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シソの育て方

  • シソ科
  • シソ属

シソの基本情報

ジャンル

野菜

形態

一年草

学名

Perilla frutescens var.crispa

別名

紫蘇,大葉

原産地

アジア

シソの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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収穫

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シソの育て方

日本では古く平安時代から栽培され、「和風ハーブ」とも呼ばれているシソ。

ビタミンやミネラルが豊富なため、健康に対する効果がかなり期待され、広く流通しています。

今回はそんなシソについて、育て方を中心に簡単にご紹介します。

基礎情報

日当たり

シソ自体は日当たりのいい場所を好みます。

ただ日当たりのいい場所で育てると香りは非常によくなりますが、葉が厚く固くなってしまうため、食用には向かなくなってしまいます。

食用とすることを前提としているならば、半日陰で育ててあげる方がいいでしょう。柔らかくて食べやすくなります。

 

置き場所

置き場所についても食用か否かで変わります。

食用ならば半日陰でも問題ないので、ベランダで日当たりがいいとはいえない場所でも育てられます。

 

水やり

シソは乾燥が苦手なため、やや湿り気のある土壌を好みます。

そのため水やりは、土の表面が乾きかけている時点で、たっぷりと水を与えるぐらいで問題ありません。

水切れ状態になってしまうと、目的でもある葉が傷むので気をつけましょう。

湿地で地植えにしている場合には、そのままで問題ないのですが、ベランダなどでは真夏は乾きやすい場所となっています。

したがって、頻繁なチェックと、土の表面に腐葉土などを敷くことで過度な水分の蒸発を防ぐ、もしくは午後から日陰になる場所へ移す等の処置を行いましょう。

夏場は乾燥しがちなため、ハダニが発生する可能性もたかいため、事前に葉っぱにも水が掛るように水やりを行うといいでしょう。葉っぱの裏にも水を掛けると効果覿面でしょう。 なお真夏は、朝と夕方の二回、水をしっかりとあげてください。

 

シソは基本一年草のため、通常通りに育てると1年も経つと枯れてしまいます。

そのため冬の水やりについては必要がない場合が多いでしょう。

 

肥料・追肥

シソは肥料をよく吸収します。そのため、まず第一に植え付ける段階で、肥料がすでに入っている市販の培養土肥料か、

緩効性の化成肥料を用土に混ぜておきましょう。植え付け直後に、薄い液肥を月に二回ほどあげるのもいいでしょう。

それ以降は、7~14日1度の頻度で液体肥料を施してください。

ただ肥料が多いと、もともと付きやすい虫がさらに付きやすくなりますので、状況を見て判断してください。

 

用土

シソは、基本的には土質は選ばずに育ちます。

ただしやせ地でも生長はしても、葉が固くなって香りも弱くなるので、食用としては向かなくなります。

腐葉土や堆肥等がたっぷり含まれた、肥沃かつ水もちの良い土の方が、香りが良くて柔らかい葉が育ちやすいのです。

もしも鉢植得する場合には、赤玉土&腐葉土を同量、もしくは赤玉土6・腐葉土4の割合で混ぜた配合土にしましょう。

地植えならば、堆肥を多く混ぜ込んでおきます。

多湿すぎるのにも弱いので、出来る限り水はけもいい土としてください。

 

植え替え・植え付け・種蒔

シソは、上手く育てると葉がかなり茂ります。

そのため蒸れを防ぐためにも、植え付けは苗を20cmほどの間隔をあけて行ってください。

時期は発芽の適温である20℃以上となりうる5月以降が無難でしょう。

なお苗の生育には15℃以上が必要となるので、苗を購入する場合には、4月下旬以降でも問題ありません。

なお移植には弱いので、植え替えは苗の段階でポットの土を崩さずに行うようにしてください。

なおこぼれ種で翌年も新しい芽が生えることもありますが、種は周囲に飛び散ってはくれないので、

生えた年には一箇所から大量に芽吹くので間引きが必要になり、収穫量が減ってしまいます。

そのため、種子を事前に取って、春に撒く方がしっかりと収穫できるでしょう。

 

増やし方

シソは挿し木で増やすことができます。

先鋭の段階で摘み取った茎を、植え付けの適期に植えることで効率よく増やすことができるでしょう。

なお選ぶ葉は10〜15センチほどの茎で上の方の葉を4枚ほど残して、他の葉は落としてしまいましょう。

それを水入れの容器に挿して発芽させてください。根が出た時点で用土に植え替えましょう。水は毎日替える必要があります。

 

病気・害虫

ハーブは基本的に虫を寄せ付けにくいのですが、シソは虫に食べられがちです。

バッタや蛾の幼虫、ハダニ、アブラムシ、ハマキムシなど多くが寄ってきます。

ただ食用として食べるために、農薬を使えないので、発生してしまうと手作業で取り除くことになります。

予防策としては、虫よけネットや防虫ネットなどがあるでしょう。

日に当たりすぎると葉が固くなることもあるので、ネットをかければ一石二鳥かもしれません。

 

薬用や用途

平安時代から日本では薬用として広く使われてきたシソですが、さまざまな成分が含まれており、それぞれ効能があります。

α-リノレン酸にはアレルギー症状軽減の効果が、ペリルアルデヒトは抗菌採用、

防腐作用、食中毒予防、食欲増進の効果が、β-カロテンには目の健康に働きかける力があるとされています。

その他にもシソには、疲労回復効果や貧血予防の効果、血液をサラサラにする効果、骨や歯を丈夫に保つ効果などがあるとされています。

豊かな香りを持っているため、食用としても広く使われていますが、これらの効能も期待できるかもしれません。

 

利用部分

シソは主に葉の部分が用いられています。ただ薬用としては種子が用いられるケースもあります。

 

管理温度

シソの管理適温は、20℃〜30℃となっていますので、春夏秋に育てやすいといえるでしょう。

なおシソを種から育てる場合には、発芽の適温が20度〜25度となっているので、温かい室内でハウがさせたうえで、春になってから苗を植え付けるといいかもしれません。

 

種類・品種

シソもさまざまな種類がありますが、日本で主に食材として流通している種についてご紹介します。

まずはスーパーなどでよく見かける大葉とも呼ばれる青紫蘇です。

薬味として用いられることも多く、西日本の一部では「青蘇」とも呼ばれています。

次に有名なのは、梅干しの色付けなどで用いられる「赤紫蘇」でしょう。

乾燥させたものは七味唐辛子などの香辛料としても用いられるような赤い葉は、色素シアニンが原因となっているようです。

 

収穫

シソの収穫は葉が多く茂り始めた段階で、下の葉から順次取って行く形で行うようにしてください。

草丈がちょうど20〜30センチほど育ったことが適切でしょう。取りすぎると弱ってしまうので要注意です。

なお刺し身のツマ等に使われる芽ジソは、発芽して本葉が出始めた段階で刈り取っています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

シソの花は基本紫か白です。比較的小さめの花を茎から鈴なりに咲かせていきます。

非常に愛らしいので、観賞用としても楽しめるかもしれません。

 

トリビア

花言葉

シソの花言葉は「善良な家風」と「力が蘇る」です。

病気で臥せっている友人に、相手の好みと合うならばシソで作った料理やドレッシングなどを送ってみるのもいいかもしれません。

 

由来伝承

シソの原産地はビルマ、中国とされており、その中国から平安時代に日本へと伝えられたとされています。

シソは10世紀ごろの和書によると「イヌエ、ヌカエ、ノラエ」と呼ばれ、薬草としても用いられていたようです。

なおシソの「紫蘇」という名前の由来は、後漢末の時代の中国の都市・洛陽に住んでいる若者が、蟹を食べすぎたことで食中毒を起こした際に、名医・華佗が薬草を煎じ、紫の薬を作り、若者がたちまち健康を取り戻したという逸話に基づいているようです。

なおこの薬草がシソであり、「紫」の人が「蘇る」薬であったということから、「紫蘇」と名付けられたとされています。

 

まとめ

今回は人体をよりよくしてくれるシソについて、育て方を中心に簡単にご紹介しました。

自宅で育てて、使っていきたいとお考えの方は是非こちらをご参考に育ててみてください。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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