アスチルベの画像

アスチルベの育て方

  • ユキノシタ科
  • アスチルベ属

アスチルベの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Astilbe × arendsii

別名

アワモリショウマ,チダケサシ

原産地

東アジア、アメリカ

アスチルベの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

普通

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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開花

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アスチルベの育て方の画像

アスチルベは白色や黄色の花をつける園芸植物です。外国産の花とも思われがちですが、実は日本や中国で自生していた植物が元です。アスチルベはかなり丈夫であり育てやすいですし、半日陰でも育つのも利点です。

アスチルベは魅力もかなり多いですが、ジメジメした日本の気候にも適していることもポイントです。寒さにもある程度強く寒い地域でも育てやすくなっています。

ここではそんなアスチルベの育て方を一から紹介しました。花言葉などについても解説してあるのでアスチルベに興味がある人は読んでみてください。

アスチルベの育てる場所

アスチルベは日当たりの良い場所化半日陰で育てます。日差しが強いところはあまり適しません。寒さにはある程度強い植物であり、冬場の処置もあまり必要ありません。逆に冬場にしっかり日に当てないと成長が悪くなります。

暑い場所で育てる場合

アスチルベは寒さには強い反面、暑さや乾燥には弱いです。暑さで枯れなくとも花色が鈍くなったりすることがあります。このため、夏場の暑さが酷い場合には室内に取り込むなどすると良いでしょう。

アスチルベの水やり

アスチルベは乾燥が苦手です。土の表面が乾いたらしっかり水を与えましょう。乾燥しているよりも湿り気がある表土のほうが良いです。逆に水切れさせると蕾が枯れることもあります。

肥料

春に緩効性肥料を与えます。

用土

赤玉土と腐葉土を混ぜ込んだ土を用いましょう。庭植えする場合には乾きやすいところよりも湿りやすい土壌のほうが良いです。

乾燥を嫌うこともあり、日差しが強い場所で育てる際には腐葉土などで表土を覆うこともおすすめです。

病害虫

アブラムシ

春に発生しやすいのがアブラムシです。春に植えてアブラムシの被害にあって全滅することもあります。アブラムシが発生したら薬剤を撒いて対処します。

イモムシ

イモムシが発生して葉などが食害されることがあります。

黒班病

黒班病になると黒い斑点が葉などに生じます。梅雨などの多湿な環境で発生しやすいです。こちらも専用の薬剤を撒いておきます。

白絹病

白い絹のようなものが付着する病気です。こちらの病気も梅雨に発生しやすいです。

灰色かび病

上記2つの病気と同様に梅雨に発生しやすいです。

アスチルベの植え付け・植え替え


アスチルベは2月から3月にかけて植え付けます。晩秋に植えることも可能です。その後は肥料やりをして5月から9月ごろまで開花を楽しむこととなります。

植え替え

アスチルベを3年程度育てると鉢がかなり混み合ってきます。このまま放って置くと根詰まりを引き起こしたり花つきが悪くなりかねません。鉢が混み合う前に植え替えしておきましょう。

植え替えは3月頃がおすすめです。もしくは秋に行うこともできます。

花が咲かない場合

もしも花が咲かない場合にはいろいろな原因が考えられます。例えば、種まきした年には株が小さいために花がつかないことがあります。この場合には翌年には何事もなかったかのように咲くことも。ほかに花つきが良くないならば冬の寒さにしっかりと当てましょう。寒さにしっかり当てることによって花もつきやすくなります。

うっかり「寒さに当てると枯れるかも」と室内に取り込むのはおすすめできません。室内は乾燥しがちでアスチルベにも良くないです。アスチルベは冬になると枯れることから心配になりますが、冬に枯れるのは正常なので心配いりません。

アスチルベの増やし方

アスチルベは株分けで増やすと良いでしょう。植え替えに合わせて株分けすれば簡単です。

アスチルベの手入れ

アスチルベは丈夫なこともあり通常時は水やりくらいで手入れは大丈夫です。また、庭植えの場合には降雨に水やりも任せられます。

花が枯れたら花茎ごと切り落とします。こうすることで株に栄養を残す事が可能です。また、冬になったら株をばっさりと切り落としてください。株を切り落とすのを躊躇する人もいますが、冬になれば地上部はいずれにしても枯れ落ちてしまいます。新芽は地中に埋まっているので問題はありません。

アスチルベの種類・品種

アスチルベは人気が高い園芸植物です。品種もかなり多様になっています。いろいろなアスチルベが手に入るようになっていますが、これには近年のガーデニングブームも貢献しています。ここではそんなアスチルベのおすすめ品種を幾つか紹介します。

アレンジー系

最もポピュラーなのがこのアレンジー系の品種です。アレンジー系の品種はドイツのゲオルグアレンズ氏によって開発されました。通常ホームセンターなどで見かけるアスチルベはアレンジー系です。もしも珍しい品種が欲しい場合には通販などで買い求めると良いでしょう。アレンジー系のアスチルベは種類も豊富であり、育てやすいことも利点。花色も実に幅広いです。

カプチーノ

カプチーノは白色の花をつけます。花は最初のうちは黄緑ですが、次第に白くなるのが特徴です。カプチーノコーヒーに似たような色合いになります。

カラーライムフラッシュ

黄色の花をつける品種です。他の品種に比べると小さいです。また、かなり珍しいこともあり園芸店でも苗が見つからないかもしれません。園芸店にない場合には通販などで手に入れましょう。

チョコレートショーグン

花名と裏腹にピンク色の花を咲かせる花です。花色は黒色でこれが花名の由来になっています。

花色だけでなく葉の色もチェックする

アスチルベを選ぶ際には花の色や育て方だけでなく葉の色も確かめておいてください。葉の色は品種によってかなり変わります。また、時期によって緑になったり赤紫になったりするといったように変化します。アスチルベは葉の存在感がかなりある花なのでこうしたことに気をつける事が大事です。

ガーデンのシェードなどとしてもアスチルベは向いています。アスチルベは葉も大きいですし、葉の色合いも季節毎に楽しめます。もしもこの用途で用いたい場合には葉が大きめの品種を選ぶと良いでしょう。

アスチルベの原種

アスチルベは日本や中国に自生していたアワモリショウマやチダケサシなどをヨーロッパで品種改良したものです。例えば、紹介したアレンジー系と呼ばれる品種は日本のアワモリショウマや中国のオオチダケサシを掛け合わせた品種です。なんとなくアスチルベは和の雰囲気がありますが、アスチルベは日本原産なのでそれも当然です。

アスチルベの花言葉

アスチルベの花言葉として「控え目」「繊細さ」「恋の訪れ」「自由」などがあります。「控え目」や「繊細さ」という花言葉は厳かに花が咲く姿に由来しています。

アスチルベの由来

アスチルベは「輝きがない」という意味があります。アスチルベの花を見ると以外に思えるかもしれません。日陰で咲く花であることもこの由来に関係しています。また、和名ではアワモリソウ(泡盛草)などの名前もあります。

まとめ

アスチルベは初心者向きの園芸植物の一つです。アスチルベは葉が印象的なのでガーデンのシェードなどとして利用してみるのも良いでしょう。寒さにも強いこともあり、「寒さに強い花を育てたい」という場合にもおすすめです。ぜひともこの記事を参考にして自分だけのアスチルベを育ててみてください。

※トップ画像はLucas(ルーカス)さん@GreenSnap

GreenSnap編集部

GreenSnap編集部

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