シソ(大葉)の育て方|種まき、収穫の時期は?プランター栽培の方法は?

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和ハーブとも呼ばれているシソ(紫蘇/大葉)は、古くから日本で栽培されてきました。ビタミンやミネラルが豊富なため、健康に対する効果がかなり期待され、家庭菜園でもとても人気があります。今回はそんなシソの育て方を詳しくご紹介します。

もくじ 〜クリックで項目にジャンプ〜

シソ(大葉)の栽培に適した場所

シソの栽培に適した気温は25℃〜30℃です。また、シソは日当たりの良い場所を好むため、基本的には暖かい場所で栽培してあげましょう。

ただし、日当たりの良すぎる場所で育てると、香りは非常によくなる一方で、葉が厚く固くなってしまうことがあります。

シソを食用として栽培するならば、ベランダのような半日陰で育てるのがおすすめです。

シソ(大葉)の育て方 〜基本〜

土づくり

シソは、基本的には土質は選ばずに育ちます。ただし、やせ地で生長はしても、葉が固くなって香りも弱くなるので、食用としては向かなくなります。

腐葉土や堆肥等がたっぷり含まれた、肥沃かつ水もちの良い土の方が、香りが良くて柔らかい葉が育ちやすいです。

地植えならば、堆肥を多く混ぜ込んでおきます。多湿すぎるのにも弱いので、できる限り水はけのいい土を選んでください。

また、シソは肥料をよく吸収します。そのため、まず第一に植え付ける段階で、肥料がすでに入っている市販の培養土肥料か、緩効性の化成肥料を用土に混ぜておきましょう。

種まき

シソの種まき時期は、気温が暖かくなりきった5月頃が適期です。

シソの種は水分を吸収しにくい性質を持つため、発芽を促すためにも、種まきの前に水に浸しておくと良いでしょう。また、シソの種子は好光性なため、覆土の必要はありません。

種まき方法は、以下の通りです。

  1. シソの種を一晩水に浸しておきます。
  2. 種まきをする前に、土を軽く耕しておきます。
  3. 土に水をかけ、湿った状態にします。
  4. シソの種をばらまきにします。
  5. 種が流れないように注意しながら、たっぷりと水やりをします。
  6. 本葉が出てきて、株が混み合っていたら適宜間引きます。
  7. これで完了です。

植え付け

シソの苗の植え付け時期は、苗の育生適温である15℃以上をキープできる5〜6月頃が適期です。

種まきから育てている場合は、本葉が5〜7枚ほど出てきたらタイミングです。

苗の植え付け方法は、以下の通りです。

  1. 根鉢がすっぽり入るくらいの穴を、20cm間隔で掘ります。
  2. 根鉢を崩さないように苗を取り出し、掘った穴に植え付けます。
  3. 株元に土寄せします。
  4. 土と株が密着するよう、軽く手でおさえます。
  5. たっぷりと水やりします。
  6. これで完了です。

植え替え

シソは移植に弱いので、定植後の植え替えは基本的に行いません。

水やり

シソは乾燥が苦手なため、常にやや湿り気のある土壌を好みます。そのため水やりは、土の表面が乾きかけたらたっぷりと与えます。

水切れ状態になると、葉が傷むので気をつけましょう。真夏は朝と夕方の2回ほど水をしっかりとあげてください。

また、夏は乾燥しがちになり、ハダニが発生する可能性も高くなります。葉の乾燥を防ぐためにも、土だけでなく、葉に水も吹きかけておくとよいでしょう。

なお、シソは基本的に一年草として扱われるため、冬の水やりは不要となります。

肥料・追肥

シソを植え付けたあとは、1ヶ月に1〜2回ほど追肥を施します。

肥料を与えるときは、ひと握り程度の発酵油かすを株の周辺にまき、軽く土と混ぜ、最後に株元に土寄せします。また、液体肥料を与えるのでも良いでしょう。

ただし、シソは肥料を与えすぎると、虫がつきやすくなるので、状況を見て判断してください。

摘心・剪定

シソの葉を多く収穫したい方は、草丈が15cmほどまで生長したら、株の下から5節目あたりを摘心してあげましょう。そうするとで、わき芽の生長を促すことができますよ。

また、花穂を収穫したい場合以外は、咲いた花は摘み取ってしまいましょう。

シソ(大葉)の育て方 〜プランター栽培の場合〜

シソをベランダなどでプランター栽培する場合は、上記の育て方と少し異なる点があります。以下のような違いをチェックしておきましょう。

鉢の選び方

シソの栽培には、「深さのあるコンテナ」もしくは「長さのあるプランター」を用いるのがおすすめです。

土づくり

シソをプランターや鉢植えで栽培する場合には、「赤玉土&腐葉土を同量」もしくは「赤玉土6・腐葉土4の割合で混ぜた配合土」を使うとよいでしょう。

なお、プランターや鉢の底に、あらかじめ鉢底ネットや鉢底石を入れておいてください。

種まき

シソの種をプランターや鉢にまく場合は、2cm間隔程度をあけて、粗くばらまきにします。そのほかの手順は、基本と同様です。

乾燥対策として、プランター全体をビニールで覆ってあげるのもおすすめです。

植え付け

最終的な苗同士の間隔は20cmほどあると好ましいため、プランター栽培の場合は、横幅60cm程度のものに3株が目安となります。

水やり

日当たりの良いベランダでプランター栽培していると、特に真夏は土が乾きやすくなります。したがって、その場合は、土の乾燥具合を頻繁にチェックしてあげましょう。

土の表面に腐葉土などを敷いて過度な水分の蒸発を防いだり、もしくは午後から日陰になる場所へ移すなどの処置を行いましょう。

シソ(大葉)の増やし方

シソは「種まき」で増やすのが一般的です。

こぼれ種で翌年新しい芽が生えることもありますが、種は周囲に飛び散ってはくれないので、一箇所から大量に芽吹き、その後間引くことで、収穫量は減ってしまいます。

そのため、収穫後に種を採取して、翌春に種まきしなおすのがおすすめです。花が咲いたあと1〜2ヶ月ほど経つと、種を採取することができます。

なお、種まき方法については前述の通りです。

シソ(大葉)の育て方で注意すべき病気・害虫

ハーブは基本的に虫を寄せ付けにくいのですが、シソは虫に食べられがちです。バッタや蛾の幼虫、ハダニ、アブラムシ、ハマキムシなど多くが寄ってきます。

ただ食用として食べるために、農薬を使えないので、発生してしまうと手作業で取り除くことになります。

予防策としては、虫よけネットや防虫ネットなどがあるでしょう。日に当たりすぎると葉が固くなることもあるので、ネットをかければ一石二鳥かもしれません。

シソ(大葉)の収穫

葉の部分

シソの収穫時期は、6〜10月頃が適期となっています。本葉が10枚ほど出てきた頃、草丈が30cmほどに育った頃が収穫の目安です。

収穫する際は、下の方から順にやわらかい葉を摘み取っていきます。

茎の先の葉や若い葉を収穫していくと、その後もわき芽が伸びてきて、しばらくの間繰り返し収穫を楽しむことができます。

葉以外の部分

ちなみに、シソは葉だけでなく、種や花穂も食べることができます。種は佃煮や香辛料などに、花穂は天ぷらなどに利用できます。

花穂を収穫したい場合は、10月頃になって花穂の下部の実がふくらんできた頃に摘み取ります。

また、刺し身のツマなどに使われる芽ジソを収穫したい場合は、発芽して本葉が出始めた段階で摘み取りましょう。

シソ(大葉・赤紫蘇)をプランターなどで栽培してみよう!

今回は人体をよりよくしてくれるシソについて、育て方を中心に簡単にご紹介しました。

自宅で育てて、使っていきたいとお考えの方は、ぜひこちらをご参考に育ててみてください。

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シソの基本情報

ジャンル
野菜
形態
一年草
学名
Perilla frutescens var.crispa
別名
紫蘇,大葉
原産地
アジア

シソの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
5月 、6月、7月
植え付け・植え替え
5月 、6月、7月
収穫
6月 、7月、8月、9月

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