マドカズラの画像

マドカズラの育て方

  • サトイモ科
  • モンステラ属

マドカズラの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

多年草

学名

Monstera friedrichsthalii

別名

フリードリヒスターリー

原産地

中央アメリカ

マドカズラの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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マドカズラの育て方の画像

マドカズラは、サトイモ科モンステラ属の観葉植物で、大きな葉に窓のような穴があいているのが大きな特徴です。スタイリッシュな見た目で、インテリアによく映えるとして人気があります。今回は、魅力たっぷりなマドカズラの育て方についてご紹介します。

マドカズラの育てる場所

強い日差しが苦手なマドカズラは、午前中だけ日が当たる半日陰や、明るい日陰で育てるのが適しています。室内に置く場合も直射日光は避け、カーテン越しに日が当たるようにしましょう。葉が日光に当たりすぎると、葉焼けをしてしまいます。

寒さに弱いため、冬場は暖かい室内で管理してください。10度以下の環境下で栽培すると、葉が黒くなって枯れるなど生育が悪くなります。

また、葉は乾燥に弱いため、室内では冷暖房の風が直接当たらない場所に置くようにしましょう。

マドカズラの水やり

マドカズラは、もともと熱帯地方に生息する植物なため、高温多湿の状態を好みます。生育期の春から秋の間は、土の表面が乾いたら鉢底から水が出るぐらい、たっぷりと水やりをしてください。常に土が湿っている状態にする必要はありませんが、水切れしないよう注意が必要です。

夏場の水やり

気温が高い夏場においても、水やりは土の表面が乾いていたら行うのですが、水やりは朝もしくは夕方に行ってください。暑さがピークになる昼の時間帯は、土の温度も上がっています。よって、その状態で水やりをすると水がすぐに温まってしまい、お湯をかけているのと同じことになってしまうからです。

なお、暑さによりすぐに土が乾燥するからといって、土を常に湿らせた状態に保つのはNGです。過剰な水やりは根腐れの原因になります。

冬場の水やり

休眠期である冬場は、根から吸い上げる水の量がぐっと減るので、水やりは控えめにします。土の表面が乾燥してから3〜4日後に水を与えるぐらいのペースで問題ありません。

もし水やりのタイミングがわからない場合は、指先を第1関節ぐらいまで土に入れて、土の状態を確認するとよいでしょう。指先で確認したとき、乾燥しているようであれば水やりをしてください。

水やりの回数は減りますが、水は通常通りたっぷりと与えます。そして、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。溜まった水をそのままにしていると、根が水分を吸収しきれないため根腐れを誘発します。

葉水をする

多湿を好むマドカズラには、定期的に葉水も行う必要があります。葉の乾燥を防ぎ、湿り気を与えてあげると葉を元気に保てます。冬場における葉水は、水を少し温めぬるま湯にして行いましょう。

肥料

春から秋にかけて緩効性化成肥料、もしくは液体肥料を与えるとよく育ちます。また、取り扱っている店舗は少ないですが、観葉植物専用の肥料でも大丈夫です。観葉植物専用の肥料は、葉がよく茂るように成分を調整して作られています。

緩効性化成肥料を施肥

緩効性化成肥料は成分がゆっくりと効き、土や水やりの状態にもよりますが、2ヶ月程度効き目が持続する肥料です。そのため2ヶ月に1回、株元に置き肥してください。

肥料の3要素であるリン酸・チッソ・カリウムの配合比率が10%ずつ配合されているものが適しています。パッケージに「10-10-10」と表示されているので確認しましょう。

また、化成肥料には即効性のタイプもありますが、即効性タイプは効き目が強すぎ、かえって根を傷めることになるので向いていません。

液体肥料を施肥

液体肥料の場合は、10日に1回のペースで与えます。液体肥料は、効き目がすぐに現れますが持続性はないので、緩効性肥料よりもこまめに与える必要があります。ただし、次に施肥するまでに何回か水やりをしないと、肥料の成分が土中に溜まり濃くなってしまいます。

もし心配なようであれば緩効性化成肥料を置き肥し、元気がないときだけ薄めの液体肥料を与えるなどのやり方もおすすめです。

用土

水はけと水もちのバランスがよい、通気性のある土が適しています。自分で配合土を作るのであれば、水はけと通気性、保肥力に優れた赤玉土小粒と腐葉土を6:4の割合でブレンドして使用してください。

慣れていない場合は、市販の観葉植物用の土を使うとよいでしょう。

病害虫

マドカズラにはカイガラムシやハダニ、ナメクジなどの害虫がつくことがあります。

カイガラムシ

カイガラムシは種類が多く、白い綿のようなもので覆われているタイプや、褐色で貝殻のような硬い物質に覆われているものなどが存在します。葉や茎、新芽などに集団で寄生して液汁を吸い生育を阻害します。

蒸れた環境下でつきやすいので、茂りすぎている葉を切り落とし、風通しをよくするよう心がけましょう。見つけたら歯ブラシなどでこそげ落とすか、薬剤を散布して駆除します。

ハダニ

ハダニは、葉裏に寄生して葉を吸汁する害虫です。全長0.5mm程度と微小で、肉眼では確認しづらいですが、被害があった場所は白くかすれたような病斑ができます。

乾燥した状態を好むので、定期的に葉水をして防ぎましょう。見つけたら早いうちから葉裏に薬剤を散布して駆除してください。繁殖力が強く大量発生しやすいので要注意です。

ナメクジ

ナメクジは、湿気の多い環境下でつきやすいので注意しましょう。特に春と秋に発生しやすく、葉を食害し生育に悪影響を及ぼします。昼間は物陰に潜み夜に活動しますが、歩いたところに白い跡が残るので寄生していることがわかります。風通しをよくして防除し、見つけ次第取り除いて退治しましょう。

なお、ナメクジ以外にバッタやダンゴムシの食害にも気をつけてください。

マドカズラの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えに適した時期は5月〜6月頃です。鉢はさまざまな種類がありますが、通気性のよい素焼き鉢が適しています。

植え付けの際は、まず鉢底ネットを入れて軽石を敷き、その上に土を入れて植えていきます。植え付け後はたっぷりと水やりをしてください。水を与えると土と根が密着するため、根がつきやすくなります。

植え替え

成長に伴い、鉢の中が根でいっぱいになってきます。そのため2年に1回、1回り大きい鉢へ植え替えが必要です。古い土は栄養分が減ってやせてしまっているため、全て新しい土に取り替えます。

株を鉢から出したら、根鉢を1/3程度崩し古い土を落としてから植えていきましょう。根と根の隙間に土が入りづらい場合は、棒などを使って隙間を埋めていきます。鉢の縁から2〜3cm程度下の位置まで土を入れ、最後に水やりをすれば完了です。

マドカズラの増やし方

マドカズラを増やす方法には、「挿し木」や「茎伏せ」があります。

挿し木

挿し木とは、木本性の植物(茎が木質化する植物)の一部分を切り取り、それを発根させて定植し増やしていく方法です。挿し木は5月〜7月頃の暖かい時期に行うのが適しています。挿し木は、以下のようにして行います。

  1. 2〜3節分の挿し穂を用意する
  2. 挿し穂の切り口付近の葉を取り除く
  3. 切り口を20分程度水に浸して水揚げをする
  4. 赤玉土小玉とピートモスを7:3の割合で混ぜ合わせた用土に挿して発根させる
  5. 新芽が伸びて葉が増えてきたら鉢に植える

茎伏せ

茎伏せとは、切り取った茎を挿し穂にし、茎の切り口に土を軽くかぶせて発根させて増やす方法です。

やり方は、まず2節分の茎を用意し、それを茎の挿し穂とします。そして挿し穂を土の上に寝かせるようにして置き、茎の切り口の部分のみ軽く土をかぶせて発根させます。発根して葉が出てきたら鉢に植えていきましょう。

マドカズラの手入れ

茂りすぎている葉や元気のない葉をカットし、風通しをよくしておきましょう。また、伸びすぎているツルなども剪定すると、樹形がきれいに保てます。

なお、サトイモ科の植物にはシュウ酸カルシウムが含まれており、この成分が皮膚につくとかゆくなることがあります。そのため、剪定をするときはゴム手袋を着用したほうが安心です。

マドカズラの育て方のポイント

先述の通り、マドカズラは強い日差しが苦手で、半日陰や明るい日陰での栽培が適していますが、日照不足にもならないように注意しなければなりません。

日照不足になると節の間が間延びし、不格好になってしまいます。また、土がなかなか乾かないため過湿になり、根腐れや病害虫を引き起こしやすくなります。貧弱になっているような場合は、置き場所を移動して日に当たる時間を増やすようにしましょう。

まとめ

葉に複数の穴があいたユニークな見た目のマドカズラは、観賞価値の高い観葉植物の1つです。日光が程よく当たる場所を選び、水やりや葉水を適切にしてあげるのが元気に育てるポイントです。観葉植物の栽培が初めての方も、ぜひチャレンジしてみてください。

※トップ画像はる~なmamaさん@GreenSnap

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