アシタバの画像

アシタバの育て方

  • セリ科
  • シシウド属

アシタバの基本情報

ジャンル

ハーブ

形態

多年草

学名

Angelica keiskei

別名

明日葉,八丈草,明日草,明日穂

原産地

日本

アシタバの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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アシタバの育て方の画像

アシタバは、葉にビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。健康野菜として親しまれているセリ科シシウド属の植物です。
日本原産で、もともとは暖かな地域の海辺に自生する植物ですが、プランターや庭植えでも育てることができます。
アシタバの開花は3・4年に1回みられ、茎の先に小さな黄白色の花を咲かせます。開花後は枯死しますが種子ができ、こぼれた種からまた発芽します。

アシタバの育てる場所

風通しのよい、屋外の半日陰で育てます。ベランダや軒下が最適です。
アシタバは紀伊半島や房総半島、伊豆諸島、小笠原諸島など暖地の海辺に自生している植物なので、寒さには弱いです。霜に当たると地上に出ている部分が枯れてしまいます。根が生きていれば翌年も芽を出しますが、地中も凍る寒冷地では室内で冬越しさせてください。
鉢で育てる場合、アシタバの根は長く伸びるので深さ30㎝以上の鉢で育てましょう。8~10号鉢か、65㎝プランターが最適です。

アシタバの水やり

土が乾いたら水をやります。土が濡れているうちに水やりすると根腐れを起こしてしまいます。冬場は水やりを控えましょう。
水はけのよい環境を好みます。梅雨の時期は雨の当たらない場所に移動させたり、庭植えでは水がたまらないように溝を作るなどの工夫をします。

肥料

緩効性の固形肥料・鶏糞・油粕を少量施します。アシタバは、肥料を与えすぎると根腐れを起こすことがあるので量は控えめに。また、液体肥料は根が肥料負けして生育不良となる可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。

用土

市販の草花・野菜用培養土で育てることができます。用土を自作する場合、割合は赤玉土7:腐葉土1:川砂2とします。
水はけのよい土が適しているので、庭植えで育てる場合は土に砂を混ぜるなどして水はけをよくする工夫をしてください。また、土が痩せている場合は腐葉土を混ぜて養分を足します。

病害虫

アブラムシや蝶・蛾の幼虫がつきます。病気はさび病が発生することがあるので、しっかり予防・対策しましょう。

アブラムシ

アブラムシを見つけたら薬剤で駆除します。数が少ない場合は、手で一つひとつ取り除くか水をかけて流します。

蝶・蛾の幼虫

ヨトウムシ・青虫など蝶や蛾の幼虫が発生したら、見つけ次第すぐに取り除きます。虫に食べられた葉は切り落としましょう。卵が産みつけられている可能性もあるため、注意が必要です。
薬剤で予防するか、米ぬかや殺虫誘引剤で虫をおびき寄せて駆除する方法もあります。

さび病

カビの一種「さび病菌」による病気で、葉に鉄さびのような病斑ができます。湿気が多い環境で発生しやすくなるので、水はけのよい環境づくりを心がけます。また、窒素分が高い場合も発病する可能性が上がるので肥料のやりすぎにも注意。
発生初期なら薬剤散布が効果的です。多発してからでは効果がなくなるので、こまめに観察するようにしましょう。

アシタバの植え付け・植え替え

シーズンになるとポット苗が出回るので、これをプランターや庭に植え付けると種から育てるより簡単です。苗をポットから取り出すときは、根を傷つけないように注意します。根は長く伸びていくので、鉢植えの場合は深い鉢を使用しましょう。
中間地および寒冷地なら4月から5月、暖地なら秋に植え付けることもできます。

アシタバの増やし方

アシタバは、株が枯れた後のこぼれ種で増えていく植物。種まきで増やすことができます。適期は4月から5月です。
種は、花が咲いて3カ月ほど経ち実が黒ずんできたら採取しましょう。種を一晩水につけてから植え付けると発芽しやすくなります。種をまいたら10~20度で管理すると、約1週間で芽を出します。発芽して本葉2枚になったら、庭や鉢に定植してください。株間は30㎝が理想的です。

アシタバの手入れ

栄養豊富なアシタバは、食用として育てる人が多いです。

収穫

収穫は、株を育てて2年目からにします。株がまだ小さい1年目は、株をしっかりと育てることに専念しましょう。
2年目を迎えた株の収穫期は、4月から11月。20㎝から30㎝ほどに育った若い茎を摘み取ります。この時のポイントは、根元を茎から3㎝ほど残すことです。全て切り取ると、新しい芽が出なくなります。
また、アシタバは株から3本の茎を出しますが、古い2本は残して新しい3本目の茎を収穫しましょう。全て摘んでしまうと、新芽が出なくなったり枯れてしまうことがあります。

おすすめの調理方法

アシタバの葉は苦く、少しクセのある風味です。苦味を緩和させるため、天ぷらやおひたし、和え物として食べるのがおすすめですよ。

アシタバの花言葉

花言葉は「未来への希望」です。

まとめ

アシタバという名前の由来は、葉を摘んでも明日にはまた伸び出すほど繁殖力が強い性質からきています。漢字では「明日葉」と書きます。アシタグサ・ハチジョウソウとも呼ばれます。
寒さと水はけに注意すれば、アシタバは比較的容易に栽培できます。ポイントをおさえれば種から育てることもできるので、ぜひ種まき~収穫までチャレンジして栄養豊富なアシタバを味わってみてください。

※トップ画像はなつさん@GreenSnap

GreenSnap編集部

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