になります。目立つ斑点なので、すぐに葉を取り除きましょう。放っておくと、斑点の上にかさぶた上の黒点が発生し、やがて激しく落葉してしまいます。

害虫

アブラムシ、カイガラムシ、ケムシ、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)など、見つけたらすぐに捕殺してください。テッポウムシは、幹の内部に侵入し食い散らすため見つけにくいですが、木くずを頼りにテッポウムシの侵入した穴を見つけ、穴に針金などを入れて駆除します。

病気、害虫による被害を未然に防ぐには、園芸用の殺虫殺菌剤を使用することをおすすめします。

サンザシの植え付け・植え替え

植え付け・植え替え共に、10月~11月もしくは、2月下旬~3月頃に行います。植え付けは、根鉢のおよそ2倍の大きさ、深さの穴を掘り、腐葉土、堆肥を入れ、たっぷり水を与えましょう。ぐらぐらする場合は支柱を立てて支えます。

植え替えは、根の詰まり具合を確認し、1~2年に1回のペースで、一回り大きな鉢に植え替えてください。

サンザシの増やし方

種まき

秋(10月~11月頃)に熟した果実から果肉を取り除き、水洗いして種だけにします。乾燥した種は発芽率が下がるため、すぐに蒔きましょう。種まきした後も土が乾かないように気をつけてください。

接ぎ木

他の木を台木にして増やす接ぎ木は、少々難易度が上がりますが、サンザシは挿し木で増やすのが難しく、しかも八重咲きの品種は結実しません。そのため、接ぎ木で増やします。台木にはマルバカイドウやミツバカイドウの2~3年の苗を切り、接ぎ木します。2月下旬~3月頃に行いましょう。

サンザシの手入れ

サンザシのお手入れとして、定期的に剪定しましょう。

剪定

花芽が確認できる2月~3月頃がおすすめの時期です。花芽を残し、不要な枝を切りましょう。また、樹形を整え、風通しをよくするために、花が終わった頃にもう1度剪定し、落葉期に徒長枝や枯れ枝などを剪定しておきましょう。

サンザシの花言葉

「希望」「新しい光」:一年中で最も爽やかで希望が持てる月、5月に花を咲かせることが由来といわれています。

「ただ一つの愛」:サンザシには棘があり、その棘がガードとなり、一つの愛を守ってくれることから「ただ一つの愛」という花言葉が生まれたといわれています。

「慎重」:サンザシの鋭い棘に気をつけた方がよいことが由来といわれています。

サンザシの食べ方

サンザシの実を食べるには、まず収穫しなくてはいけません。サンザシの実は9~10月頃に収穫します。実が赤く色づいたら収穫しましょう。そのままでは酸味が強いので、果実酒、健康茶、ドリンク、ジャム、ドライフルーツなどにして食べたり、飲んだりします。

サンザシは、胃腸の働きをよくする生薬として漢方にも使われる程、健康に役立つ食材です。中国では、いろんな料理に入れたり、お菓子の材料としてもサンザシが使われています。

果実酒

収穫した実を天日干しして乾燥させ、果樹酒用の焼酎に氷砂糖と共に漬け込みましょう。1週間位漬け込めば飲めますが、漬け込む期間が長くなるにつれ深い味わいとなります。

健康茶

乾燥させたサンザシの実を砕いて、お茶としていただきます。

ドリンク

よく水洗いしたサンザシの実に水、砂糖を加えて煮込みます。15~20分程煮込んだ後、冷やせばサンザシドリンクの完成です。サイダーで割って飲んでもいいですね。

ジャム

サンザシの種とヘタを取り除き、水、多めの砂糖を加えて30分程弱火で煮詰めましょう。パンに塗るのはもちろん、プレーンヨーグルトにサンザシジャムを入れ、朝食にいかがですか?

ドライフルーツ

1~2週間程、天日干しします。よく乾燥したらOKです。ヨーグルトやパンケーキに入れてもいいですね。また、果実部分を粉砕して、砂糖、寒天と混ぜ合わせ、スティック状にして乾燥させれば、そのままでもおいしいドライフルーツのスティック菓子のできあがりです。

まとめ

今回はサンザシの育て方、増やし方や食べ方などをご紹介しました。サンザシは暑さ寒さにも強く、水やりもまめにしなくても大丈夫なので、初心者でも気軽にチャレンジできるでしょう。

春の花や秋の紅葉で目を楽しませてくれ、赤い実は健康にもよく、口、胃袋を楽しませてくれます。見ても、食べても楽しいサンザシを育ててみてはいかがですか?

※トップ画像はnonnnonnさん@GreenSnap

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