ポポーの画像

ポポーの育て方

  • バンレイシ科
  • ポポー属

ポポーの基本情報

ジャンル

果樹

形態

高木

学名

Asimina triloba

別名

原産地

北米

ポポーの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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ポポーの育て方の画像

ポポーは「森のカスタードクリーム」と称される、クリーム状の果肉が特徴のフルーツ。香りの強い果肉は、バナナとマンゴーを混ぜたような独特の甘い風味です。秋に葉が黄葉するので、庭木としても人気があります。赤紫色のエキゾチックな雰囲気の花を咲かせます。
ポポーは、北アメリカ東部原産のバンレイシ科の植物。どちらかというと温暖な気候を好みますが、比較的耐寒性があるので北海道南部より南の地域なら栽培が可能です。病害虫にも強く、育てやすい果樹です。
新しい果樹というイメージを持たれがちですが、実は明治時代にはすでに日本に持ち込まれていました。そのため、国内のいろいろな場所でポポーの木を目にすることができます。空き地など意外な場所で見かけることもあります。
結実までの目安は、地植え4~5年、コンテナ植え3~4年です。

ポポーの育てる場所

日光を好むので、日当たりのよい場所で育てます。乾燥に弱いため、保水性の良い肥沃な土地が向いています。樹高3m以上に育つ高木なので、植え付ける場所は考えましょう。
コンテナで栽培することも可能です。その場合、7~8号鉢に植え付け、成長と共に鉢上げしていきます。樹形が比較的コンパクトな品種「ミッチェル」などは、狭いスペースでも育てやすいです。
植え付けは、温暖地なら12月、寒冷地なら3月に行います。
ポポーは品種ごとに耐寒性に差があります。育てる場所・環境に合った品種をチョイスするのがおすすめです。「ウェールズ」などは寒さに強く、家庭栽培に向いています。
また、ポポーの木は1本でも実を付けますが、実付きを良くするには2品種以上を一緒に植えてください。品種によって開花・収穫時期が異なるので、確実に受粉させるなら開花時期が近い品種を選ぶのがよいでしょう。

ポポーの水やり

乾燥に弱い植物です。特に若木のうちは水切れしないように、しっかりと水やりします。
コンテナで栽培する場合、8・9月は朝夕2回を目安にたっぷりと水を与えます。冬場は土が乾いたら日中に少量水やりします。1週間程度の外出なら、水を入れた大きなプラケースなどに鉢を入れておきましょう。
鉢の中で根づまりを起こすと根が水を吸い上げなくなってしまうので注意が必要です。鉢が小さくなったら大きなものに植え替えるようにします。

肥料

植え付けの適期は12月(温暖地)、3月(寒冷地)です。12月の植え付け時に元肥として、有機質配合肥料1kgを目安に施します。3月には化成肥料を100gほど与えるとよいでしょう。
お礼肥は、9月上旬に化成肥料50gを目安として与えましょう。

用土

水もちがよく、肥沃な土地が向いています。
鉢植えの場合、赤玉土1:腐葉土1を用土とします。

病害虫

特にありません。無農薬で栽培できます。

ポポーの種まき・植え替え

種まき

1果あたり、大きな種が数個入っています。とった種は、濡れた新聞紙などに包んで乾燥しないようにし、冷蔵庫で保存し寒さにあてます。
気温が25~30度くらいになったら、種まき用培養土か赤玉土に種をまきます。発芽まで2週間~2カ月かかるので、水やりは欠かさないようにします。

植え替え

コンテナで栽培する場合、株が大きくなったら植え替えしましょう。適期は11月から2月。根づまりを防ぐため、2~3年に1度は一回り大きな鉢に植え替えます。

ポポーの増やし方

ポポーは接ぎ木や根ざしで増やすことができます。

接ぎ木

接ぎ木で増やす場合、3月~4月に休眠期枝接ぎ、8月に緑枝接ぎします。

根ざし

根ざしは3月に行いましょう。鉛筆ほどの太さと長さの根をさします。

ポポーの剪定・摘果

剪定

剪定は12月から1月にします。ポポーは直立性で放っておくと背が高くなりすぎてしまうので、伸びた枝を切り返し変則主幹性に仕立てます。コンパクトにおさめると管理しやすくなります。
主幹を低く切りつめ、3・4本主枝を伸ばしていきます。主枝から出る新鞘の先端を、2節ほど切り返しましょう。

摘果

ポポーは1カ所に多くの実をつけることがあります。果実が多い場合は摘果しましょう。目安は、葉10枚につき1果、1枝につき1~2果です。

ポポーの収穫

9月から10月に収穫します。収穫の目安は、果実の緑色が薄くなり茶色い部分がでてきたころが適期です。実が熟すと自然に落果するので、その少し前に収穫して数日追熟するとよいでしょう。香りが強くなってきたら食べごろです。もしくは、落果したものを拾って食べることもできます。
実にはネットをかけておくと、落果予防になり鳥害も防げます。

ポポーの食べ方

ポポーの果肉はバナナとマンゴーをミックスしたような甘い風味で、生食がメジャーです。皮を剥いた、中の柔らかくクリーミーな部分を食べることができます。実を2つに割り、そのままスプーンですくって食べてもよいです。
生食するほか、果肉とヨーグルトをミキサーにかけてスムージーにして楽しむこともできます。ムースにしてもよいですし、なめらかな食感を味わってみてください。ポポーの果肉は香りが強く風味が独特なので、好き嫌いがわかれるようです。

まとめ

ポポーは、熱帯性植物が中心のバンレイシ科のなかでは数少ない温帯性の果樹。耐寒性があり、日本国内のほとんどの場所で育てることができます。なおかつ病害虫にも強く、育てやすい果樹です。
若木のうちは乾燥に気を付けて、しっかりと水を与えましょう。春に咲く赤紫色の花は美しく、観賞用の樹木としても楽しむことができます。
ポポーの苗は地植えなら4~5年、コンテナ植えなら3~4年で結実します。クリーム状の甘い果実は、ねっとりとした食感が魅惑的。ちょっとめずらしい果樹を育ててみたいという方は、ぜひポポーの栽培にチャレンジしてみてはいかがですか。早生種など品種のバリエーションも多いので、ぴったりの品種を見つけてみてください。

※トップ画像はTenさん@GreenSnap

GreenSnap編集部

GreenSnap編集部

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