ワサビの画像

ワサビの育て方

  • アブラナ科
  • ワサビ属

ワサビの基本情報

ジャンル

野菜

形態

多年草

学名

Eutrema japonicum

別名

原産地

日本

ワサビの性質

栽培難易度

難しい

耐寒性

やや強い

耐暑性

弱い

耐陰性

あり

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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収穫

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ワサビ(山葵)の育て方の画像

ワサビ(山葵)の栽培場所

ワサビの栽培方法は、沢ワサビと畑ワサビでは異なり、一般にワサビとして食しているのは根茎が太くなる沢ワサビです。畑ワサビは、葉ワサビとして葉や茎を食します。沢ワサビは、きれいな水が流れる川の浅瀬で栽培しますが、畑ワサビは一般の野菜と同じように畑で育てます。

●畑ワサビの育てる場所

畑ワサビは陸ワサビとも呼ばれるもので、直射日光があたらない半日陰で、涼しい18℃くらいの温度が保てる場所が適切です。そのうえ保水性があり、水はけがよい土壌が適します。庭がない人でもプランターで栽培が可能です。

●沢ワサビの育てる場所

きれいな水が流れる浅瀬が一番適していますが、家で水耕栽培も可能です。家で水耕栽培をする場合は、水槽やペットボトルなどの水をためることができるものを準備します。水が循環するように酸素循環器を準備し、薄日が当たる場所が適します。

年間を通して温度が10℃~18℃くらいが適しています。水温は15℃くらいがベストです。沢ワサビの方が、しっかりと根茎が育ち、葉茎と根と両方食せるので理想的です。

ワサビ(山葵)の水やり

畑ワサビは湿潤に保つために、水やりをたっぷり行います。プランターで育てる場合は、乾燥しないように特に水の管理が大切です。水をたっぷりやって、土の中に適度な水分が保たれることが理想的で、水はけが悪く、土が浸るほど水があることは避けます。沢ワサビは水が濁ることが良くないので、まめに水を替えてきれいな水を保ちます。

肥料

元肥は窒素分を少なくしたものを使います。元肥を植え付けのときに混ぜるため、1年目は12月に1回のみ肥料を与えます。その後の追肥は、わさびの成長期の4~5月ごろと9~10月ごろに1㎡あたり50gほど行います。畑ワサビの場合は、年に2回、緩効性肥料を根株の周りに混ぜるか、液体肥料を施肥します。

水耕栽培では目が細かいネットやガーゼ、ストッキングなどに入れて水に沈め、流れないように固定します。夏や冬は成長がストップする時期なので施肥しません。

用土

PHが中性の土壌を好み、微酸性でも生育します。土壌の中に鉄分やカルシウムがあまり多いと育ちません。細かい砂や礫の土壌が良く、水はけが悪い腐植質や粘土質の用土は適しません。そのため、水はけがよく、保水性がある赤玉土に川砂を混ぜたものを使います。

病害虫

●病気(軟腐病・白さび病・うどんこ病)

軟腐病は、高温で多湿の時に起きるおきる病気で、最初は柔らかい花や実、茎や根に侵入し、浸水状の病斑ができます。その後、感染が広がり腐って株全体に広がります。軟腐病にかかると、治癒できないため、他の株にうつらないように早めに処分し、薬剤の予防散布をします。

白さび病は、葉の先の方で斑点ができ、次第に乳白色の斑点に変わります。その部分が敗れると白い粉のようなものが出ます。茎にでると、病斑部が肥大し曲がってきます。花に出ると、落花せずに次第に葉のような形になってきます。

そのままにすると、胞子が広がり、次の年まで被害が出ます。早めに病斑部分を取り除き、薬剤を散布します。うどんこ病は、4~10月にかけてうどんこがついたような白い粉状の斑点がつきます。そのままにすると、病斑が広がり葉の光合成ができなくなるので成長が阻まれます。早めに薬剤をまいて病気の葉は取り除きます。

●害虫(アオムシ、アブラムシ)

モンシロチョウの幼虫であるアオムシや多数のアブラムシは、柔らかい葉を食べつくします。早めに駆除しないと、いつの間にか光合成が必要な葉がなくなってしまいます。すると、ワサビの生育が悪くなるので、害虫を見つけ次第、こそげ取るか薬剤を散布して駆除します。

ワサビ(山葵)の植え付け・植え替え

●畑ワサビ

畑に植える場合は、畝幅が60cm、株の間が30cmほど開けて、根株が隠れるほどの穴を掘り、苗を置いてその周りに根株が隠れるように土をかぶせます。庭植えの場合は、用土を混ぜてそこに穴を掘って苗を植えます。土は市販の野菜用培養土でも構いません。

根付くまでは、風通しがいい直射日光が当たらない場所で管理して水をしっかりと与えます。子株ができると、9~10月に株分けして植え付けと同様にして植え替えます。

●沢ワサビ

9月~10月ごろに、気温が10~18℃ほどで水温が15℃くらいが植え付けに適します。水耕栽培用のプランターなどに川砂を敷きます。そして、苗の根株がしっかりと埋まるように植えます。土より上に水が数センチほど上がるように水を静かに入れます。直射日光を嫌うので、半日陰で栽培します。子株が出来たら植え替えも同様に行います。

ワサビ(山葵)の増やし方

●種で増やす方法

種の採取は、花が咲いた後、50日~60日くらいの5月中旬~6月上旬が適します。採取した種を水洗いして、種とその3倍の川砂を混ぜて中温の冷蔵庫内で保管します。保管した種は、3月か10~11月に25~30cmのすじをつけた場所に条(すじ)まきします。種を置いたら、その上に肥えた土で軽く覆います。

秋まきの場合は温度が低いと発芽しないため、12℃以下ならビニールで覆うといいでしょう。春まきの場合は、風通しがよくすることと直射日光が当たらないように遮光ネットなどをする必要があります。

●株で増やす方法

根株に子株がつくので、それを丁寧にカットして植え付けと同じように植えます。

ワサビ(山葵)の手入れ

秋まきの場合は、冬越しするためビニール栽培が適しますが、庭植えの場合は、支柱を立ててトンネルのように丸くビニールシートで覆い、温度を一定に保ちます。また、夏が弱いので風通しを良くして温度が18℃以上にならないような涼しい場所に置いて、寒冷紗などで覆います。

沢ワサビも半日陰がふさわしいので、日が当たりにくい場所ではLEDライトを使って日当たりを良くしましょう。水温が上がりすぎないように一定を保ち、プランターなどの水はこまめに取り替えます。濁りができると、育ちが悪くなり病気になる可能性もあります。

ワサビ(山葵)の収穫

畑ワサビは、葉や茎を主に食し、沢ワサビは根茎が大きくなり、根茎を主に食べます。ワサビは収穫まで植え付けから2年ほど要し、収穫時期には栄養が葉にいきわたるように花を摘み取ります。葉ワサビは1年中、収穫が可能です。葉ワサビは、しょうゆ漬けやお浸し、漬物などで食べます。

根茎ワサビは、太さが3~5cmほどで堀り、伸びているひげ根を取り除いて収穫します。根茎はすりおろして刺身醤油やソバなどの薬味にします。

ワサビ(山葵)の栽培のポイント

ワサビは高温に弱く、自宅で水耕栽培するには、水温と室温の管理が一番大切です。栽培用のプランターやペットボトルはきれいなものを使い、雑菌が増えないようにします。年中温度は一定にする必要があるので、プランターやペットボトルなら暑い夏や寒い冬は移動して温度が一定に保つように管理できます。

畑では冬はビニールハウスやビニールで覆い、夏は直射日光が当たると葉焼けを起こすため、遮光シートや寒冷紗などで覆います。ワサビは、葉茎や根茎をたべるので、花は種を取る以外は摘み取ります。

まとめ

ワサビは、殺菌作用があり昔から薬味として親しまれてきました。収穫してすぐのワサビは、独特の風味が味わえます。温度管理が難しいワサビですが、市販の水耕栽培キットだと比較的育てやすいです。まめに温度や水質の管理をする必要がありますが、採りたてのワサビを食べるために自分でワサビを栽培したいですね。

※トップ画像は花子さん@GreenSnap

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