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エニシダの育て方|剪定は必要?冬、庭でも冬は越せる?

  • マメ科
  • エニシダ属
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細長い枝に蝶形の黄色い花をめいっぱい咲かせるエニシダは、庭を華やかにしてくれる花木です。肥料をそれほど必要とせず、やせた土壌でもよく育つので、初心者でも育てやすいといえます。そんなエニシダの育て方を詳しく見ていきましょう。

エニシダを育てる場所

エニシダは、日がよく当たる場所で育てるのが適しています。日当たりが悪いと、花芽が落ちてしまい、花が咲かなくなります。

また、強風が当たらない場所であることも大切です。枝が細長いうえ、株が大きくなると下に垂れてくるので、強風に煽られて倒れてしまうことがあります。

地植えする場合は、ある程度広いスペースが必要です。エニシダは枝を横に広げて伸びていく性質があることから、狭い場所に植えると剪定の手間がかかってしまいます。

寒さには強く−5度程度まであれば耐えられるので、温暖地であれば越冬できます。

エニシダの水やり

地植えの場合は、根づいてからは水やりの必要はなく、基本的には自然に降る雨だけで問題ありません。ただし、雨が何日も降らないときや夏場など、土が乾燥しているときは水を与えてください。

鉢植えで育てる場合は、土の表面が白っぽくなり乾いていたら水やりをします。エニシダの原産地である地中海沿岸地域は乾燥ぎみの気候なので、少し土が乾燥している程度でもよく育ちます。多湿を嫌うので水のやりすぎに気をつけましょう。

エニシダの肥料

春からの活動期に備えるために、寒肥として2月頃に有機質肥料を与えます。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性肥料を置き肥します。多くの肥料を与えなくても十分育つので、少量を施肥すれば大丈夫です。

なお、エニシダをはじめとしたマメ科の植物は、土中の根粒菌と共生し、根にこぶのような根粒を作ります。その根粒は、空気中の窒素を取り込んで窒素肥料に変える性質を持っているので、肥料は窒素の配合割合が少なめのものが適しています。

エニシダの土

赤玉土小粒と腐葉土、パーライトを6:3:1の割合で混ぜ合わせた配合土など、水はけのよい用土が適しています。水はけが悪いと根にダメージを与えてしまうからです。

また、他の植物を栽培するために市販の培養土を持っている場合などは、パーライトを2割程度混ぜ込んで使うことも可能です。

エニシダの育て方で注意すべき病気・害虫

特に目立つ病気や害虫はありませんが、コガネムシやアブラムシがつくことがあります。

コガネムシ

コガネムシは葉や花を食害し、生育に悪影響を与えます。また、美観も損なわれるので、見つけたら次第駆除しましょう。株がぐらついて不安定になっているときは、土中に幼虫が潜んでいることがあります。幼虫は根を食害するので、株全体を弱らせてしまいます。土地を掘り返して幼虫がいたら、取り除いて退治しましょう。

アブラムシ

アブラムシは葉や枝、花に寄生して吸汁し生育を妨げる害虫です。また、ウイルス性の病気や、カビが原因で起こる「すす病」などを引き起こすこともあります。

アブラムシの排泄物を好んでアリが寄ってくるので、幹や枝にアリが多くいる場合は、アブラムシもいる可能性があります。集団で発生するので、薬剤を散布して退治しましょう。

エニシダの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えは3月〜4月、もしくは10月〜11月が適期です。根鉢の2〜3倍程度の大きさの穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土をよく混ぜ合わせておきます。そして根鉢を崩さずに苗木を穴の中央に置き、土を埋め戻します。

鉢植え

鉢植えで育てる場合は2年に1回、1回り大きな鉢へ植え替えが必要です。植え替えをすることで、根づまりを防げます。また、水やりとともに土中の有用バクテリアは、鉢底から流れ出てしまうので、土を入れ替えると栄養豊富な土に蘇らせることができます。

地植え

地植えの場合は、植え替えはできません。根が粗いので移植すると根づかないからです。よって、場所をしっかりと選定してから、植える必要があります。

エニシダの増やし方

エニシダの増やし方には、挿し木や種まきといった方法があります。

挿し木

エニシダの挿し木は3月〜4月、もしくは梅雨の時期に行うと発根率が高まります。根がつきやすいので比較的簡単です。春に行う場合は前年に伸びた枝を、梅雨時期に行う場合はその年に伸びた新梢を10cm程度、切り口が斜めになるようにカットして、挿し穂とします。挿し木の具体的なやり方は、以下のとおりです。

  1. 挿し穂の切り口付近の葉を取り除く
  2. 切り口を水につけて水揚げをする
  3. 赤玉土をを入れたポットに挿した後、水を与える
  4. 直射日光の当たらない明るい場所で管理する
  5. 発根したら、根鉢を崩さないようにして鉢に植え替える

種まき

エニシダの種まきは3月〜4月が適期です。花後にできた実が黒く熟したら、中から種を取り出して保管しておき、翌年の春に種まきをします。発芽するまでは水切れに気をつけ、半日陰で管理していきます。

エニシダの剪定

前年の枝に花がつくので、剪定は開花直後に行いましょう。茂りすぎている枝や長い枝を、枝の分かれ目から切り落としすっきりさせます。不要な枝を間引くことで、風通しや日当たりがよくなるほか、樹冠が小さくなるので倒木の予防にもなります。

エニシダの手入れ

翌年に種まきをする予定がない場合は、花が咲き終わったら花がらを摘みましょう。そのままにしていると、実をつけるために栄養を取られてしまうからです。

また、花がら摘みには、病気を予防する効果もあります。しおれた花は腐ってカビが生えたりすると、病気を招くことがあるからです。株を健全に保っていくためには、花後の手入れも大切です。

エニシダの花言葉

エニシダの花言葉は、「謙虚」「上品」「きれい好き」などがあります。

エニシダを鉢植えで育ててみよう!

土質を選ばずよく育ち、病害虫の心配も少ないエニシダは、初心者におすすめの花木です。庭やインテリアを華やかにしてくれるエニシダを、ぜひ育ててみてください。

※トップ画像はemptyさん@GreenSnap

エニシダの基本情報

ジャンル
庭木・花木
形態
低木
学名
別名
原産地
ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジア

エニシダの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
剪定
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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