イチイの画像

イチイの育て方

  • イチイ科
  • イチイ属

イチイの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Taxus

別名

原産地

マレーシア西部,メキシコ

イチイの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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イチイの育て方の画像

イチイ(一位、櫟)はイチイ科イチイ属の種名であり、イチイ属の植物の総称でもあります。学名のTaxus(タクスス)はギリシャ語で弓の意味を持つtaxosに由来しています。別名はアララギですが、北海道や東北地方ではオンコという呼び名の方がなじみがあります。北海道では榊(サカキ)の代わりにイチイが使われることもあります。

イチイは耐寒性と耐暑性に強く、ロシア沿岸地方と朝鮮半島のほか、日本国内では千島列島と北海道、本州、四国、九州に分布しています。

イチイは長さ1~2cmほどの細長い葉が葉茎の両側に並ぶ常緑針葉高木です。大きいものでは樹高20mにもなりますが、コンパクトに育てる盆栽用としても人気です。4月頃の開花期にとても小さな花がまとまって咲き、雌花に受粉すると赤い実をつけます。イチイは雌雄異株ですが、1本の木に雌花と雄花が咲く雌雄同株の種もわずかに存在します。

イチイの育てる場所

イチイは日なたでも育ちますが、強い日差しが当たらない半日陰か明るい日陰を好みます。日陰でも育ちます。耐寒性と耐暑性のどちらにも強く、暖地や温暖地の山岳地帯や、冷涼地(寒地・寒冷地)の低地にも自生しています。

イチイの水やり

地植えしたイチイへの水やりは、植え付け時以外は必要ありません。乾燥を嫌うのでや真夏の日照りが続くときは水やりをします。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

地植えしたイチイへの肥料は、植え付け時の元肥以外は必要ありません。鉢植えの場合は植え付け時の元肥のほか、3月頃に化成肥料を施します。

用土

イチイは特に土質を選びませんが、どちらかと言えばやや重めの肥沃な土が適しています。植え付け時には腐葉土を混ぜ込んでおきましょう。

病害虫

イチイへの病害虫の被害はほとんどみられませんが、風通しが悪いとアブラムシやカイガラムシがつくことがあります。これらの害虫の排泄物は「すす病」の原因になるので、発見後は早期に駆除してください。殻が硬い種類のカイガラムシは薬剤が効かない場合があるので、割りばしなどでそぎ落とすなどし、物理的に駆除します。

イチイの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えの適期は3月下旬~10月ですが、梅雨けの暑さが厳しい時期(7月中旬~8月頃)は避けてください。イチイは肥沃な土を好むので、植え付ける土はに腐葉土を混ぜ込み、元肥として有機肥料や緩効性化成肥料を入れて植え付けてください。

地植えのイチイを移植する場合は根を慎重に扱うよう注意しましょう。鉢植えの場合、根詰まりを起こすようなら植え替えをしてください。

イチイの増やし方

種まき、さし木のほか、雌木は接ぎ木で増やします。

種まき:適期は3月です。9~10月頃に実を採取し、果肉などを洗い流して種を取ります。乾燥させないように保存しておき春にまきます。種まきしたイチイはすぐに発芽しない場合もあるので、あまりおすすめはできません。発芽しても2~3年は生長がゆっくりなので、あせらず見守りましょう。

さし木:適期は3~4月です。前の年に伸びた枝を15cmほど切り、下半分の葉を取り除きます。切り口を1~2時間ほど水に浸け、さし木用の土にさします。根が出るまで土が乾かないよう注意してください。

接ぎ木:適期は3~4月と7月です。実を採取するために雌木が必要な場合は接ぎ木で増やしてください。

イチイの手入れ

剪定は年2回ほど行いましょう。7月は新枝が落ち着く7月と、新芽が出る前の10~3月が適期です。実を採取したい場合はあまり刈り込み過ぎないようにしてください。

まとめ

イチイの育て方や増やし方について紹介しました。イチイには「高尚」のほか、「悲哀」「残念」「慰め」などの花言葉があります。「高尚」は高尚な人物が持つ「シャク」の材料であることに由来し、「悲哀」「残念」「慰め」は西洋の墓地に植えられることに由来します。榊の代わりに神前で使われることもあるイチイは神聖なものとして扱われる樹木です。

※トップ画像は楓さん@GreenSnap

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