イチゴ(観賞用)の画像

イチゴ(観賞用)の育て方

  • バラ科
  • イチゴ属

イチゴ(観賞用)の基本情報

ジャンル

野菜

形態

多年草

学名

Fragaria ×ananassa

別名

オランダイチゴ

原産地

北米アメリカ大陸

イチゴ(観賞用)の性質

栽培難易度

普通

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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収穫

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イチゴ(観賞用)の育て方の画像

イチゴ(観賞用)の育て方

イチゴは普段の食生活でも果物として食べられています。

イチゴには、ビタミンCや食物繊維が含まれています。キシリトールも豊富に含まれていますがあまり知られていません。

今回は、イチゴ(観賞用)のオランダイチゴについて特集していきます。

基礎情報

日当たり

水分の大好きな植物ですが、やりすぎて過湿になってしまうと根腐れを起こしてしまいますので注意しましょう。

イチゴ(観賞用)を育てるに当たって水やりが重要なポイントになっています。

土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。

ただし、乾燥させてしまうと生育に支障をきたしてしまいますのでよく見ながら育てていきましょう。

 

置き場所

夏の気温が高いときは、涼しい場所で管理するようにしてください。

本来イチゴは寒さに強い植物ですが、強い霜には負けて枯れてしまいます。

強い霜は大体マイナス5度で発生します。冬は霜に当たらないよう軒下に移すのが良いでしょう。

 

水やり

イチゴは水を好む植物です。土が乾いているときに水やりをするようにしてください。

あまり水をやりすぎると根腐れのを起こすことになるので注意しておきましょう。

鉢植えやコンテナで育てているときは時に注意が必要です。水を控えると甘くなるという特徴があります。

しかし、水を与えなさすぎて枯らさないように加減しましょう。夏は水切れを起こさないようにチェックしておきましょう。

 

冬も同じで土の表面が乾いていることを確認してから水を与えましょう。冬は霜に気をつけて育てていきましょう。

 

肥料・追肥

窒素分の多い肥料を与えると葉や茎は大きく生長することが出来ます。

その反面良質な実を育てにくくなりますので多く肥料を与えないようにしましょう。

植えつけを行ってから3週間が経ったときと2月下旬にさしかかったときに追肥を行います。

ホームセンターで「野菜用の肥料」を購入して与えましょう。イチゴ専用の肥料が販売しているところもあります。

その他に、イチゴの花が咲いたときに液肥を与えるとより甘くなるので「花工場原液」を500倍に薄めて与えてみましょう。

化成肥料でも効果がありますので、2回行われる追肥のときに「マイガーデンベジブル」などはばら撒きましょう。

2回の追肥のあとに中耕も施しておきましょう。中耕とは、中打ちとも言い植物の成長期間の間に作物を植え付けた列に耕起することです。

 

用土

イチゴ(観賞用)に使われる用土には、市販にある花と野菜の培養土で十分育てることが出来ます。

よりイチゴに適した土のポイントとしてはアルカリ性の土を選ぶと良いでしょう。

地植えで育てる場合、堆肥や石灰を植え付ける場所の土に混ぜておきましょう。

配合土で育てるのであれば、赤玉土と鹿沼土と腐葉土を5:3:3で作って植えてみましょう。

特に鉢植えするときにおすすめです。赤玉土は小粒のものを使用するようにします。

 

植え替え・植え付け・種蒔

イチゴ(観賞用)の植え替えには、苗作りが面倒であったり地植えする場所がなくてプランターなどでお手軽に育てたい方には、深めのプランターや鉢を購入しておきましょう。

イチゴの苗は10月に入ると販売する時期になります。

秋に植え付けるとイチゴ狩りなどが盛んに行われる春頃に収穫することが出来ます。

イチゴにはランナーと呼ばれる茎が株の根本から伸びて生長します。

植え付けを行う際は、株元の生長点に土が被さらないように植えていきましょう。

この生長点に土がかぶっていることで生長を止めていしまい、最悪の場合枯れてしまいます。

高さ20cm前後で幅が65cmで奥行きが23cmほどのプランターであれば間隔を開けて3つの苗を植え付けることが出来ます。

プランターの底には軽石を敷いてその上から花と野菜の培養土を注ぎましょう。

種蒔の代わりにもなる「苗作り」をするためには、4月か5月に花がついた苗を購入して植え付けていきましょう。

初夏に差し掛かった頃にランナーがアーチ状に伸びて葉が4枚以上付いた頃にランナーは切らずに植え付けます

親株や1番目の株ではなく2番目以降の株を育てていきます。

親株や1番目の株は、病気が進行していたり大きくなりすぎていて生長することが出来ないということがあります。

子株が大きく育ち8月に入ったらランナーを切り離して仮植えを行います。それから2か月ほど経ったら定植を実行しましょう。

 

増やし方

イチゴは種子から繁殖させると思いがちですが、栄養系繁殖で増やすことが出来ます。

栄養系とは、種子以外で増やしたもののことを指します。ランナーが土に触れることでその部分から根を生やします

そしてその根が新しい株に生まれ変わります

子株は最初に出来たものをー次株と呼び続けて二次株、三次株と伸ばしていきます。

株が増えれば増えるほど小さくなっていくので農家で育てているイチゴには、三次株のときに出荷するように定められています。

栄養繁殖とは、要はクローンを作っているようなものなので子株でも同じ甘さのイチゴが付きます。

イチゴには古い株や根は捨てることになります。葉は手などでむしることが出来ますが、根は簡単に掃除できません。

残ったままの根は生育を妨げてしまいます。老化した株はなくなってしまうので翌年以降になれば若い株を取っておく必要があります。

株が古いとウイルス病などに感染している確率が高いので子株にも影響が出ます。

イチゴの実に付いている種子を剥がして土に撒いてでも増やすことができます。

発芽率は8割を占めているので簡単に繁殖させられます。

 

病気・害虫

病気には、灰色かび病やウドンコ病に注意して管理しましょう。

ウドンコ病には、実が全体的にうっすら白くなっていたものが次第に濃くなってうどん粉がまぶしてあるように見えることから付けられた病気です。

葉が白くなったときは光合成を妨げたり栄養を吸収することができなくなります。

その影響で花が咲かない、果実が肥大しないという問題が置きます。

イチゴの場合、花托と呼ばれる普段食べる部分が大きく生長しなくなってしまいます。

害虫には、アブラムシに注意しておきましょう。アブラムシは葉にくっつき汁液して栄養を阻害してしまいます。

また、ウイルス病の媒介もする厄介な虫です。病気や害虫以外にも気をつけておいてほしいのが、「」です。

ベランダなどで育てていると甘い香りに誘われて鳥が食べてしまいます。

ネットを張って鳥が入ってこられないよう対策しておきましょう。

 

管理温度

イチゴは観賞用も含め生育するのに必要な温度が17度〜20度とやや涼しい気候が適しています。

イチゴは秋の低い気温と日照時間が短いという条件で花芽が複雑化したり異質化します。

その後にやってくる春から夏の初めあたりの高温と日照時間の長いことで開花や結実します。

実ができると受粉します。受粉した後の結実には5度〜6度の温度が必要不可欠です。

 

種類・品種

イチゴ(観賞用)の品種には、クワンシェ・ミランシェ・桜香・ワイルドストロベリー・蛇イチゴなどのあくまでも鑑賞するための果物です。

イチゴにはオランダイチゴ属に分類されています。

オランダイチゴ属には、記載種や雑種及び栽培品種を合わせて20種類以上が存在しています。

現在でも育てられている栽培イチゴは18世紀のオランダでバージニアイチゴとチリイチゴをそれぞれ交配させたことで生まれた品種とされています。

有名なあまおうやさちのかなどのイチゴに比べて観賞用であるため酸っぱい味がします。

食べられないことはないので育ったら収穫してみましょう。

 

収穫

収穫には、春になると休眠期から抜け出して活発し始めます。花が咲いてから30日ほど経つと実を収穫していきましょう。

収穫するときの見分け方としてヘタの当たりが赤く色が付いていると食べごろです。

ヘタのすぐ上の部分をはさみで切ります。朝か夕方に収穫を行いましょう。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

イチゴ(観賞用)には、実を楽しむというよりも花を楽しむイチゴと思っておいてください。

先程も紹介した、桃の花のような桜色の花を咲かせるクワンシェは1年を通して鑑賞することができます。

ミランシェはクワンシェよりもより濃いピンク色の花を咲かせます。

10月に苗を植え付けたら冬を通り越して春になると花を咲かせます。

主に薄いピンク・赤(濃いピンク)・白色の花を咲かせます。

 

トリビア

風水

イチゴには「始まり」という風水の意味があります。いちごを食べることによって運気が新しく生み出されます。

新鮮な出来事を招いてくれるかもしれません。特に誕生日や記念日などで始まりに関するときにイチゴを食べるのが効果的です。

始まりを表すときには、日付が変わった午前中や新月の日などを指します。

新月の日にイチゴを食べると食べた人の願いが叶いやすくなるそうです。

始まりを表す日以外に食べても効果があります。若さや発展、更には仕事運も上昇することでしょう。

 

花言葉

可愛らしい実をつけるイチゴには、尊敬と愛情・完全なる善・先見の明・幸福な家庭・あなたは私を喜ばせるという西洋の花言葉があります。

イチゴの葉と根を浸けた水で目を冷やすと視力が回復すると考えられていました。

さらに、親株からどんどん子株を増やすさまから「幸福の家庭」という意味があります。

 

由来伝承

イチゴは定まった語源がありませんが、日本書紀に伊致寐姑(いちびこ)と書かれていることから転じてイチゴになったとされています。

新撰字鏡には一比古と書かれているようです。

英語では「Strawberry(ストロベリー)」と綴られ「straw」はワラのことを指しています。

イチゴは麦わらを敷いて育てたりわらに包まれて販売されていたことが関係しているとされています。

 

まとめ

春の暖かい季節にどこでも見かけることができるイチゴにつていご紹介しました。

今回はイチゴの観賞用では身を食べることよりも花を見ることを楽しんでもらいたいです。

中には実を食べることができる品種もあります。

5〜6個食べれば1日分のビタミンCを補えるイチゴをプランターや鉢で育ててみてかいかがでしょうか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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