イヌマキの画像

イヌマキの育て方

  • マキ科
  • マキ属

イヌマキの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Podocarpus macrophyllus

別名

犬槇

原産地

日本,中国,台湾

イヌマキの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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イヌマキの育て方の画像

イヌマキ(犬槇)はマキ科マキ属の常緑性針葉高木です。刈り込みに強いことから、樹形を整えて観賞する庭木として利用されるほか、生け垣や防風林、街路樹としても植栽されます。また、コンパクトに仕立てる盆栽にも使われるなど、幅広い用途にマッチする樹木です。

樹高は2~5mほどのものから、最終的には20mほどにもなる高木で、雌木と雄木がある雌雄異株です。5~6月に開花期を迎えますが、花はとても小さく観賞向きではありません。

イヌマキの原産地日本と中国、台湾です。国内での分布地は南東北から沖縄までであり、冷涼地での栽培には不向きです。日陰や潮風、大気汚染にも強く、初心者でも育てやすい樹木です。

イヌマキの育てる場所

水はけの良い場所で育てます。日陰でも育ちますが、日当たりが良い場所の方がよく育ちます。耐暑性は強いのですが、耐寒性は弱めなので、冬に氷点下になるような環境での栽培には適していません。盆栽などの、鉢植えで栽培する場合は室内で冬越しをさせましょう。

イヌマキの水やり

鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えにした場合の水やりは、植え付け時以外ほとんど必要ありません。真夏に酷暑が続き、土がカラカラになるようなら夕方以降に水やりをしてください。

肥料

イヌマキに肥料を与える適期は2月です。2月は寒肥として有機質肥料を株の周囲に浅くすき込みます。植え付け時や植え替え時には元肥として有機質肥料か緩効性化成肥料を土に混ぜておきましょう。

用土

イヌマキはそれほど土壌を選びませんが、水はけの良い土が適しています。有機質を含んだ土なら新芽がよくつくので、用土にはあらかじめ元肥を混ぜ込み耕しておきましょう。

病害虫

イヌマキにはアブラムシやカイガラムシなどの害虫がつく場合があります。これらの害虫はすす病の原因にもなるので注意が必要です。

アブラムシ:風通しの悪い環境で発生します。株間が狭いと風通しが悪くなるので、予防のためにも他の植物との間隔をあけて植え付けましょう。アブラムシは新芽や葉裏などに寄生し、汁液を吸って株を弱らせます。暑さに弱いので夏はあまり見かけませんが、春と秋にはよく目立ちます。アブラムシの排泄物はアリを誘引するほか、すす病などを発症する原因にもなります。見つけ次第手や歯ブラシなどで取り除くか、アブラムシ用の薬剤で駆除しましょう。

カイガラムシ:日当たりと風通しの悪い環境で育てると発生します。カイガラムシに樹液を吸われると株が弱るだけでなく、その排泄物が病気を発症する原因にもなります。国内だけで約400種類が確認されているカイガラムシはカメムシの仲間で、貝殻と言う名のごとく硬いものから柔らかいものまでさまざまです。体長は1~3mm程で、白や黒などそれぞれに色が違います。カイガラムシ用の薬剤で駆除できる種類もあれば、殻が硬くて効果がない種類もあります。薬剤が効かない場合は歯ブラシで取り去るか、割りばしなどでそぎ落とすなどの方法で物理的に駆除してください。

すす病:アブラムシやカイガラムシの排泄物が原因になり、春から夏の暖かい時期に発症します。すす病菌が寄生すると株全体がすすで覆われたようになり、光合成ができなくなります。黒ずんだ葉などは早めに取り除き、殺菌剤を使って対処します。日当たりと風通しを良くして害虫がつかないようにすることがすす病の予防につながります。

イヌマキの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えの適期は4~5月、8~9月です。鉢植えの場合も地植えにする場合も、植え付ける土にはあらかじめ有機質肥料か緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。植え付け・植え替え後には水をたっぷりと与えてください。

イヌマキの増やし方

種まきとさし木で増やします。種まきは、10月頃に採取した種をすぐまくか貯蔵しておき翌年の3月にまきます。

さし木は3~4月、9~10月が適期です。春に行う場合は前年に伸びた枝を、秋に行う場合はその年に伸びた枝を10~15cmほど切ります。切り口を2時間ほど水に浸けた後、さし木用の土にさします。根が出るまで土が乾かないよう注意してください。

イヌマキの剪定

5~10月の間に年2回ほど剪定を行います。イヌマキは刈込によく耐えますが、若木のうちはあまり刈り込み過ぎないようにしてください。

イヌマキの手入れ

枯れた葉は早めに取り除きます。日当たりと風通しを良くして害虫を予防するためにも込み入った枝は剪定しましょう。

まとめ

イヌマキの育て方を紹介しました。イヌマキは常緑性針葉高木であり、庭木や生け垣、街路樹や盆栽などの用途に幅広く使われます。冷涼地での栽培には向きませんが、耐暑性があり潮風にも強いのでたいへん育てやすい樹木です。害虫の発生を予防することで病気も予防できるので、日当たりと風通しの良い環境で育てましょう。

※トップ画像はスターサーフさん@GreenSnap

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