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ロマネスコの育て方|栽培のコツは?どんな食べ方ができる

  • アブラナ科
  • アブラナ属

ロマネスコはイタリアのローマ、ドイツを原産とする、アブラナ科アブラナ属の西洋野菜です。パスタやスープなど、数々のレシピに利用されています。また、規則正しい見た目をしていることから、「世界一美しい野菜」と称されることもある野菜です。

今回は料理に映えること間違いなしの野菜、ロマネスコの育て方や栽培のコツをご紹介します。

ロマネスコの育て方:栽培する場所


ロマネスコは直射日光のあたらない、湿った半日陰が適しています。耐寒性には優れるものの、耐暑性は劣ります。そのため夏のような厳しい暑さのときは、寒冷紗で覆うなどの対策をとりましょう。

ロマネスコの育て方:用土

ロマネスコは水はけと日当たりのよい土壌を好みます。プランター栽培の場合は、市販の野菜用培養土を使用します。

地植え栽培の土作り

地植え栽培の場合は、植え付け2週間前からの準備が肝心です。はじめに苦土石灰を1㎡あたり100gほどまき、土壌の酸度を pH5.5〜6.5にしましょう。

さらに元肥として、完熟堆肥を1㎡あたり3kg、遅効性化学肥料を1㎡につき150g施すことをおすすめします。こうすることによって、栄養満点で元気なロマネスコを栽培できるのです。

ロマネスコの育て方:苗の植え方


ロマネスコは、気温が低くなると花芽をつけやすいので、晩夏である8〜9月に植え付けしましょう。

プランターで栽培するロマネスコ

プランターでロマネスコを栽培する場合は、あらかじめ植え付け前の土壌に水やりをして、湿らせておきます。そのあとに株間を40〜50cmあけて植え付けましょう。植え付けが完了したら、再度水やりをすることで、ロマネスコを活着させます。

地植えで栽培するロマネスコ

地植えでロマネスコを栽培する場合は、植え付ける2週間前に土づくりをします。そのあとは、プランターと同じ作業を行いましょう。

ロマネスコの育て方:水やり


ロマネスコは、土の中の湿度が保たれることでおいしく育つ野菜です。表土が乾いたら、たっぷりと水をあたえましょう。ただし、夕方の水やりは徒長を促してしまうため、朝方に水やりします。

ロマネスコの育て方:肥料

ロマネスコには、元肥はもちろん、追肥をあたえることが重要です。定植以降20〜25日間隔で、水に薄めた液肥を施します。その際リン酸を多く含む肥料であれば、より元気な生長が見込めます。

ロマネスコの育て方:ロマネスコの収穫・収穫時期は?

ロマネスコの収穫は、植え付けから3〜4ヶ月後が適期となります。花つぼみの直径が15cm程度のものを中心に収穫しましょう。株を引き抜くのではなく、株元から切り取るのが収穫のコツです。

ロマネスコはどんな花を咲かせる?

ロマネスコは菜の花を彷彿とさせる、かわいらしい花を咲かせます。しかし、収穫目的の場合は、花が咲く前のつぼみを収穫してしまうので、その姿を見ることはできません。

ロマネスコにはどんな食べ方ができる?


ロマネスコは、カリフラワーよりすこし甘く、コリッとした食感が特徴です。下茹でなど加熱調理をすることで、甘みがさらに凝縮されます。ロマネスコの主張しすぎない見た目と食感は、パスタやサラダと相性抜群です。

ロマネスコにはどんな栄養や効能がある?

ロマネスコはカリフラワーの変種であるため、ビタミン類を数多く含んでいます。とくにレモンに匹敵する豊富なビタミンCのおかげで、お肌をきれいに保つ効果が期待できます。さらに食物繊維や鉄分も多く含有していて、健康でいたい方にはぴったりの野菜です。

ロマネスコの育て方:増やし方


ロマネスコは、7〜8月に種まきで増やします。花が枯れて、茶色く変色したら種の採取時期です。
種まき用培土に直径3cm✕深さ1cmの穴をつくり、そこに種をに3、4粒ほど撒きます。
約一ヶ月後、本葉5〜6本になった段階で植え付けしましょう。

ロマネスコの育て方:注意する害虫・病気

ロマネスコの栽培で注意したい害虫や病気は、ヨトウムシやアオムシです。いずれも防虫ネットなどで被害を抑えられるものの、害虫は発見したらすぐに、薬剤を使用したり、払い落としたりして駆除してしまいましょう。

ロマネスコの育て方を覚えて、いろんな食べ方を楽しもう


ロマネスコはカリフラワーやブロッコリーにちかい、コリコリとした食感が特徴です。見た目の美しさもさることながら、栄養満点な野菜なので、ロマネスコを浸かった料理で食卓を囲んでみると楽しいですよ。

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ロマネスコの基本情報

ジャンル
野菜
形態
一年草
学名
Brassica oleracea var. botrytis
別名
黄緑珊瑚(キミドリサンゴ),サンゴ礁,うずまき,カリッコリー,カリブロ,やりがい君
原産地
ヨーロッパ

ロマネスコの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
やや弱い
耐陰性
あり

時期

種まき
7月 、8月
植え付け・植え替え
8月 、9月
開花
12月 、1月、2月
収穫
10月 、11月、12月

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