芽キャベツの育て方|植え付けや収穫の時期は?鉢でも栽培できる?

  • アブラナ科
  • アブラナ属

芽キャベツは、普通のキャベツが大きくなる前に収穫されたものというイメージがありますが、実は品種も成り方も異なる、キャベツを品種改良したものなんですね。

今回はそんなかわいらしい芽キャベツの育て方をご紹介していきます。

芽キャベツの日当たり

芽キャベツは、日当たりのよい場所を好む野菜です。半日陰でも栽培は可能ですが、その場合丈があまり伸びなかったり、日光不足による病気にかかりやすくなったりしてしまいます。

そのため、日当たりのよい、ベランダなどで育てるのがベストです。

芽キャベツの置き場所

芽キャベツは日当たりのよい場所のほか、冷涼な場所も好みます。18~22℃が栽培適温温度になるため、置き場所は暑くなりすぎない場所を選んであげる必要があります。なおかつ、日当たりがよく、風通しもある場所が適した置き場所となります。

室内でも栽培できないことはありませんが、植物とはいっても収穫が目的となるので、ベランダなどがよいでしょう。

芽キャベツの水やり

夏の水やり

置き場所の乾燥具合によって水やり頻度は異なりますが、基本的に芽キャベツは多湿をあまり好みません。乾燥気味でよいくらいなので、土の表面が乾いたら水やりをします。

回数を増やすことよりも、一度の水やりを、鉢底の穴から水が流れ出るくらいたっぷりめにしてあげるとよいでしょう。

受け皿などを使う場合は、受け皿に水が溜まったらすぐ捨てましょう。残った水をずっと置いておくと、余分な水分とずっと接していることになり、芽キャベツが苦手とする多湿へとつながります。

冬の水やり

一方の冬の水やりは、夏より控えめにします。土が乾いていたら水やりをしてあげてください。一度の水やりは、夏と同じようにたっぷりと与えます。

芽キャベツの肥料・追肥

芽キャベツの肥料ですが、植え付けをしてから3週間ほど経った時に追肥をします。本葉が5~8枚ほどになっていたら与えましょう。

芽キャベツの一株につきひと握りほどの化成肥料を株の周りにまいて、周りの土と少し混ぜます。混ぜた土を、株の元に寄せてあげましょう。その後は1カ月おきに同じように、追肥と土寄せをしてあげます。

株が小さいうちは株元でかまいませんが、大きくなってきたら、株元から少し離して肥料を置くようにすると根を傷めにくいですよ。

芽キャベツの土

芽キャベツを栽培する土は、ホームセンターなどで売られている野菜の培養土が簡単で使いやすいです。酸性の土壌は苦手とします。有機質を多く含み、排水性・保水性のある用土が適しています。

もし自分で土をつくる場合は、赤玉土7・腐葉土2・バーミキュライト1の割合に、化成肥料や苦土石灰を混ぜたものを使うとよいでしょう。

地植えの場合は、植え付けの2週間前ほどに苦土石灰をまいてよく耕しておき、1週間前になったら化成肥料や油粕、堆肥を混ぜてから植え付けまで寝かせておくとよいでしょう。

芽キャベツの植え替え・植え付け・種まき

芽キャベツの植え付けは、8月下旬~10月中旬の時期を目安にします。8~9月頃には、ホームセンターなどで苗がよく販売されているので、初心者の方はまずは苗から育ててみることをおすすめします。

緑色が濃く、茎がしっかりしていて葉が傷んでいないものを選びましょう。根は見えないので判断しにくいですが、葉や茎の状態がよいものは根もよいはず。丈夫な根が張っていそうな苗を選びましょう。

また、すでに害虫の被害が見られる苗は避けましょう。

芽キャベツは一年に2回の収穫時期があるため、長期の栽培となります。そのため、鉢は大きめのものを選びましょう。プランターであれば10号以上の大きさに1~2苗がよいです。

植え付けのときは、ポットよりも少し大きめの穴を用意して、根を崩さないようポットから苗を取り出します。そして浅めに植え付けます。プランター植え、地植えともに植え付けが終わったらたっぷりと水を与えます。

その後、根付くまでの1週間ほどはプランターは乾燥させないように水やりを行います。地植えの場合は、水の与えすぎにならないように注意をしましょう。

芽キャベツのお手入れ

続いて、芽キャベツの栽培に必要となってくるお手入れの、葉かきと下芽かきのやり方をご紹介します。

芽キャベツは10月頃になるとわき芽が結球しだします。そのとき、日当たりと風通しをよくして芽の生育環境を整えてあげるために古い葉や余分な葉を取ってしまうことを、葉かきと下芽かきといいます。

葉かきは、頂点から10枚ほどの葉以外の下の葉をすべて切り落とします。その際のポイントは、根元から切らず、少し葉柄を残して切ることです。

そして下芽かきは、株元から10節目くらいにある生育の悪い芽を取ってしまうことです。余分な芽を早めに摘み取ることでちゃんと育てたい芽に養分がいきます。

もったいない気がしますが、ここは思い切ってチョキンとしてしまいましょう。また、芽が育ってくると芽の下に生えている葉が黄色く変色してきます。芽が育ったらその葉は切り取っても大丈夫です。

芽キャベツの増やし方

芽キャベツの増やし方は、種まきが一般的です。芽キャベツの種まき時期は、7月中が適しています。

1カ所に2~3粒ずつ、30~40cmの間隔をあけて種をまき、少し土をかけてからたっぷり水をあげます。15~25℃が発芽時の適温ですので、この気温であれば2~3日で発芽しますよ。

芽キャベツの管理温度

芽キャベツは暑さにあまり強くないため、夏場の温度管理が大切になってきます。芽キャベツの生育適温は18~22℃で、22℃を超えると生育に影響が出てきます。夏場は寒冷紗を使って、暑さや強い日差しを防いであげる必要もあります。

芽キャベツの育て方で注意すべき病気・害虫

芽キャベツは害虫や病気にかかりやすい野菜です。アブラナ科の植物のため、モンシロチョウの幼虫やアブラムシなどの被害が多いのです。特に、植え付けた直後に害虫にやられてしまうと、なかなか元気には育ってくれないので注意しましょう。

対策としては、苗を植え付けてすぐに寒冷紗か不織布でトンネル掛けなどをし、害虫の被害を防ぎます。害虫対策をしていても、まれに虫がついてしまうことも考えられますので、日頃から芽キャベツの様子をしっかり見ることが大切です。

もし虫食いの葉を見つけたら、必ず害虫が近くにいるということなので、探し出して早め早めの処置をしましょう。

また、芽キャベツに多い病気としては、「菌核病」「苗立枯病」「べと病」「根こぶ病」などです。これらは水はけが悪かったり、日当たりが充分でなかった場合、株元の葉っぱが混み合っていたりする場合にかかりやすい病気です。

これらの病気を防ぐためには、芽キャベツの適性に合った環境作りをしっかりしてあげることが大切です。

芽キャベツの栽培ポイント

アブラムシに手を焼いている人が多いということで、色々と心配な農薬は使わず、キッチンにあるものでアブラムシを撃退できる、液体のつくり方をご紹介したいと思います。

よく植物の害虫予防としてお酢のスプレーは聞きますが、今回はアブラムシの気門を防ぎ、窒息死させることができるという牛乳を混ぜた液体をつくります。

まずお酢を牛乳20倍と混ぜて、お酢の40倍の水で薄め、しっかり混ぜるだけ!そこに唐辛子か鷹の爪をつけて2~3時間置くとさらに効果的のようです。

あとはアブラムシ撃退液を、アブラムシの被害がある芽キャベツに吹きかけるだけです。散布してアブラムシが死んだことを確認できたら、水で洗い流しましょう。

芽キャベツの収穫

芽キャベツは定植後、だいたい90日ほどで収穫ができるようになります。芽球が2~3cmほどになり、キュッとかたく締まっているものが最適です。収穫の時期がズレると、目球が開いてしまうので、時期を逃さないよう収穫しましょう。

手で優しくもぎ取るか、ハサミを使って根元からチョキンと切り落とします。

芽キャベツはひとつの株に60~70個ほどの芽をつけ、上手に育てることができれば2ヵ月間ほど収穫を楽しむことができます。

収穫した芽キャベツは、乾燥しないように濡れたペーパータオルや新聞紙などでくるみ、袋にいれておくと冷蔵庫で1週間は日持ちします。また、すぐには使えない場合、さっと茹でてから小分けにして冷凍しておいても大丈夫です。

芽キャベツの花言葉

芽キャベツの花言葉は「小さな幸せ」、「快活な愛」です。

芽キャベツを鉢やプランター、お庭などで栽培してみよう!

今回は、芽キャベツの育て方についてご紹介しました。

スーパーでも必ず売っているものではないし、まだ知名度の低いお野菜だとは思いますが、芽キャベツは栄養満点で料理にも使いやすいし育てやすい!ということで、着々と人気を集めています。

ぜひおうちのお庭やプランターで楽しみながら、芽キャベツを育ててみてくださいね。

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メキャベツの基本情報

ジャンル
野菜
形態
一年草
学名
Brassica oleracea var. gemmifera
別名
原産地
地中海沿岸

メキャベツの性質

栽培難易度
普通
耐寒性
強い
耐暑性
弱い
耐陰性

時期

種まき
7月
植え付け・植え替え
8月
収穫
1月 、2月、12月

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年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。