モッコウバラの画像

モッコウバラの育て方

  • バラ科
  • バラ属

モッコウバラの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Rosa banksiae

別名

原産地

アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカ

モッコウバラの性質

栽培難易度

やや難しい

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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モッコウバラの育て方の画像

モッコウバラは、中国南部原産のつる性常緑低木で刺のないバラの品種です。

花は2~3センチの淡黄色、もしくは白色で、芳香のあるものもあります。開花時期は4月~5月にかけて、小さい花が山盛りに咲き誇り、一気にお庭が華やかになりますよ。

刺がないので、小さなお子さんがいても安心してそだてられますし、害虫がつきやすいイメージのバラですが、比較的害虫にも強く、初心者にも育てやすい品種です。

植え付けて3年もすると、茎と葉の部分「シュート」がぐんぐん伸びて、5メートルほどになります。花が終わったら早めに剪定をし、シュートをまとめることがポイントになります。

常緑で垣根などにも人気のモッコウバラの育て方をご紹介します。

モッコウバラの育てる場所

モッコウバラは強くて育てやすいので、高温多湿、反日蔭でも育ちますが、日当たりのよい場所で育てるほうが、花付きがよくなります。

ただ、寒さに弱いので寒冷地での栽培は向きません。

地植えにする場合は、後ろにフェンスなど、モッコウバラのシュート(茎と花のあいだのつる)を誘引できるものを立て、場所を広くとります。

鉢植えにする場合は、株より二回り以上大きい鉢と水はけのよい土を用意します。

モッコウバラの水やり

基本的に乾いたらたっぷり、水をあげます。

地植えにした場合は、雨が普通に降っていれば、特に水やりをしなくても大丈夫なようです。

高温乾燥の続く真夏は早朝と夕方、日が暮れてから、たっぷりとあげたほうがよいでしょう。

鉢植えの場合は、鉢底穴から水が出てくるまで、たっぷりとあげます。メリハリをつけた水やりが植物を強く育てます。

肥料

モッコウバラは多肥を嫌います。肥料をやりすぎると、花付きが悪くなるといわれています。

花が終わった頃から9月頃まで、月に2回ほど油かすや固形肥料をやります。化成肥料、バラ用の肥料も適しています。

用土

水はけの良い土と保水力のバランスのとれた土が適しています。

地植えにする場合は、植え付けの2週間前に土を掘り起こし、堆肥、油かす、骨粉などを混ぜ込んで土をふかふかにしておきます。

鉢植えにする場合は、バラ用の培養土や、赤玉土小粒と腐葉土などがよいでしょう。

病害虫

モッコウバラは比較的虫がつきにくく、病気にも強いのですが、まれにアブラムシ、ハダニ、イラガの幼虫がつくことがあります。

風通しが悪くなると発生し、見つけにくくなり大量発生してしまうので、適度に剪定することをおすすめします。

最近はニームなどの植物オイルやお酢からできている忌避剤が売られていますので、害虫予防に散布しておくことでも害虫の発生を防ぐことができます。

モッコウバラの植え付け・植え替え

植え付けに適した時期は少し暖かくなってくる3月、夏を終え気温が落ち着く10月~11月です。

風通しがよく、日当たりのよい場所がよいでしょう。

地植えの場合は、植え付けの2週間前に土を掘り起こし、堆肥、油かす、鶏糞、骨粉などを土とよく混ぜ込んでおく。この肥料に根がつかないように土を10センチほどかぶせ、植え付ける。

後ろにフェンスやアーチなど、つるを誘引できるものを立て、広い場所で育ててやると元気に成長します。

鉢植えの場合は、株の2回り以上大きい鉢を用意し、バラ用の培養土や赤玉土小粒と培養土など、水はけと保水力のバランスがとれた土にします。

鉢植えのモッコウバラが大きくなり、根が下から出てきたら植え替えをしましょう。

植え替えの場合も、適した季節は10月~11月ですが、真夏と真冬意外を避ければそれほど時期にこだわることもありません。2まわりほど大きな鉢と、先の植え付けの時と同じ土を用意します。

根を傷つけないように気をつけ、根鉢(鉢底の根と土が固まったもの)も崩さずに植え替えます。根元に落ちた葉などは取り除いておくと成長がよくなります。通気性もよくなり、害虫予防にもなります。

モッコウバラの増やし方

モッコウバラは挿し木で増やせます。

花が咲き終わった後の枝を10~15センチほど切り、カッターで根本を斜めに切り落とします。1時間ほど水に浸し、ルートンなどの発根促進剤をまぶしつけます。しめらせた赤玉土やバーミキュライト、挿し木用の土を入れた容器に挿し木し、水分の蒸発を防ぐため葉は半分に切ります。

その後ビニール袋やラップで鉢を覆い、水をきらさないように気をつけながら、明るい日陰で発根するのを待ちます。30~50日で発根したのを確認したら、ビニールを外し水やりを控えます。

挿し木を成功させるポイントは、挿している部分が常に水に浸かっている状態をキープすること。根が出たら水を与えすぎないことです。

モッコウバラの剪定

モッコウバラの剪定時期は花が咲き終わったらすぐ~7月まで、と12~1月の2回です。

花が咲き終わったらする剪定は、花の咲いた枝を半分くらいに切り落とし、花がつかなかった枝は葉芽を残して2節目で切り落とします。

この時期のに剪定する理由は、モッコウバラの花芽は前年に伸びた枝に8~9月につくため、7月までが適しています。樹高が3メートル以内であれば、剪定は不要です。ただ、3年以上経つと古枝や乾燥した細枝が増えてくるので切り落とし、今まで花をつけていない若い枝、みずみずしい枝を残します。

横向きに誘引すると花付きがよくなるといわれているので、縦ではなく横に横に誘引します。鉢植えの場合は、支柱の周りをまくように仕立てます。

花が咲き終わるとシュートが勢いよく伸びてきます。

親株の成長がよく花数が十分にあるようなら、シュートは出てきたらすぐに根本から切り落とします。

花数が少ないようなら、シュートを誘引し花数を増やします。

数年経ち、花数が減ってきたり古枝が目立ってきた場合は、古枝を切りシュートを誘引して仕立て直します。

モッコウバラの剪定は花付きを良くしたり、つるの誘引やシュートが暴れるのを抑えたりするためには必要ですが、剪定をしなかったり、切る場所を間違えたからといって枯れることはないようです。

思い切って自分好みにすっきり剪定してみましょう。

モッコウバラの花言葉

モッコウバラの花ことばは「初恋」「純潔」「素朴な美」「あなたにふさわしい人」「幼い頃の幸せな時間」などです。

バラのなかでは素朴で原種に近いこと、つる性でアーチやフェンスなどに沿って育つことから、このような花ことばがつけられたのではないかと思います。

黄色の花の花ことばは意外とネガティブなものが多いので、花束などの贈り物に黄色の花を入れたい場合にはとてもよい花といえるでしょう。

まとめ

モッコウバラは育てやすく、お手入れも簡単なので初心者の方にもおすすめの園芸植物です。玄関先やお庭を華やかにしたい、常緑の植物で目隠しをしたい、手軽にバラの花を楽しみたい、といった方は育ててみてはいかがでしょうか。もこもこした可愛い花に癒され元気をもらえますよ。

※トップ画像は花さん@GreenSnap

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