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エビネの育て方|植え替えの時期や肥料の与え方は?

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エビネはランの一種で地下茎がエビのように見えることからエビネ(海老根)と名づけられました。エビネは、風通しがよく、直射日光でない日当たりがいい場所なら、比較的どこでも育つ花です。地植えでも鉢植えでも環境が整えば育ちやすく、次々と花を咲かせて増えてきます。

そんなエビネの育て方を解説します。

エビネを育てる場所

エビネは日が当たりすぎると、日焼けを起こし枯れることがあるので注意が必要です。種類によっても異なりますが、極寒には弱く、湿度が高い気候を嫌います。

また、エビネの花が咲いている時期に強い日差しが同じ方向からいつも当たると、その方向へ曲がってしまいます。エビネを鉢植えしている場合は、曲がらないようにするため、鉢の方向を変えましょう。直射日光でなく、柔らかい日差しが適しています。

エビネの水やり

エビネは乾燥すると枯れてしまうといっていいほど、水を好みます。そのため、2〜3日に1度は、水をたっぷりと与えましょう。

特に夏の乾燥する時期は、毎日水やりを欠かさないようにします。鉢植えならミズゴケを置いて乾燥を防ぐ方法もあります。水をやる時間帯は、温かい午前中か夕方の温度の下がる時間が適しています。

水が少ないと花芽が大きくならないので、表土が乾く前にたっぷり水やりをしましょう。ただ、水が多すぎても根腐れを起こす可能性があります。冬の水やりは1週間に1度ほどでかまいません。

エビネの肥料

エビネへは、5~6月・9月~10月に液体肥料を薄めたものを与えます。根が強い肥料だと弱るため、倍に薄めて施肥することが適しています。

夏の暑い時期や冬場の休眠中は施肥する必要はありません。じっくりと効いてくる緩効性肥料を置き肥してもかまいません。置き肥をするときは、新芽の側と反対側に置きます。

エビネの用土

エビネを育てるときは、水はけのよい日向土や赤ボラといった火山灰土が適しています。

小粒のボラ土(日向土や赤ボラ)4割、赤玉土4割、腐葉土2割で混ぜて使います。ボラ土はやや硬目のバラバラになりにくい土です。腐葉土の代わりにバークチップを混ぜてもいいでしょう。

エビネの植え付け

エビネの花が終わった5月ごろか、9月中旬以降10月上旬まで、または花がつく前の3月に植え付けます。庭土には用土を混ぜておきましょう。植え付けは、風通しが良く、明るい日差しがさす場所ならどこでも構いません。株を崩さないように浅く植えます。

鉢植えの場合は、底石を敷いて用土を3分の1ほど入れます。株の根についた土を落し、水に浸して土を洗います。悪い根をカットし、株が半分ほど見えるように浅く植えます。

エビネの植え替え

株が大きくなり、根が鉢に一杯になったら、新芽が伸びにくくなるため植え替えをします。

エビネはバルブが横へできます。次々とバルブができて鉢にいっぱいになると新芽が成長しなくなるため、鉢植えの場合は1~2年に1回ほど、地植えの場合は4~5年に1度ほど植え替えするといいでしょう。

エビネの増やし方

エビネの増やし方には、「株分け」と「バッグバルブふかし」があります。

株分け

株分けは、葉の付いたバルブと横についてる古いバルブを2個ほどつけた状態でカットします。それを植え付けます。

バッグバルブふかし

バッグバルブふかしは、まず葉の付いていないバルブを2、3個ほどカットします。切り口にウイルスがつかないように殺菌剤をつけてから、ミズゴケに半分ほど埋めておくと、4~6か月ほどで芽が出て、苗に成長します。

エビネの夏越し・冬越し

夏越し

地植えなら、直射日光が当たる場所は避けて穏やかな日差しで柔らかい風が通る場所だと、夏を過ごすことができます。夏用の寒冷紗で強い日差しを避けるという方法もあります。

鉢植えなら、直射日光あたる戸外から窓際の穏やかな日差しが当たる場所に移動します。適度な涼しさがエビネの生育を妨げません。

冬越し

エビネは冬の霜に当たると黒くなるため、霜に当たらないような工夫が必要です。寒さが厳しい地方では冬越しは難しいですが、寒さが緩い地方では霜よけなどをすれば冬越しが可能です。鉢植えの場合は、霜に当たらないような場所に移動しましょう。

エビネの手入れ

エビネの花が終わったら、花茎をねじるようにひっぱってはながらを摘み取ります。6〜7月に葉が成長したあとは、根元にはかまができます。その部分が黄色や茶色に変色していたら切り取ります。

エビネの育て方のポイント

エビネは品種が200以上もあり、同じ品種でも少しずつ違います。うまく育てるために次のポイントを抑えておきましょう。

・育てる場所は、風通しがいい半日陰が適している
・乾燥に弱く、水やりは表土が乾く少し前にたっぷりと与える
・寒さ暑さに弱く、冬は霜よけ、夏場は直射日光をよける工夫が必要
・用土は火山灰のボラ土と腐葉土を混ぜたものを使う
・肥料は控えめで液肥は倍に薄めて、置き肥は新芽と反対側に置く
・植え付けや植え替えは開花時と夏、冬は避ける

エビネの育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

虫についたウイルスが感染して株まで弱ることがあります。一度感染すると治ることがないため、株を処分する必要があります。

ウイルス性の病気にかかると、葉や芽がまだらの模様になるので見分けがつきます。害虫を早めに駆除したり、ハサミなどを殺菌して使って予防しましょう。

つきやすい害虫

アブラムシやナメクジ、ハダニなどがいます。アブラムシやハダニは、ウイルスを運ぶ可能性があるのですぐに駆除しましょう。アブラムシは茎や花にびっしりとつくことがあります。ナメクジは夜間に動いて、葉や花を食べるので早めに駆除しましょう。

エビネの花

エビネの花は4〜5月に咲き、1本の花茎には10~20くらいの花がたくさんつきます。

エビネを鉢植えや地植えで育ててみよう!

エビネはカラーバリエーションや種類が多く、地植えや鉢植えにしやすい花です。環境さえ整えてやれば、良く育ち、手入れをきちっとすれば毎年可愛い花が咲きます。鑑賞用としても適しているので、鉢植えや庭植えにして楽しみませんか。

※トップ画像は織家さん@GreenSnap

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エビネの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
別名
春咲きエビネ,ジエビネ,エビネラン,ハックリ,カマガミソウ,スズフリソウ,他偸草
原産地
日本、朝鮮半島南部、中国東部から南部

エビネの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
普通
耐暑性
普通
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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