バオバブの画像

バオバブの育て方

  • アオイ科
  • アダンソニア属

バオバブの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

高木

学名

Adansonia digitata

別名

原産地

熱帯アフリカ、マダガスカル、オーストラリア

バオバブの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
バオバブの育て方の画像

バオバブの育て方

バオバブといえばあの有名な作品、『星の王子さま』で出てくるバオバブの木ですよね。

熱帯地域が原産なのですがじつは自宅でも育てることができるんです。

そんな、神秘的で不思議な魅力を持つ植物、バオバブの育て方をご紹介します。

基礎情報

日当たり

バオバブは、年間を通して日当たりのよい場所に置いてあげます。

自生しているバオバブは熱帯地域の日差しを遮るものがない中、すくすく育っている植物です。

そのため直射日光は平気なので、ガンガン当ててあげます。

 

置き場所

置き場所は、風通しのよい場所を選びます。

蒸れることを苦手とする植物なので、多少乾燥気味でもかまいません。直射日光の当たる風通しのよい場所がベストです。

そして、室内か室外かですが、バオバブは一年中室内で育ててしまうとひょろひょろと徒長し、病害無視にかかりやすい軟弱に育つ可能性が高いです。

なのでできれば室外に。もしくは、時期によって室内と室外をうまく置き換えられるようにしておくとよいですね。

さらに鉢植えか地植えどちらがいいのかですが、沖縄ほどの温暖な地域以外は鉢植えが向いています

春から秋にかけての成長期には鉢植えにして室外に置き、冬の休眠期は室内で寒さから守ります。

 

水やり

バオバブは春から秋を成長期とするため、春から秋にはしっかり水を与えます

土の表面が乾いたら、1回の水やりの量としては鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげましょう。

わたしたち人間がダウンしてしまうような夏の猛暑の時期にこのバオバブは一番の成長期を迎えます。

常に土が湿っていることは避けてほしいのですが、成長を止めないよう乾燥しすぎには気をつけて適度に水やりをしてあげましょう。

ここでのポイントとしては、水やりを必要とするこの春〜秋にかけてでも鉢皿に水が溜まった状態にしてしまうとその余分な水分から根腐れを起こす可能性があります。

鉢皿には常に水が溜まらないように気をつけましょう。

一方、休眠期に当たる冬の水やりは、ほとんどしなくてよいです。

秋からの冷え込みに合わせて徐々に水やりを控え、落葉させます。

落葉してからの最寒期(12〜2月)の間は、完全に断水するかもしくは月に1回の水やりで十分となります。

バオバブは熱帯の乾燥地域が原産のため、寒さには弱いと思ってしまいがちですが、じつは5℃くらいまでなら耐えられます。

そして、冬場には断水することでさらに寒さに耐久性をつけることができるのです。

 

肥料・追肥

バオバブの肥料ですが、ハイポネックスという液体の肥料を1000倍に希釈して、成長期(6〜8月)に月3回を上限として与えましょう。

希釈が慣れないという方は、緩効性化成肥料を2ヵ月に1回与えます。もしくは、油かすと骨粉を樹木の根元にまいてもよいです。

しかしこの油かすと骨粉の場合は有機質のものなのでカビが生えたりコバエがわくことがあります。

それが自然で問題はないのですが、気になる方は室外で置いている場合のみに使うか、上記の2つの肥料を使用してください。

注意点としては、どの肥料も移植後の2週間以内は何も与えないよう注意します。

バオバブは肥料は与えたほうがよい植物なのですが、他の植物の中でもとくに肥料の効果を吸収しやすい植物です。

与えすぎてしまうと木ばかりが大きくなってしまい、とても見栄えが悪くなったり、枯れてしまうこともあります。

量に注意して、効果的に与えることが大切な植物です。

 

用土

用土は、微酸性〜中性で水はけのよいものがよいですが、ホームセンターなどで販売されている園芸用の培養土でなんら問題はありません。

その土に軽石を1〜2割混ぜ込んで鉢底には1cmほど軽石を敷き詰めるとよいでしょう。

もしご自身で配合する場合は、赤玉土の小粒6・軽石の小粒3・腐葉土1の割合が好ましいです。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え替えにも植え付けにも種蒔にも元気に育てるためには最適な時期があります。順にご説明していきますね。

【植替え】まずは植え替えですが、時期は成長期の5〜8月に行います。

この時期を逃して植え替えをしてしまうと根が張る前に休眠期を迎え、元気に育たない可能性が高まるためです。

鉢はいきなり大きいものにするのではなく、めんどうではありますが何回も植え替えをくり返して徐々に大きくすることでしっかりした樹木になってくれます。

成育がゆっくりな植物なので、頻繁に行う必要はありませんが、鉢が窮屈そうだと思えば植え替えしてあげます。

【植え付け】植え付けも植え替えと同じく、成長期の5〜8月の間に行います。

【種蒔】じつはバオバブは苗よりも種から育てることが醍醐味といわれている植物で、ぜひ種蒔から楽しみたいものです。

種蒔の時期は、気温が25〜30℃以上の時に行います。昼間暑くても夜は冷え込む場合にはふさわしくありません。

最低気温が20℃以上あることが必須です。

これ以外の時期はやたらと発芽に時間がかかるか、発芽せずに種が腐ってしまうか、発芽しても種が腐ってしまう確率が高くなります。

なので夏場の熱帯夜が続くような時期が一番ベストな種蒔時です。

植える時の注意点としては、バオバブは動物から守るためにとても堅い殻の中に種が入っています。

「種皮削剥」か「熱湯浸漬」などで発芽を促す必要があります。

種皮削剥」は、鉄ヤスリで種の背側を削って、24時間ほど水に漬けたものです。

熱湯浸漬」は、70〜80℃のお湯に48時間ほど漬けておきます。決して種を煮るのではありませんのでご注意を。

 

増やし方

バオバブの増やし方ですが、一般的な植物と同様の挿し木と葉挿し、種蒔があります。

しかし品種によっては挿し木や葉挿しは時間がかかったり、特別な薬品を使わなければいけなかったりと増やすことが難しいものがあるようです。

 

病気・害虫

バオバブはナメクジやアブラムシがつきやすいです。これらは見つけ次第駆除しましょう。

薬剤を使わなくても、ナメクジはビールを置いておいたり、アブラムシはピンセットや粘着テープなどでも取れます。

数匹だけの場合や、早期発見にはなるべく薬剤を使わないほうがバオバブには優しいでしょう。

また、病気では風通しが悪ければ灰色カビ病にかかりやすいです。風通しのよい場所に置き、よく様子を見てあげましょう。

 

管理温度

バオバブの管理温度ですが、暑すぎることには何度でも耐えられますが寒さにはそれなりで、5℃を下回ると厳しいです。

冬場は室内で育ててあげることをおすすめします。

 

種類・品種

バオバブの中でもとくに代表的な品種は「アンダソニア・ディギタータ」というアフリカ産の品種です。

アフリカバオバブとも呼ばれていて、発芽の率が高く、他の品種に比べて丈夫で育てやすいことから園芸品種の中ではおそらく一番に有名で人気があります。

その他は、マダガスカルが原産の「アンダソニア・ザー」という品種があり、ザーバオバブとも呼ばれ、葉が細いことが特徴の品種です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

バオバブの花は白くて大きなとてもきれいな花で、そこに垂れ下がるようにして実をつけます。

品種によっては黄色の派手な花をつけるものもあります。こちらも華やかでとてもきれいな花です。

 

トリビア

風水

風水的に見るとバオバブは観葉植物として分類されることが多く、観葉植物は吉方位や凶方位に置くことで運気を上げる効果があるといわれています。

部屋の角などに置くのがよいそうです。

また、観葉植物の中でもバオバブは子孫繁栄や子宝運がアップするみたいです。

 

由来伝承

バオバブの名前の由来は、16世紀に北アフリカを旅していたイタリアの植物学者が「バ・オバブ」と著書に記したことが由来とされています。

セネガルの言葉で「一千年の木」という意味があり、その名の通りバオバブは成長がとてつもなくゆっくりです。

しかも年輪がない植物なのですでに大きいものの樹齢を知ることは難しいのですが、古い木では数千年〜数百年のものがあるそうです。

 

まとめ

神秘的で不思議なバオバブの育て方、いかかでしたでしょうか

。園芸として育てている方は珍しいかもしれませんが、個性的なインテリアとして楽しむこともできると思います。

ぜひバオバブを育ててみてくださいね。

 

このコラムが気に入ったらいいね

4
takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

『バオバブの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

観葉植物の新着コラム

観葉植物の新着投稿画像

観葉植物の種類

カンノンチク

一年を通して室内で育てることができます。明るい日陰で育ててください。 カンノンチクの育て方へ

ホヤ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当... ホヤの育て方へ

ココヤシ

一年を通して日当たりの良い場所で育てます。 ココヤシの育て方へ

アスパラガス

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏は直射日光を避け明るい日陰に置きます。冬場は室内の日当... アスパラガスの育て方へ

ヒポエステス

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。寒さには弱いので10度を下回る地域の場合は... ヒポエステスの育て方へ

ネオレゲリア

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。耐陰性がありますので、あまり日が入らないと... ネオレゲリアの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料

アプリならサクサク快適!

GreenSnapの公式アプリなら、
60万枚の植物とお花が見放題!

GreenSnapiPhoneアプリ 今すぐ無料ダウンロード