アンゲロニアの育て方|種まきの時期や切り戻しの方法は?

  • オオバコ科
  • アンゲロニア属

ゴマノハグサ(オオバコ)科のアンゲロニア属に分類されるアンゲロニアは、西インド諸島やメキシコ~ブラジルに30種類ほどが分布しています。暑さに強く夏の花壇向きの草花です。そんなアンゲロニアの育て方をご紹介します。

アンゲロニアの日当たり

アンゲロニアは日当たりが良い場所を好み、日本の真夏のような高温多湿の環境下でも元気に育ってくれます。

また、耐陰性も兼ね備えているので、日射しを数時間確保できる場所でも育てられます。しかし、乾燥を嫌う性質があるため、西日が当たる場所は極力避ける必要があります。

アンゲロニアの置き場所

アンゲロニアは、日当たりと風通しが良い場所がベストになります。

寒さはやや苦手なので、冬の霜には当てないように管理します。5℃以下の環境が長い期間続いてしまうと生育が止まってしまったり、最悪枯死するなどがあるので、寒い地域で育てる場合には、室内で日当たりの良い場所に移動してあげるようにします。

アンゲロニアの水やり

夏の水やり

アンゲロニアは南アメリカや中央アメリカの熱帯~亜熱帯地域が原産地のため、高温多湿の環境が好きです。そのため、夏の水やりは土の表面が乾いているなら、株の根元までしっかりと水分が行き届くように十分な水やりを行います。

特に真夏の暑さが何日も続くような時期には、朝と夕方に2回水を与えるようにする工夫などが必要となります。

冬の水やり

アンゲロニアは日本では、戸外での冬越しはかなり難しいため、一年草として扱われています。10月以降には殆ど枯れてしまうため、冬の水やりは基本的に不要です。

しかし、室内の10℃前後ある環境では冬越しができますので、やや湿り気のある土の状態を目安に、控えめに水やりをします。

アンゲロニアの肥料・追肥

アンゲロニアは気温が高くなる夏場の時期には、どんどん花が咲いて生長するため、肥料を欠かすことはできません。

4月中旬~6月初旬頃に植えつけを行うときには、緩効性化成肥料を適量元肥として施します。

植え付けを行ったあとは、数ヵ月に1回を目安に追肥として、同じ肥料を同じ分量だけ、株周りの土の表面にばら撒きます。もしくは、2週間に1回程度液体肥料を施します。

アンゲロニアの土

アンゲロニアを育てるときは、水持ちが良くかつ水はけも良い培養土を用いましょう。

配合の基本の割合としては、「赤玉土の中粒5:腐葉土3:ピートモス2」となります。これにより、水はけが良くかつ水持ちの良い土になります。

アンゲロニアの植え替え・植え付け・種まき

植え付け

植え付け時期は、暖かくなる5月~7月頃が最適です。

種まき

種まき時期は、4月下旬頃~6月頃に行うのが最適です。アンゲロニアの種を発芽させるためには、23℃前後の温度が必要となるため、早く蒔き過ぎるのは避け、必ず暖かくなってから種を蒔くようにします。

種まきは、ポットまきで行うのが基本となります。発芽するまでは水切れを起こさないよう、よくチェックしながら管理します。上手くいけば、だいたい約1週間前後で発芽してくれます。

発芽したあとはしばらく育苗して、その後で鉢などに定植するようにして下さい。

植え替え

植え替えは、霜の心配をしなくてよくなる、3月下旬~4月中旬頃に行うようにします。

アンゲロニアの手入れ・切り戻し

アンゲロニアの花が咲き終わったら、半分程度のの草丈になるように、わき芽の上の辺りで切り戻しを行いましょう。こうすることで、さらに多くの花をつけることができます。

アンゲロニアの増やし方(挿し木)

アンゲロニアの増やし方は「挿し木」にが一般的です。

真夏は避けて春~秋頃に行います。茎が丈夫で強いので、初心者でも結構簡単に挿し木することが可能です。

2節毎に茎をカットし、30分程度水に浸したあと、植物成長調整剤を切り口部分に薄く塗布します。そして、市販されている挿し木専用土に挿して明るい日陰に置き管理します。数週間ほどで芽が出てくるので、3号ポットに植え替えします。

アンゲロニアの育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

アンゲロニアの病気で良く知られているのは、「灰色かび病」と呼ばれるものです。これは、6月頃~7月頃と9月頃~10月頃に雨の日が続くと、発生しやすくなります。対策としては、風通しを良くする事で抑えることが可能です。

つきやすい虫

害虫については、ナメクジやアブラムシがつくことがあります。特に5月頃~10月頃の期間は、新芽が出てくる時期となりアブラムシが発生しやすくなります。

また、6月頃~7月頃の梅雨の時期には、ナメクジが多く発生します。夜間に行動する習性があるため、可能な限り夜にチェックし捕殺します。

アンゲロニアの管理温度

アンゲロニアは、日当たりの良い場所を好みますが西日は苦手な性質があります。そして耐暑性はありますが、耐寒性はあまりありません。熱帯~亜熱帯地域が原産です。こういったことを踏まえて、日当たりが良く、やや湿り気もある場所で管理します。

気温が10℃を下回る場所は避けるようにします。戸外で鉢植えで育てている場合には、冬場は室内に移動させましょう。

また、花が咲き終わったら、葉の付け根のわき芽が付いている場所で切り戻しをします。そうするとわき芽が出てきてまた花を楽しむことができます。

アンゲロニアの花言葉

アンゲロニア の花言葉は「過去の恋人」、「拒否」などがあります。

アンゲロニアの花を寄せ植えしよう

今回はアンゲロニアの育て方について解説してみました。

初心者でも比較的扱いやすく育てやすいためおすすめします。本来は多年草なのですが、日本では越冬させるのがかなり難しいため、基本的には一年草として育てることになります。特に地植えでの冬越しは殆ど不可能だと思って下さい。

しかし鉢植えで育てる場合には、冬場に室内に移動させて管理ができるので、冬越しさせる事は可能となります。

アンゲロニアはたくさんの花を穂状に咲かせるため、色々な花色と一緒に育ててみると、とても華やかな花壇や寄せ植えにすることもできます。

耐陰性もあるので日当たりの良い場所以外にも、明るい日陰でも元気に育ってくれます。暑さには強いですが、西日などの強い日差しや乾燥には弱いので、その点だけは注意してあげるようにすると長い期間に渡ってお花を楽しむことができます。

※トップ画像はPhoto by はーちゃんさん@GreenSnap

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アンゲロニアの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
Angelonia
別名
原産地
中南米

アンゲロニアの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
5月 、6月
植え付け・植え替え
5月 、6月、7月
肥料
6月 、7月、8月、9月、10月
開花
6月 、7月、8月、9月、10月
剪定
7月 、8月

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