センニチコウ(千日紅)の育て方|種や苗の植え方は?

  • ヒユ科
  • センニチコウ属

センニチコウはアフリカ原産の熱帯植物です。花数が減る日本の真夏に、きれいな原色の色を添えてくれる人気の花でもあります。そんなセンニチコウの育て方を見ていきましょう。

センニチコウ(千日紅)を育てる場所

センニチコウは暖かく乾燥した環境を好みます。そのため、日当たりのよい場所で育ててあげましょう。

センニチコウ(千日紅)の土

センニチコウが根腐れしないよう、通気性のよい土で育てましょう。

地植えの場合は、植え付ける前に堆肥や腐葉土をよく混ぜ込んでおきます。赤玉6:腐葉土3:川砂1の混合土、または市販の草花用培養土でもOKです。水はけを良くするため、レイズドベッドなどをつくって盛り土にするのも効果的です。

センニチコウ(千日紅)の水やり

センニチコウはとても乾燥に強いため、逆に水やりし過ぎると根腐れの原因にもなります。センニチコウは乾かし気味に育てるのがコツです。

センニチコウを鉢植えしている場合は、表面の土が乾いたら水やりしてください。地植えの場合は、真夏以外は水やりの必要はほとんどありません。

センニチコウ(千日紅)の肥料

センニチコウへの追肥として、5月から11月の間に月に一度、緩効肥料を施してください。

センニチコウ(千日紅)の種まき

センニチコウは気温が暖かくなる5月頃に、種を庭や植木鉢に直播きします。20℃を下回るような春先にまいても発芽しないので、種まきの時期に注意しましょう。

センニチコウ(千日紅)の植え付け・植え替え

植え付け

センニチコウの苗の植え付け時期は、5月から8月頃が適期です。

株元が傷つくと立枯病の原因にもなるので、ポット苗の根鉢はくずさず、浅めに植え付けます。草丈が長くなる品種や、浅植えでグラグラする場合は、支柱を立てましょう。

センニチコウを花壇などにほかの花といっしょに寄せ植えする場合は、草丈の高い順に植え付けると、風通しと日当たりを良く保てます。ただし、センニチコウは乾燥した環境が好きなので、水が好きな植物と混植しないよう気をつけましょう。

植え替え

また、冬越ししたセンニチコウは暖かくなる5月を待って植え替えましょう。古くなった土は軽く振るい落とし、新しい草花培養土で植え替えが必要です。

センニチコウ(千日紅)の育て方で注意すべき病気・害虫

センニチコウを深植えし過ぎたり、長期間にわたって加湿状態が続くと「立枯病」が発生することがあります。植え付けは浅く、支柱を立てて支え、乾かし気味に管理しましょう。

もしも生育中に立枯病が発生した場合、病原菌は土壌で繁殖するので株を抜いて処分し、殺菌剤を規定の濃度に希釈して散布します。

高温多湿の梅雨時は「ナメクジ」に注意が必要です。とくに小さい苗のうちはナメクジ被害はダメージが大きく深刻です。夜行性なので見つけにくいのですが、葉の裏に白く筋がついていたらナメクジが這った痕跡です。

見つけ次第、すぐに見つけて補殺しましょう。ばら撒きタイプの駆除剤を置いたり、コーヒー殻を撒いたりしても効果があるそうです。

また、高温乾燥が続くと「ハダニ」がつくことがあります。夏期に雨がしばらく降らない場合、水やりの時に葉裏に水をかけて予防しましょう。

センニチコウ(千日紅)の増やし方

センニチコウの仲間は、基本的に「種まき」で増やします。

発芽には比較的高温が必要なため、早まきしても発芽しない場合があります。そのため、気温が安定する5月以降が種まきの適期となります。ファイヤーワークスなどの品種は「挿し芽」で増やすことも可能です。

センニチコウ(千日紅)の花

センニチコウは開花時期の5〜11月までの長い間、花を楽しむことができます。

花を摘んでも摘んでも、脇芽から次々に出てきます。「千日紅(センニチコウ)」という和名は、百日咲き続ける「百日紅(サルスベリ)」よりも、さらに長く咲き続けることに由来します。

センニチコウの花は乾燥させて、ドライフラワーやリースにして長く楽しむことができます。

センニチコウ(千日紅)の花言葉

センニチコウの花言葉には、「不朽」「不滅」「色褪せぬ愛」「永遠の恋」などがあります。

センニチコウ(千日紅)の花を育ててみよう!

ちなみに、わたしたちが鑑賞している球体の部分は、実は花ではなく、色づいた「苞(ほう)」というのはご存知ですか。苞というのは花の基部にあり、蕾を包んでいた葉のことです。

日本の夏の暑さにも強いセンニチコウは、もともとお盆時期の仏花として伝わりました。切り花にして仏壇に飾っているのを見たことがある方も多いと思います。

最近ではセンニチコウのドライフラワーをリースにしたり、ポプリとして楽しんだりする方も増えています。ドライフラワーにしても尚且つ鮮やかな色を保つ、不思議な「苞」の美しさをぜひ鑑賞してみてくださいね。

※トップ画像はたかまさん@GreenSnap

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センニチコウの基本情報

ジャンル
草花
形態
一年草
学名
Gomphrena globosa
別名
原産地
熱帯地方

センニチコウの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
5月
植え付け・植え替え
5月 、6月、7月、8月
肥料
5月 、6月、7月、8月、9月、10月
開花
5月 、6月、7月、8月、9月、10月、11月
剪定
6月 、7月、8月、9月、10月

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