カボチャの画像

カボチャの育て方

  • ウリ科
  • カボチャ属

カボチャの基本情報

ジャンル

野菜

形態

一年草

学名

Cucurbita

別名

南京,唐茄子,唐瓜,ぼうぶら

原産地

南アメリカ、中央アメリカ

カボチャの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

種まき

1
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植え付け・植え替え

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肥料

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収穫

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カボチャの育て方の画像

太陽の光を浴びてぐんぐん育つカボチャは(南瓜)はウリ科カボチャ属の植物で、夏野菜の代表です。大きさや重さを競うカボチャコンテストやハロウィーンなど、イベントの主役にもなるカボチャ。カロテンやビタミン類が豊富に含まれている緑黄色野菜で、料理にもお菓子にも使える優れものです。

カボチャは果皮がオレンジ色のものを英語でパンプキンと言いますが、それ以外のものを全てスクウォッシュと言います。日本で料理に使われる果皮が緑色のカボチャはパンプキンではなくスクウォッシュです。

ここではこのカボチャの育て方を場所、種まきから定植、水やり、肥料、用土、病害虫、増やし方、手入れの仕方に分けて詳しく紹介します。カボチャは低温にも高温にも強く、難易度が低い野菜なので是非栽培にチャレンジしてみてください。

カボチャの育てる場所

カボチャは1株から5~6個も収穫できますが、地面に沿ってツルが広がるので広い面積で育てる必要があります(地這い栽培)。もし栽培面積が確保できないならミニカボチャを選びましょう。ミニカボチャはツルを支柱で誘引して宙づりにするので狭い場所でも栽培が可能です(立体栽培)。

カボチャは日光を必要とするので日なたで育てましょう。植えるのは中酸性程度の土壌が適しています。雨が多く苦土や石灰が溶け出すため、日本の土の大半は酸性土壌なので苦土石灰(くどせっかい)を混ぜ込み、野菜作りに適した土に改良しましょう。

カボチャの種まき

【種まきの手順】

カボチャの種まきの時期は4月上旬~5月上旬です。ポットまきの場合は3号ポットに3粒ずつ種をまいていきます。以下の手順で行いましょう。

  1. ポットに土を入れ、1つのポットにつき3つの穴を指先であける。深さは1センチ。
  2. 1つの穴につき1粒の種を入れる。
  3. 周りの土を寄せて1セントほどかぶせ、上から軽く押さえる。
  4. 水をたっぷり与える。
  5. 25度~30度で保温できるようにホットキャップをかぶせる。

※地まきの場合:直径4~5センチの範囲に深さ1センチの穴を3つあけます。その後はポットまきの手順2~5と同じようにしてください。

【定植の準備:発芽~間引き】

3~5日で発芽するので、本葉が1~2枚になったら間引きして2本残します。本葉が4~5枚になったら定植ができます。定植の時期は5月中旬~6月中旬、種まきをしてから30~40日が目安です。カボチャの生育に適しているのは20度前後なので寒さが戻ってくる時期は避けて行いましょう。

【定植の準備:2週間前】

畑に苦土石灰をまき(1平方メートルあたり100グラム)よく耕します。

【定植の準備:1週間前】

畑全体に追肥(1平方メートルあたり2キログラム)、化成肥料(1平方メートルあたり100グラム)を混ぜてよく耕します。次に畝(うね)を作りますが、畝の高さは10~15センチ、幅は70~80センチにします。カボチャの苗は60センチ間隔で植えるので畝の長さは苗の数によって決めてください。

【定植】

カボチャの定植時期はは5月中旬~6月中旬です。本葉が4~5枚になったポット苗を畝の中央に60センチ間隔で植え付けます。ポットからカボチャの苗を引き出したとき、根が回り土が崩れなくなっているのが植え付けに最適の状態です。この状態で植え付けができるように、根鉢が入るサイズの穴を掘ります。穴に苗を入れたら土を寄せて根に土が密着するようにしてください。植え付け後はたっぷりと水を与えましょう。

【定植後の敷きわら】

植え付けたら株もとに敷きわらをしましょう。カボチャの苗に敷きわらをするのは雨のはね返りによる病気防止のためや、雑草防止のためです。わらではなくマルチシートでも大丈夫です。

カボチャの水やり

種まきをしたポット苗への水やりは朝に行います。定植したカボチャへの水やりは植え付け時のみで、あとは必要ありません。カボチャは根が強く、自分で水を探して地中に伸びていくからです。逆に言えばいつも水をやっていると、水を探す必要がないため根を伸ばさなくなり丈夫な株に育ちません。

肥料

【追肥:1回目】

カボチャを定植した後の追肥は6月中旬~7月中旬頃に行います。はじめに畝の脇に溝を掘ります。マルチシートが張ってある場合は持ち上げて畝の肩を掘ってください。掘った溝に1平方メートルあたり20~30クラムの化成肥料をまきます。その後に土を寄せて肥料を埋め、マルチシートを張っている場合は元に戻します。

【追肥:2回目】

2回目の追肥は7月上旬~下旬に行います。実がテニスボール位の大きさになった時が目安です。伸びたツルの先端周辺に1平方メートルあたり20~30グラムの追肥を均一にまきましょう。その後に軽く土を寄せて肥料を混ぜます。動かしたツルは畝の外にまっすぐ伸びるように戻してください。

用土

カボチャはそれほど土壌を選ばない野菜ですが、丈夫に育てるために植え付け前に土作りをしておきましょう。植え付け2週間前には畑に苦土石灰を1平方メートルあたり100グラムまいて耕しておきます。植え付け1週間前には畑に追肥を1平方メートルあたり2キログラム、化成肥料を1平方メートルあたり100グラム混ぜてよく耕します。その後畝を作って定植に備えます。

病害虫

カボチャの代表的な病害はうどんこ病です。うどんこ病は雨が少なく乾燥した時期に発生します。また長雨が続くと疫病が発生します。これらを予防するために敷きわらかマルチシートを敷きましょう。株もとにマルチシートを張った場合もツルの下に敷きわらをしてください。マルチシートのくぼみに水たまりができないよう畝をしっかり作っておくことも重要です。

カボチャの増やし方

カボチャは種まきで増やしますが、苗を買ってきて定植する方法もあります。5月にはカボチャの苗が店頭に並ぶので、お好みの品種の種や苗を手に入れて植え付けましょう。

カボチャの手入れ

カボチャは剪枝(せんし)や誘引、確実に実をつけるための人工授粉が必要な野菜です。これらの手順は以下のように行いましょう。

【剪枝・誘引:1回目】

6月中旬~下旬、子ヅルと親ヅルを1本ずつにするため剪枝を行います。親ヅルの節から出ているのが子ヅルで、これを1本だけ残し余分な子ヅルは全て摘み取りましょう。親ヅルと子ヅルで合計2本にし、それぞれのツルを畝の片側に直角に誘引し、U字の金具で固定してください。

【剪枝・誘引:2回目】

7月上旬~下旬、余分なツルを切り取ります。1本だけ残した子ヅルの節から出るのを孫ヅルと言います。この孫ヅルは全てはさみで切り取りましょう。1回目の剪枝後に親ヅルの節から出た子ヅルも同じように切り取ります。絡み合ったツルを丁寧にほどいて畝に直角に、出来るだけ真っ直ぐに誘引します。

【人工受粉】

6月上旬~7月中旬、雄花の花粉を雌花に受粉させます。花の付け根が膨らんでいないのが雄花で、膨らんでいるのが雌花です。まずは雄花を切り取り花びらを取り去って雄しべをむき出しにします。雌花の雌しべの先に雄花の雄しべを軽く押し付け受粉させてください。

カボチャの種類・品種

栽培されているカボチャの代表的なものには「二ホンカボチャ」「セイヨウカボチャ」「ペポカボチャ」「クロダネカボチャ」と、二ホンカボチャとセイヨウカボチャを交配した「種間雑種カボチャ」などがあります。

カボチャ栽培のポイント

【トレーを敷く】

7月上旬~8月上旬、カボチャの実がソフトボールくらいの大きさになったら実の下にトレーを敷きましょう。トレーに乗せた実は時々向きを変え、日光がまんべんなく当たるようにしてください。

【収穫】

カボチャの収穫の目安は開花後40~50日。実が十分に大きく育ち、ヘタ部分が茶色くコルク状になれば収穫の敵機です。タイミングが遅いと味が落ちるので注意してください。ヘタをはさみで切って収穫しましょう。

【保管】

収穫したカボチャは常温保存がききます。収穫直後よりも数日たってからの方が味が良くなります。

まとめ

ここまでカボチャの育て方を場所、種まきから定植、水やり、肥料、用土、病害虫、増やし方、手入れの仕方に分けて紹介してきました。カボチャの用土作りや手入れは一見難しそうですが、野菜の中では育てやすい品種です。みなさんも是非カボチャの栽培にチャレンジして、たった一粒の種から5~6個も収穫できる喜びを味わってみてください。

※トップ画像はスタキティさん@GreenSnap

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