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イチョウの育て方|銀杏の収穫や利用方法は?育てる場所は?

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イチョウの原産地は中国で、雄株と雌株に別れている雌雄別株です。燃えにくく、寒さに強いので室町時代には園芸用として栽培されてきた記録が残っています。今回はそんなイチョウの育て方についてご紹介します。

イチョウの日当たり

イチョウは中国原産の落葉樹で、日の当たる場所を好みます。また、乾燥に強く、暑さや寒さにも強いので、日当たりさえ良ければ比較的どこでも育ちます。

イチョウの置き場所

イチョウは生長するのが早く、すぐ大木になるので、植える際には十分なスペースを確保してください。鉢植えでも育てられますが、一般的には地植えで育てます。

イチョウの水やり

夏の水やり

イチョウは、土が乾いたときにたっぷりと水を与えてあげてください。夏は土が乾燥しやすいので、1日1回は与えるようにしましょう。

イチョウを地植えしている場合は、ほぼ降雨のみで育ちます。地面が極端に乾燥している場合を除いて、水を与える必要はありません。

冬の水やり

冬の水やりは夏と違い、水を与えるのは2〜3日に1度で大丈夫です。

地植えの場合は春や夏と同じく、地面が極端に乾燥しているようであれば水を与えてください。イチョウは一度根付けば、基本的に水を与える必要はありません。

イチョウの肥料・追肥

イチョウは根が非常に良く張る植物なので、広範囲に渡って土から栄養を吸収することができます。そのため、肥料は頻繁に与える必要は全くありません。

1年か2年に1度、12〜2月の冬期に、リンやカリ、リン酸を主体とした肥料を与えれば十分です。ただし、窒素を多く含む肥料は避けましょう。窒素を多く与えすぎてしまうと、葉がきれいな黄色に色付きません。

イチョウの用土

イチョウを鉢植えで育てる場合は、赤玉土小粒と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土、もしくは野菜か果樹用の培養土を用土として使ってください。

地植えの場合は、苗を植える1週間前に苗より一回り大きな穴を掘り起こして耕した上で、腐葉土を混ぜて寝かせておきます。地植えの際は特に土質を選ぶことはありませんが、極端に乾燥しやすい土地での栽培にはあまり適していません。

イチョウの植え替え・植え付け・種まき

植え付け

イチョウの苗の植え付け時期は3〜4月頃が適期です。

植え付ける際には土を山高に盛り、その中央に苗を植え付けてください。そして、幹を真っ直ぐに育てる必要があるので支柱をしっかりと立ててください。

イチョウで生け垣をつくりたい場合は、あらかじめ苗木を30cm程度育てておき、それらを40cm程度の間隔を空けて植えていきます。自分の好みの高さにまで育ったら、イチョウの幹の頂上を切り、これ以上高く育たないようにします。

植え替え

鉢植えの場合は、イチョウの生長が早いため、鉢の中に根が回っていないかどうかを確認して、1〜2年に1度、植え替える必要があります。

イチョウを植え替える際には、一回りか二回り大きいサイズの鉢を用意しておき、3月〜4月に行った植え替えと同様の手順で植え替えてください。

イチョウの増やし方

イチョウの増やし方は、3月〜4月に「種まき」するか「挿し木」、「接ぎ木」などの方法があります。

挿し木

初めてイチョウを育ててみるという方には、挿し木で増やす方法がおすすめです。

挿し木は前年に育った直径2cmを超える大きさの枝を15〜20cmの長さで切り取り、切り口を斜めに切り落としてください。そのとき、土に埋まる部分の葉は切っておきましょう。

あらかじめ1.5号〜2号鉢に赤玉土を入れておき、ここに先程切った枝を指します。そして、土が乾かないように水をやり、十分に根が生えたら鉢や地植えを行えば完了です。

種まき

種まきを行うときは、秋に熟したイチョウの種子を採取し、果肉を取り除き、銀杏の状態にしてすぐに蒔く方法と、翌春3月の下旬頃に蒔く方法があります。

種は2cmほどの深さにまき、生長してもすぐには移植せずに、2,3年はそのまま育てておいたほうが良いです。鉢や箱にまとめて蒔いたときには、一本ずつ鉢やポットに植え換えて苗作りをするのがおすすめです。

イチョウの育て方で注意すべき病気・害虫

イチョウを育てる際に気を付けるべき病気や害虫は特にありません。

イチョウの収穫

イチョウの果実である銀杏(ギンナン)は、9〜10月に収穫できます。熟すと勝手に落ちてくるので、それを収穫しましょう。

銀杏に手で直接触れると、かぶれてしまうことがあるため、収穫の際には必ずビニール手袋で手を保護してください。もし触れてかぶれてしまったら、石鹸で洗って病院で診察を受けてください。

収穫後は数日間、水につけて果肉を腐らせた後によく洗浄し、乾燥させます。

果実にはいくつか品種があり、7月頃から収穫できる「金兵衛」や苦味の少なくて味わいのよい「久寿」、殻が薄くて食べやすい「藤九郎」などがあります。果実を付けるまで、いずれも5〜10年とかなりの年数を要します。

また、雌株は独特の臭いを放つので、ご近所迷惑にならないか配慮して育てましょう。

銀杏の効能と毒

銀杏は食用や漢方に用いられています。食用では銀杏を焼いたり、煮たり、炊き込みご飯にして食べるのが一般的です。

銀杏を煎じて飲むと、滋養強壮や鎮咳、去痰の効果があり、頻尿にも効果があります。また、銀杏を練ったものをはると、歯痛を鎮めてくれます。葉の部分を煎じて飲むと血小板が活性化して、さまざまな効能を得られるといいます。

動脈硬化や肩こり、冷え性といった血管の障害だけでなく脳の老化を防ぎ、糖尿病や頭痛などにも効果があります。樹皮や気根はホルモン作用が強いので、肌つやが良くなったり、皮膚の若返りやシワ、シミの解消にも向いています。

しかし、銀杏には副作用もあり、頭痛や胃腸障害をまれに起こすこともあります。

銀杏の生食は食べ過ぎると中毒を起こす場合があるので、食べる量に注意しましょう。また、銀杏にさわってかぶれてしまったことがある人は、食べてはいけません。アレルギーショックを引き起こす危険性があります。

以上のことに注意して、イチョウの各部を活用してみてください。

イチョウの管理温度

イチョウはとても丈夫なので日当たりが良い場所で育てれば、基本的に温度に気を付ける必要はありません。

イチョウの種類・品種

イチョウは約2億年前から存在する「生きた化石」と呼ばれる植物です。太古の昔には世界中で自生していたと考えられていますが、現存するのは中国原産の1種類のみです。

イチョウには葉や果実が通常とは違う変種がいくつかあります。葉の縁に種がつく「オハツキイチョウ」、葉の両端がくっついていてラッパのような形になる「オチョコバイチョウ」、枝が垂れ下がっている園芸品種の「シダレイチョウ」、葉に白い斑が入った「斑入りイチョウ」などが代表的です。

イチョウの花

イチョウは雌雄異株の植物で、花の形も雄株と雌株で異なり、春に新芽が芽吹く頃に咲きます。雄花は房状に咲き、雌花は柄の先端に胚珠をむき出しにした状態になります。

雌株は銀杏をつける頃に臭いを放つため、街路樹として植えられているものは雄株が多いです。

イチョウの風水

イチョウは風水学的に、北西に大きな木を植えると家を守ってくれるといわれています。大きく育ちやすい木なので、北西に植えると良いでしょう。ただし、家からあまり近くに植えるのは好ましくないとされています。

イチョウの花言葉

イチョウの花言葉は「長寿」「荘厳」「鎮魂」です。

イチョウは大きく育ち、長生きするので「長寿」という花言葉が付けられました。

また、神社やお寺のご神木になっていることも多いことから「荘厳」や「鎮魂」という花言葉もあります。もしお年寄りに贈るなら、喜寿などのお祝いとして贈るとよいでしょう。

イチョウの名前の由来

和名であるイチョウの名前の由来は、中国名の一つの「鴨脚(ヤーチャオ)」だといわれています。イチョウの葉の形が水かきを持つ鴨の脚に似ていることが由来のようです。

ただし、由来については真相がはっきりとしません。

イチョウは漢字で「銀杏」「公孫樹」「鴨脚樹」と書き、全て「イチョウ」と読みます。「公孫樹」は、種をまいてから実が成るまで、孫の代までかかるという意味があります。

お庭でイチョウの木を育ててみよう!

イチョウの育て方を説明しました。

葉の紅葉や身を調理するなど、さまざまな魅了が溢れるイチョウの木がおうちにあったら、秋の訪れが待ち遠しくな理想ですね。ぜひお庭がある方は、イチョウの木の栽培に挑戦してみてくださいね。

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イチョウの基本情報

ジャンル
庭木・花木
形態
高木
学名
別名
銀杏
原産地
中国

イチョウの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
強い
耐暑性
普通
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
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  • 12
肥料
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  • 4
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  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
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開花
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  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
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  • 8
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剪定
  • 1
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