キャベツの画像

キャベツの育て方

  • アブラナ科
  • アブラナ属

キャベツの基本情報

ジャンル

野菜

形態

一年草

学名

Brassica oleracea

別名

原産地

地中海沿岸地方

キャベツの性質

栽培難易度

やや難しい

耐寒性

やや強い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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収穫

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キャベツの育て方の画像

キャベツはアブラナ科に分類される一年草で、和名では球菜または甘藍(かんらん)と呼ばれます。日本原産の植物ではなく、ヨーロッパ池中海周辺が原産国です。春先には黄色の小さな花を咲かせるキャベツについて、育て方をご紹介します。

キャベツの栽培場所

家庭菜園としても親しまれているキャベツの栽培についてですが、どこで育てるのがよいのでしょうか。キャベツはご存知のように葉を丸めて結球になっていく葉菜植物です。

高温を嫌い、15度から20度前後の環境が栽培に適しています。発芽する環境も同じぐらいの15度からで、最高気温は30度前後が良いといわれています。

育てる環境は幅90cm高さ10cmほどの畝をつくることができ、風通しのよい涼しい庭、畑です。もちろんプランターでも、深鉢の大きなサイズの鉢を使うことで、プランター栽培も可能です。

株と株の間は、40cm~50cmほど離してうえます。最低でも30cmは間を開けた環境で育てるのが理想です。一個以上の収穫を望む場合は、大きめのプランターが必要です。

キャベツの種まき

キャベツの種が発芽しやすい環境というのは、15~30℃です。暑さが苦手な植物ですが、夏まきで育てるのが栽培しやすいです。夏に育てる場合は、遮熱に注意して育てるとよいでしょう。

苗がある程度大きくなるまでは、育苗トレイなどで育ててあげるのがおすすめです。種は、8~9cmほどの間隔をあけて、トレイに種まきします。

種をまいてから3日ほどで発芽します。その期間は、新聞紙などで囲い、温度を一定にしておきましょう。一週間前後で本葉が2枚ほど出ます。その頃が、育苗トレイから苗を移し替える時期です。

地植にする場合は、12~15cmほどの間隔をあけて播種します。防虫ネット、遮熱シートなどで高温にならないように気をつけてあげます。

鉢植えで栽培する場合は、育苗トレイを使わずに直に鉢に種をまくこともできます。その場合は、3粒程度を鉢に埋めます。

夏まきの場合は、種をうえてから35日程度で本葉5~6枚程度の大きさに成長しています。秋や春に巻いた場合は、40~45日程度かかります。このサイズにまで育ったら、定植苗の時期です。

キャベツの水やり

キャベツは水が多すぎるのをきらいます。水をあげる時は、朝に行います。午前中までにみずやりを終えておくのがベストです。水の量は与えすぎに注意しましょう。

夕方には、地面の表土が乾いている環境となるようにします。

肥料

定植苗をするまえに、土作りをしておきます。施肥量ですが、元肥の目安は、10㎡あたり、チッソ250g,リン酸200g,カリ250gを目安とします。元肥とは、苗を植える前に撒く肥料のことです。追肥は、苗の成長にあわせて、後から施す肥料になります。

定植後、二週間ほどすると葉が8枚ほどまでになります。この頃が追肥の時期です。また、土寄せの時期にもなっています。この頃までには茎が伸びて、苗が不安定になっていますので、土寄せをし、根元を安定させます。

夏まきの場合は、他の時期に植えた苗よりも育てる時期が長いため、3回ほど肥料を与えます。二回目追肥は、60日~80日目、三回目は結球が始まった頃を目安にします。

チッソ分が収穫期まで残らないように、肥料を上げるよう気をつけます。

用土

キャベツを育てるのに適した土は、弱酸性から中性です。湿度が高いのを嫌うので、地植えの場合は、高畝にします。野菜を植えると土は酸性になっていきます。野菜ごとにアルカリ性の土壌を好むもの、酸性を好むものがありますので、気をつけます。

土壌の酸性度がキャベツに適してない場合は、発育不良が起きます。用土は、市販の土をブレンドして作ることができます。赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2:1で混ぜます。ここに石灰、化学肥料などをまぜて酸性度を調整していきます。

病害虫

キャベツは防虫ネットや殺虫剤など、虫や病気に対して予防が必要な葉菜植物です。アオムシをはじめ、ヨトウムシ、シンクイムシ、コナガなどと害虫がとてもつきやすいです。

人間にとっても柔らかく美味しいと感じる葉は、虫たちにとっても最高の食事です。虫が発生する前に、殺虫剤を塗布するなどして予防します。

殺虫剤の使いすぎが気になる場合は、トンネル支柱と防虫ネットを使って、害虫を防ぐこともできます。しっかりと虫の進路を防ぐようにしましょう。

病気は、根こぶ病、黒腐病、菌核病に気をつけないといけません。根こぶ病は、キャベツなどのアブラナ科に分類される植物でよく起きる病気で、それらの間でしか感染しません。これは用土の酸性度が低いと起きやすい病気です。

土壌のpH濃度は気をつけましょう。また、湿度が高すぎたり、日照時間が長い場合も発病の原因です。

キャベツの植え付け・植え替え

植え付けですが、種から育苗する方法と市販の苗を植える方法の二通りになります。種まきのところでも説明したように、6枚ほどの葉に成長したときが、定植に適しています。

地植えのときに、株と株の間をはなす事を忘れないようにしましょう。だいたい、40~50cmほど間をあけて次の苗を植えます。畝は、60~90cmほどの幅だと1株にします。植える時の穴はなるべく大きくします。

植え付けの時、あまりにも日差しが強く暑い日は避けましょう。そのような時は、夕方の涼しくなった頃に行います。

キャベツの増やし方

キャベツの増やし方ですが、毎年種を植えて育てます。また、収穫したキャベツの芯を利用して芯栽培を植えることも可能です。

新栽培で大きく育てるには、かなり大きめの芯を残し水に挿して根が出るのを待ちます。ただし、きれいに結球になることは少ないのです。大きなキャベツを収穫したい場合は、種から発芽させて育苗していくか、市販の苗を購入して育てましょう。

キャベツの手入れ

手入れですが、肥料を上手に与えないと結球になりません。また、地面の温度に気をつけましょう。暑すぎる環境は向いていません。しかし地面が乾きすぎるのもだめです。夕方にたっぷりと水を与えてあげます。

キャベツの収穫

丸く球になったキャベツを触り、しっかりとまいてあるものから、収穫していきます。大きく広がった外葉は外側へ押し倒し、キャベツの根元に包丁をいれて、切り離します。外葉3枚程度つけたままの状態で収穫するのが好ましいです。

球の見た目の大きさではなく、触ってしっかりとまいてあるものが、収穫のタイミングです。冬を畑のままで超すのは難しいので、忘れずに収穫しましょう。

キャベツの栽培のポイント

キャベツは、大変育てるのに難しい植物です。土壌の酸性度や肥料に気をつけましょう。また、葉は害虫に狙われやすいので、殺虫剤を塗布するか、見つけ次第、虫を捕獲します。

芯、つまり内側から成長する植物です。そのため収穫のタイミングを逃すと、球が壊れ腐っていきます。そのあたりを気をつけます。

まとめ

春先には淡い黄色の花を咲かせるキャベツは、その花を愛でるというよりも、食卓で結球した実、つまりキャベツを食べるのを目的としています。家庭菜園の人気な今、自宅の庭やプランターで育てて見たいという人も多くいることでしょう。

キャベツは、家庭菜園の中でも栽培するのにすこし難しくコツがいる植物です。害虫も多く、世話も大変です。その分、きれいに結球となった時に楽しみは一入です。ご家庭で採れたてのキャベツを食卓で楽しめるよう、キャベツ栽培に、チャレンジしてみませんか?

※トップ画像はyukaさん@GreenSnap

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