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【家庭菜園士のアドバイス付き】ブロッコリーの栽培・育て方|収穫時期や、苗の植え付け方法は?

  • アブラナ科
  • アブラナ属

ブロッコリーは栄養豊富な緑黄色野菜として、お弁当の彩りやサラダなどで使われるお馴染みの野菜ですね。家庭菜園で育てられるイメージがないかもしれませんが、育てやすい品種を選べば、畑やプランターで栽培できますよ。

今回はそんなブロッコリー栽培について、解説します。

ブロッコリーはどんな野菜?育て方は簡単?

連作障害
あり(2〜3年あける)
栽培期間
7月上旬〜翌2月
生育適温度
15〜20℃

ブロッコリーは地中海沿岸原産のアブラナ科アブラナ属の野菜です。キャベツから品種改良されてきた野菜で、主に花のつぼみと若い茎を食します。

栽培期間は長いものの、難易度はそこまで高くはありません。種まきから育てるのは難しいので、初心者は苗を入手して植え付けから育てるのがおすすめです。

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家庭菜園士 七尾びび
ブロッコリーには「頂花蕾型(ちょうからいがた)」と呼ばれる頂点の大きな花蕾を収穫するタイプと、「頂花蕾、側枝兼用型(そくしけんようがた)」と呼ばれる頂花蕾とわき芽が収穫できるタイプがあります!
好きなタイプを育ててみてくださいね!

ブロッコリーの栽培環境

ブロッコリーは生育適温が15〜20度ほどの、やや冷涼な環境を好みます。涼しい気候を好むので、秋まきが作りやすいでしょう。

日当たりと水はけがよい環境で栽培しましょう。日当たりが悪いと、生育が悪くなり、大きく育たないので注意してくださいね。

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家庭菜園士 七尾びび
春まき、夏まき、秋まきできるタイプなどがあります。家庭菜園の経験がなく、初めて育てる方なら夏まきがおすすめですよ。
春は虫がつきやすく、秋まきは越冬させるのが少し難しいかもしれません。

ブロッコリーの土づくり

ブロッコリーは、有機質に富んだ肥沃な土壌を作るのがポイントです。

プランター栽培の土

プランター土作り イラスト

プランター栽培のブロッコリーは、元肥が入った野菜用培養土を使用すれば良いでしょう。

もしも自分で配合する場合には、【赤玉土小粒6:腐葉土3:バーミキュライト1】の割合で混ぜ、土1ℓあたり20〜30gの緩効性化成肥料を入れておきましょう。その1週間後1ℓあたり2〜5gほどの苦土石灰をよく混ぜて、さらに1週間寝かせてから羽越kに使います。

地植え栽培の土

畑 土作り イラスト
畑で地植え栽培するブロッコリーは、2週間前から土壌の準備をしましょう。

  1. 植え付け2週間前:1㎡に対して苦土石灰を100gまいてよく耕す
  2. 植え付け1週間前:1㎡に対して堆肥2Kg、化成肥料100gを畑の全面にまいてよく耕す
  3. 植え付け直前:幅70cm〜80cmの畝をつくる。水はけが悪い場合は高畝にする

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家庭菜園士 七尾びび
ブロッコリーは土質をあまり選びませんが、チッソ・リン・カリ・要素のバランスがよく肥えた土を好みます。夏まきは特に、根腐れを起こさないためにも排水性を重視します。
「たい肥」を入れるという工程に慣れていない初心者は市販の「野菜用培養土」から始めるのがおすすめですよ。

ブロッコリーの植え付け方

ブロッコリーの苗を植える時期

ブロッコリーの苗の植え付け時期は、早生〜中晩生であれば8月中旬から下旬までに、晩生品種であれば10月上旬から中旬までの間に行いましょう
暖地の場合は半月ほど後ろ倒しにして、寒冷地であれば7〜8月の時期に苗の植え付けをしましょう。

ブロッコリーの苗の選び方

ブロッコリーの苗は、春なら3月下旬頃から4月中旬、秋なら8月下旬〜9月中旬ごろに出回ります。元気な苗の見分け方は以下の通りです。

  • 本葉が5〜6枚出ている
  • 節間がつまっている
  • 葉の色が鮮やかでハリがある
  • 葉に病斑や虫食いなどの跡がない

プランター栽培での植え付け

ブロッコリー プランター 定植 イラスト

プランター栽培のブロッコリーは、深さ30cm以上、幅60cm以上のサイズのプランターを用意しましょう。

  1. プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石を敷く
  2. プランターに用土を入れる
  3. 株間30cmで、根鉢と同じ大きさの植え穴を掘る
  4. 根鉢を崩さずに苗を取り出し、浅植えする
  5. 軽く土を株元に盛り、手で優しくおさえる
  6. 底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをする
  7. 害虫よけのため、防虫ネットか寒冷紗で覆う

地植え栽培の植え付け

ブロッコリー 畑 定植 イラスト

  1. 株間40cmで、根鉢と同じサイズの植え穴を掘る
  2. 根鉢を崩さないように苗を取り出し、地面と根鉢の肩がそろうように浅植えする
  3. 株元に軽く土寄せをし、おさえる
  4. たっぷりと水やりをする
  5. 害虫よけのため、防虫ネットか寒冷紗で覆う

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家庭菜園士 七尾びび
ブロッコリー栽培を成功させるコツは、苗が若いうちに定植することです!
ブロッコリーは株(葉・茎)を大きく充実させてから花蕾をつけさせることが大切なので、早めに植え付けて外葉を生長させましょう。

ブロッコリーの水やり

ブロッコリーは多湿に弱いので、基本的に水やりの頻度を控えめにし、乾燥気味に育てます。

プランター栽培の水やり

プランター栽培のブロッコリーは、基本的には土の表面が乾いてからたっぷりと水やりすれば問題ありません。

プランター栽培の場合、夏場は乾燥しやすいので、朝夕の涼しい時間帯に水やりをしましょう。反対に、冬場は日中の暖かい時間帯に水やりをします。

地植え栽培の水やり

地植え栽培のブロッコリーは、基本的に水やりは必要ありません。自然の降雨のみで問題ありませんが、10日以上雨が降らない時はたっぷりと水やりをしましょう。

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家庭菜園士 七尾びび
乾燥しすぎや肥料切れで貧弱な花蕾になる可能性もあります!土がカラカラになったまま放置しないように気をつけましょう。

ブロッコリーの肥料・追肥

ブロッコリー 肥料 追肥 イラスト

ブロッコリーは、植えつけ2〜3週間後から収穫までに2回追肥を行います。ブロッコリーはかなりの肥料食いの野菜です。しっかり追肥することで、美味しい実を収穫することができますよ。

肥料不足になると実が大きく育たないので、追肥は忘れないようにしっかりと行うのがポイントです。

1回目の追肥:植え付け2〜3週間後

ブロッコリーの植え付けから2〜3週間後を目処に、1回目の追肥を行います。

  • 寒冷紗の片側を外して、葉の広がりに合わせてドーナツ状に追肥を施す
    地植えの場合は1㎡あたり20〜30g
    プランター栽培の場合は、一株あたり10gの追肥を施す
  • 土の表面をほぐして肥料と土を軽く混ぜ、株元に土寄せする
  • 寒冷紗を元に戻す

2回目の追肥:花蕾のできはじめ

1回目の追肥から3週間ほどして、花蕾ができはじめたら、2回目の追肥を行います。

  • 畝の両脇に溝を掘る
  • 地植えの場合は1㎡あたり20〜30g
    プランター栽培の場合は、一株あたり10g
  • 土の表面をほぐして肥料と土を軽く混ぜ、株元に土を寄せる
  • 寒冷紗を元に戻す

ブロッコリーの冬場の管理

ブロッコリーは耐寒性があまりないので、地植え栽培の場合は、寒冷紗などでしっかりと霜よけをしましょう。また、敷きわらを敷いて地温が下がりすぎないように調整するのも良いでしょう。

ブロッコリーの収穫時期

ブロッコリー 収穫 イラスト
ブロッコリーの収穫時期は、10月〜翌年の2月ごろまでです。花蕾の直径が15cmほどになれば収穫適期となります。

花蕾の下を包丁などの清潔な刃物で切り取って収穫しましょう。収穫が遅れると、花蕾が黄色くなり、花が咲き始めてしまいます。頂花蕾が硬くしまっていて、濃い緑色のうちに収穫しましょう。

収穫は必ず晴れた日に行い、切り口がすぐ乾くようにすると、病気を予防できます。

ブロッコリー GSオリジナル

さらに、脇芽(側花蕾)が伸びる品種であれば、1回目の収穫後に追肥を行うことで、翌年の春まで次々と収穫を楽しむことができます。

ブロッコリーの病気・害虫

ブロッコリー 害虫 対策 イラスト
アブラナ科であるブロッコリーは、比較的病気には強いものの、害虫の被害にあいやすい野菜です。植え付け後すぐから、防虫ネットをかけて害虫を予防しながら栽培しましょう。

ネットの隙間に土をかぶせて、隙間ができないように注意してくださいね。

ただし、防虫ネットをしても、アオムシやヨトウムシ、ダイコンノシンクイムシ(ハイマダラノメイガの幼虫)などには注意が必要です。

こまめに葉や葉の裏側をチェックし、虫食いやフンが落ちていないか確認しましょう。害虫を見つけたらすぐに駆除します。

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家庭菜園士 七尾びび
ブロッコリーはとにかく虫がつきやすいので、防虫対策は必須です。肥料(特にチッソ分)が過剰だと余計に虫が集まってきやすいので注意!

家庭菜園でも育てやすいブロッコリーの品種


家庭菜園でブロッコリーを育てるときは、栽培地域と時期に合った品種を選びましょう。
ブロッコリーには下記のようなタイプがあります。

  • 頂点にできた花蕾のみを収穫するスーパーでよくみる形をした頂花蕾タイプ
  • 側花蕾のみを収穫する茎ブロッコリータイプ
  • 頂花蕾・側花蕾両方を収穫する両採りタイプ

なかでも育てやすい定番品種となっているブロッコリーをいくつかご紹介します。

ピクセル

頂花蕾のみを収穫するタイプのブロッコリーで、環境適応力が高く、大型で豊満な花蕾を収穫できます。耐暑性もやや高く育てやすいです。

おはよう

頂花蕾のみを収穫するタイプのブロッコリーで、個体差が少なく安定して収穫ができます。

スティックセニョール

茎ブロッコリーのひとつで、耐暑性が高いので夏まき(秋植え)向きの品種です。甘味のある茎が特徴です。

畑で育てたブロッコリーを収穫してみよう!


お弁当の彩りや、食卓に彩りをそえる野菜として欠かせないブロッコリーは、栄養満点で子どもから大人まで食べやすい食材です。

栽培期間は長いものの、栽培は難しくないので、初心者にもおすすめの野菜です。ぜひ、自宅でブロッコリーを育ててみてくださいね。

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ブロッコリーの基本情報

ジャンル
野菜
形態
多年草
学名
Brassica oleracea var. italica
別名
ミドリハナヤサイ,メハナヤサイ
原産地
地中海沿岸

ブロッコリーの性質

栽培難易度
普通
耐寒性
強い
耐暑性
普通
耐陰性

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