エバーフレッシュの画像

エバーフレッシュの育て方

  • マメ科
  • ピテケロビウム属

エバーフレッシュの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

低木

学名

Pithecellobium confertum

別名

ピテケロビウム・コンフェルツム,アカサヤネムノキ,コヨバ

原産地

熱帯アメリカ,熱帯植物

エバーフレッシュの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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エバーフレッシュの育て方の画像

細長い葉が集まり涼しげな葉姿が美しいエバーフレッシュは、東南アジアや中南米原産の熱帯性の植物です。スタイリッシュな見た目だけでなく、昼間は葉を広げ夜になると葉を閉じるユニークな性質も持っていることから、人気を集めています。そんな魅力あふれるエバーフレッシュの育て方についてご紹介していきます。

エバーフレッシュの育てる場所

エバーフレッシュを育てるための適した場所は、時期によって異なります。

春から秋までの時期

エバーフレッシュは、日光が当たる暖かい環境が適しています。春から秋は生育期なので、日に当ててあげるとよく育ちます。ただし、強い日差しにあたり続けると葉が変色してしまうので、西日が当たらない場所など、半日陰になる場所で育てましょう。

また、通気性がよくないと生育が悪くなります。風通しのよい明るい場所を選ぶようにしましょう。

冬の時期

エバーフレッシュは熱帯性の植物なので、耐寒性はありません。そのため、屋外で栽培している場合は、気温が15度を下回ったら、室内に移動させましょう。日が当たる窓辺や照明の当たる場所など、明るい場所に置いてあげると冬でも健全に保てます。

室内の気温は、10度以上に保つようにしてください。10度以下の環境下で育て続けると、葉が傷んでくるなど生育に支障をきたしてしまいます。

また、日光や照明が当たらない暗い場所は避けてください。耐陰性があるので生育はするものの、葉が落ちやすくなってしまいます。加えて、新しい葉が出てきても間延びしたような不恰好な見た目になります。

エバーフレッシュは、スタイリッシュな葉姿が大きな魅力です。その魅力を引き立たせるために、明るく暖かい環境のもとで育てましょう。

エバーフレッシュの種まき

エバーフレッシュは、4月〜9月頃にかけて綿毛のようなフワフワとした丸い花を咲かせ、花が咲き終わった後に細長いらせん状の実をつけます。実が赤く熟したら、中に入っている黒い種を採取して種まきをします。

種まきは5月〜9月が適期です。もし翌年の春に種まきをする場合は、種についたぬめりを洗い落としてから保管しておきましょう。

種は赤玉土、もしくは育苗用土に1粒ずつ植えていきます。指先で土を軽く押して、種の大きさと同じぐらいの深さのくぼみを作り、そこに種を1粒置きます。土はかぶせなくても発芽するので、くぼみの中に置くだけで大丈夫です。その後、乾燥しないように水やりをしながら、半日陰の場所で管理していきます。発芽して葉が出始めたら鉢に植え替えます。

エバーフレッシュの水やり

春から秋にかけては、土が乾燥していたらたっぷりと水を与えましょう。水切れを起こすと落葉してしまうので注意が必要です。

エバーフレッシュは昼間は葉を開き、夜になると葉を閉じて休眠運動をする性質を持っています。この性質は水分の蒸発を防ぐために、夜に休眠するからだと考えられています。よって、昼間も葉が閉じている場合は、水が足りていないというサインです。

特に土が乾燥しやすい夏場は、土の状態を毎日確認するようにしましょう。夏に水やりをする際は、朝や夕方などに行ってください。日中に水やりをすると、暑さにより水がすぐに温まってしまうため、お湯をかけているような状態になり弱らせてしまいます。

エバーフレッシュは十分な水やりが大切なのですが、かといって与えすぎもNGです。過剰な水やりは根腐れの原因になります。よって、土が湿り気味であれば、与える必要はありません。また、受け皿に溜まった水をそのままにしていると、根腐れが起こりやすくなるので捨てるようにしましょう。

なお、冬場は水やりを控えめにしてください。冬は休眠期なので、少し乾き気味になってから2〜3日後に水やりをするくらいで大丈夫です。

肥料

休眠期の冬は施肥をする必要はありませんが、生育期の4月〜10月頃までは2ヶ月に1回、緩効性肥料を土の表面に施します。緩効性肥料は成分がゆっくりと土に溶け出し、2ヶ月ぐらい効果が持続する肥料です。

肥料の3要素である「窒素・リン酸・カリウム」が、10%ずつ配合されてものが適しています。配合比率はパッケージに「10-10-10」といったように記載されています。即効性の化成肥料は、成分が効きすぎて根にダメージを与えてしまうので、施肥しないよう気をつけてください。

また、水で薄めた液体肥料を施肥しても問題ありません。ただし、液体肥料は持続性がないので、10日〜2週間に1回程度与える必要があります。液体肥料は効果がすぐに現れるため、緩効性肥料を施肥し生育がよくないときだけ液体肥料を追肥するのも効果的です。

肥料を与える量や濃度は、鉢の大きさによって異なります。よって、取扱説明書に記載されている用法守って与えましょう。不足すれば当然効果は期待できず、与えすぎや成分が濃すぎる場合は、根を傷める原因になります。濃度が高い液体肥料与えてしまった場合は、水をたっぷり与えると鉢底から肥料が流れ出ていきます。

用土

エバーフレッシュは、水はけのよい肥沃な土を好みます。赤玉土小粒6:腐葉土4の割合の配合土、もしくは市販の観葉植物向けの用土を使いましょう。

病害虫

年間を通して、カイガラムシやハダニに注意が必要です。どちらの害虫も風通しが悪いと発生しやすい傾向にあります。新芽や葉の裏についていることが多いので、時々確認しましょう。乾燥した状態を好むため、定期的に葉水をしておくと防除できます。

ハダニ

ハダニは、葉の裏側に白い卵を産みつけます。見かけたらティッシュなどで取り除いてください。2〜3日で孵化し10日程度で成虫になるので、大量に発生することも珍しくありません。葉を吸汁されると葉に病斑ができるほか、葉の色が抜けて白っぽくなります。寄生されたら薬剤を散布して駆除しましょう。

カイガラムシ

カイガラムシは枝や葉を吸汁し、生育に悪影響を及ぼす害虫で、すす病を引き起こすこともあります。すす病はカビの繁殖によって起こる病気で、感染するとすすのような黒い病班が葉や茎にできます。

カイガラムシを見つけたら、歯ブラシなどでこすり落として駆除しましょう。このとき、葉や枝を傷つけないよう注意してください。

また、薬剤散布による駆除も効果的ですが、成虫は貝のような硬い殻に覆われているので、効きが悪いことがあります。そのため、月に2回程度散布するとよいでしょう。

炭そ病

春から秋の生育期に炭そ病に感染することがあります。炭そ病は葉や茎に潜んでいたカビが繁殖し、葉や茎に黒い斑点ができる病気です。

風通しの悪い状態や湿度が高い環境、水はけが悪いとかかりやすい傾向にあります。剪定をして風通しをよくするほか、水のやりすぎなどに気をつけるようにしましょう。

エバーフレッシュの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えは、4月〜6月に、以下のような手順で植え付けていきます。

  1. 苗の1回り大きい鉢に鉢底ネットを入れて、その上に鉢底石を敷く
  2. 高さ3cm程度になるくらいの量の土を入れて平らにする
  3. 根を少しほぐしたのち、真ん中に苗を置いて鉢との隙間に土を入れていく
  4. 鉢のふちより少し下まで土を入れて植えたら、たっぷりと水やりをする

植え替えは、根づまりを防ぐために2年に1回行います。鉢の底から根が出てきている場合は、根がつまっているサインです。根づまりを起こすと葉が変色したり、生育が悪くなったりします。

また、植え付けてから何年も経つと土の栄養分も減っていくので、新しい土に入れ替えることで栄養を与えられます。手で少しほぐして、古い土や枯れている根を取り除いて、1回り大きい鉢に植え替えましょう。

エバーフレッシュの増やし方

エバーフレッシュは種まきのほかに、挿し木でも増やせます。挿し木は5月〜8月頃が適期で、以下のように行います。

  1. 健全な枝を15〜20cm程度、斜め切りにする
  2. 切り口付近の葉を取る
  3. 赤玉土に挿し木する
  4. 水やりをしながら半日陰の場所で管理していく
  5. 発根したら鉢に植え替える

枝は斜め切りにすることで、水の吸収率が高まります。挿し木をしてから発根するまでは、約2〜3ヶ月程度です。水やりを忘れずに行い、管理していきましょう。

エバーフレッシュの剪定

成長が旺盛なエバーフレッシュは剪定が必要です。樹形を整えてあげると、エバーフレッシュのスタイリッシュさが引き立ちます。また、剪定をして風通しをよくすると害虫の防除にもなります。

剪定は春に行いましょう。その時期に剪定しておくと、休眠期に入る冬頃には樹形が整います。樹形を保ちたい場合は主軸の枝は切らず、内側に伸びている枝やぶつかっている枝を切り落として整えていきます。

小さくしたい場合は、主軸の枝を切って短くしましょう。強剪定をしてもすぐに伸びてくるので問題ありません。

エバーフレッシュの手入れ

エバーフレッシュは熱帯性の植物なので、適度な湿度を好みます。そのため、葉が乾燥しないよう、時々葉の表裏に霧吹きで水をかけて、湿らせてあげるとよいです。

また、涼しげでおしゃれな葉姿をきれいに保つために、黄色く変色している葉があった際は、カットしましょう。なお、新芽はもともと黒いので、枯れていると思って取らないよう気をつけてください。そのほか、以下の手入れや注意点も覚えておきましょう。

仕立て直す

エバーフレッシュは、間延びしてひょろっとしていると見た目が悪いので、そのようになったときは、仕立て直して樹形を整えてあげましょう。

仕立て直しは、まず支柱を2本用意し対角線上に鉢に立てます。そして、らせん状になるように幹を支柱に絡ませて、紐で幹と支柱を縛って固定します。幹が長すぎるような場合は、固定したあと、余分な部分をカットしましょう。

置き場所を頻繁に変えない

日当たりや風通しなどを考慮して置き場所を決めたら、頻繁にいろんな場所に移動しないようにしましょう。エバーフレッシュは、環境へ適用しようとする力が早いことから、別の場所に移動すると、新しい環境に合わせるために落葉することがあります。

つまり、生育がよくないからという理由でいろんな場所に移動すると、そのたびに落葉し、めっきり葉が減ってしまうこともあり得るということです。

また、暗い場所から急に明るい場所に移動するのも気をつけましょう。一気に環境が変わると、その変化についていかれず生育が悪くなることがあります。

エバーフレッシュの花言葉

エバーフレッシュの花言葉は、「胸のときめき」や「歓喜」です。エバーフレッシュはネムノキの仲間で、休眠運動をする性質など似た性質を持っていることから、ネムノキと同じ花言葉がつけられています。

花言葉の由来は、不機嫌な夫にネムノキの花が入ったお酒を飲ませたところ、機嫌がよくなって喜んだという中国の昔話からとされています。

幸せなイメージで縁起のよい花言葉なため、自分で育てるのはもちろん、特別な記念日や新築祝いなどのプレゼントにもぴったりです。

まとめ

細い葉が集まり、らせん状のフォルムをしたスタイリッシュなエバーフレッシュは、インテリアによく映えるおしゃれな観葉植物です。季節に応じて育てる場所や水やりを調整してあげれば、元気に育っていきます。美しい葉姿はもちろん、休眠運動をする独特な性質もぜひ楽しんでみてください。

※トップ画像はおはるはるさん@GreenSnap

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