キンカンの画像

キンカンの育て方

  • ミカン科
  • キンカン属

キンカンの基本情報

ジャンル

果樹

形態

低木

学名

Fortunella spp.

別名

金柑

原産地

中国

キンカンの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

収穫

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

剪定

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
キンカンの育て方の画像

食べることもでき、薬としても使うことができるキンカンは、ミカン科キンカン属に分類される植物です。ビタミンCやカルシウムたっぷりのキンカンについて、今回は育て方をご紹介します。

キンカンの育てる場所

漢字で金柑あるいは、金冠とも書くことがある黄色の小さな実を結ぶ植物「キンカン」は、ガーデニング初心者でも簡単に栽培でき、おすすめの植物です。

育てる場所は、鉢植えでも、庭で簡単に育てることができます。キンカンに適した環境は、年間の平均気温が16度前後のところです。

適した環境を考慮すると、庭植えでキンカンを育てるなら、暖かい地域となります。寒い地域でキンカンを育てたいとなると、鉢植えでの栽培となります。鉢植えの場合は、気温に応じて、置く場所を考えながら育てていきます。

マイナス5度を下回るような気温になったら、注意が必要です。気温が低いのが続くと、枝が枯れ始めます。

キンカンの水やり

庭植えの場合は、雨水でそれ以上に水をあげる必要はありません。鉢植えの場合は、表土が白く乾いた時に、たっぷりあげましょう。もちろん、庭植えでもあまりにも日照りが続いた時は、水を与えます。

肥料

キンカンは肥料が必要な植物です。肥料を与える時は、2月と7月~9月です。庭植えの場合は、肥料をあげることで、年間の健康維持にも役立ちます。有機肥料を与えてあげましょう。

鉢植えの場合は、緩効性肥料を2月に与えます。2月は新芽のために栄養になるように与えます。7~9月は、有機肥料を与えます。この時期の肥料は果実のためです。

肥料はメーカーごとに若干異なり、キンカンの成長に影響しますので、施す時はパッケージをよく読み与えすぎに気をつけます。

肥料は果樹専用のものが市販で販売されていますので、それを与えても問題ありません。与えすぎが心配な場合は少量から試していきましょう。

用土

キンカンは、水はけの良い土が好きです。鉢植えで育てる場合は、水はけを良くするために底に石を敷きます。土は、赤土(小粒)5:腐葉土3:鹿沼土2に粒状肥料を少量混ぜてあげると良いでしょう。

庭で育てる地植えの場合は、用土を気にすることなく日当たりの良い場所を選んで上げると良いでしょう。

病害虫

病気に関しては気にすることはありません。害虫ですが、すす病の原因となるカイガラムシに気をつけましょう。たまに果実が黒くなっていたり、葉に黒点が付いているのを見ることがあります。あれが、すす病です。このすす病の原因となるのがカイガラムシと言われています。

予防は、風通しをよくすることです。葉が密集したりするとカイガラムシが多発する環境は風通しが悪い場所です。予防対策以外の対処方法は、カイガラムシを見つけたらすぐに駆除することです。

キンカンの植え付け・植え替え

キンカンの植え付け・植え替えの最も適した時期は、3月下旬から5月上旬です。つまり暖かくなってきた頃で、暑くなりすぎる前に行うのが良いでしょう。キンカンは暑さに強く、寒さにも比較的強いといわれています。そのため秋にも植え付け・植え替えはできます。しかし春植えが一般的でおすすめです。

植え付けのときは、直径40cmから50cm前後の穴をつくり、そこに苗を植えます。水はけが良く、風の強く当たらない、日当たりの良い場所で地植えをします。鉢の場合は、置く場所を気をつけます。浅く植えてあげるのがポイントです。支柱を指してあげるのを忘れないようにします。

鉢植えの植え替えの目的は、育った苗が根詰まりを防ぐためということと、葉が密集して、風通しが悪くなることを防ぐためです。キンカンの成長にもよりますが、2年に一度を目安に、鉢を大きいものへと交換します。

地植えの場合は植え替えはなくて問題ありません。

キンカンの増やし方

キンカンは、果実から種をとって育てることをあまりしません。種からの発芽率は悪くなく、育ちます。しかしながら、品種的に親株より劣ったキンカンができてしまいます。そのため、キンカンは接ぎ木で育てるのが一般的です。

キンカンの接ぎ木は「休眠枝接ぎ」あるいは、「芽接ぎ」で増やしていきます。春先に行う接ぎ木のことを休眠枝接ぎと呼びます。キンカン以外にこの方法で増やして行く樹木にはぶどう、キウイ、ブルベリー、いちじくなどがあります。

芽接ぎは夏の終わり、8月下旬に行う接ぎ木の一種です。

キンカンの剪定

剪定鋏はヨーロッパの果樹園から入ってきました。できれば剪定用の鋏を用意してあげると樹木が傷つかないのでおすすめです。植え替えのときなどにも接ぎ木を作る時に役立ちます。

庭木の剪定は頻繁に行うことはないでしょう。鉢植えは成長が早いので、剪定をする機会が多くなります。一般的に剪定の時期は、3月から5月の間に行われます。この時期は、キンカンに果実が実っている時期と重なります。

キンカンの手入れ

庭でキンカンを育てている場合は、生い茂ってしまう場合があります。そのような状態になったら、キンカンを木を整えてあげましょう。キンカンは世話を頻繁にしないといけない樹木ではありません。しかし、葉が生い茂ると病気になりやすくなりますので、風通しができるようにしてあげます。

世話をする時期は、新しい木が出てくる活動期前です。古い木をきって、整えましょう。太い木を切った時は、切り口から病気になる場合があります。それを防ぐために、殺菌剤などを塗布しておきます。

キンカンは、比較的にたわわに実がなりやすい樹木です。放置しておくとたくさんの実がなります。そのかわりに、サイズが小さくなりがちです。もしも、適度な大きさのキンカンを収穫したい場合は、9月頃に傷のついたキンカンや、サイズの小さなものを摘果します。

キンカンの収穫

キンカンは実ったら鋏で収穫しましょう。手でも摘み取れないわけではありませんが、実に傷が付きやすくなってしまいます。また、キンカンの実を放置すると、木が傷んでしまいます。

キンカンは2月から5月頃にかけてが収穫時期です。甘さが出てくるのは、3月ごろのキンカンです。鉢植えの場合は、室内の温かいところに置くと甘さを増します。

キンカンの収穫の仕方ですが、実を傷つけないように鋏で切り取りましょう。花鋏でなくてもキッチン鋏などで簡単に摘み取ることができます。

キンカンの栽培のポイント

キンカンは、夏の暑さにも強いだけでなく、寒さにも比較的強い柑橘系の樹木です。庭植えの場合は、関西以南や東北でも日当たりなどがよい場所でなら、手間いらずで栽培ができます。

鉢植えで育てる時は、水はけのよい土にうえてあげること、そして夏など乾燥の時期に水やりを気をつけてあげましょう。

また、肥料を好む樹木です。特に成長期には肥料を絶やさないように注意して育てると良いでしょう。

まとめ

金柑は、鑑賞用として栽培するだけでなく、食用、薬用としても利用ができる樹木です。実がなったら、そのままもぎ取って生のまま食べでも柑橘系特有の爽やかな味わいを愉しむことができます。

たくさん実った場合は、蜂蜜に漬けたり、甘露煮にしたりして保存します。金柑には他の柑橘類同様に多くのビタミンCが含まれています。また、皮ごと食べることができる金柑には、皮の部分に含まれている栄養素に、発がんを抑制する効果や、血流改善効果ががあると言われています。

春先に黄色の実をつけ、季節を感じることができるキンカンを、ぜひ庭植えや鉢植えで楽しまれてはいかがでしょう。

※トップ画像は trekkさん@GreenSnap

※トップ画像はtrekkさん@GreenSnap

キンカンの新着投稿画像

みんなのキンカンの育て方

[期待シリーズ]金柑 コンカン♪

Photo By りのみ

金柑のタネから成長ろぐ

柑橘類の栽培

キンカンの新着コラム

家庭菜園の種類

トマト

日当たりがよく風通しの良い場所に置きます。気温が5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良い場所に... トマト の育て方へ

ブルーベリー

ブルーベリーは場所もとらず、育てやすい為、手軽に楽しめる小果樹です。生食や、ジャム、スイーツなどにも... ブルーベリー の育て方へ

キュウリ

鉢やプランター、地植えで育てることができます キュウリ の育て方へ

オクラ

鉢植えの場合、表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。水きれしないように注意し... オクラ の育て方へ

イチゴ(観賞用)

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。 イチゴ(観賞用) の育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード