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サツマイモの栽培・育て方|植える時期や植え方は?苗作りのコツは?

  • ヒルガオ科

サツマイモ(さつま芋)は秋に旬を迎える、甘くて栄養豊富な野菜です。育て方はとても簡単で、土壌を選ばず痩せた土地でもよく育つので、家庭菜園の初心者にもおすすめの野菜ですよ。

収穫後、冷暗所で管理することで長期間保存ができます。今回は、サツマイモの育て方と収穫方法、種芋からの苗作りの方法について詳しくご紹介します。

サツマイモはどんな野菜?育て方は簡単?

サツマイモ

連作障害
あり(1〜2年あける)
栽培期間
5月中旬〜11月下旬ごろ
生育適温度
25〜30℃

サツマイモはヒルガオ科の根菜です。暑さや乾燥にも強く、痩せた土地でよく育つ野菜なので、初心者でも簡単に育てることができます。肥料を少なめにして栽培するのが栽培のコツです。

サツマイモは、品種によって甘さや食感に違いがあります。ホクホクした食感のもの、ねっとりとした食感のものなど、様々な種類があるので、好みを選んで栽培してくださいね。

サツマイモの栽培環境

サツマイモは、水はけと風通しがよく、日当たりの良い環境を好みます。高温を好む野菜で、イモが太く育つには20〜30度の気温が必要です。

プランター栽培のサツマイモは、深さ30cm以上のサイズを選ぶのがポイントです。深めで幅のあるプランターを使って、余裕を持って育てましょう。

サツマイモを植える時期はいつ?

サツマイモを植える時期は、5月中旬〜6月中旬です。サツマイモは高温を好むので、霜が降りる心配がなくなり、気温が十分高くなってから畑に植え付けましょう。

土にしっかり根が植るように、植え付け後にはしっかりと水やりをしましょう。

サツマイモの苗作り(芽出し)の方法

サツマイモは、市販の苗を購入して育てる方法と、種芋から自分で苗を作る方法があります。苗作りは「芽出し」とも呼ばれます。

芽出しに使用するサツマイモは、スーパーなどに売られている市販のもので大丈夫です。200〜300gほどの大きさで、陥没(芽)の多いものを選びましょう。3月上旬頃に芽出しを始めると、植え付けに適した時期に苗が完成します。芽出しした苗は「挿し穂」と呼びます。

苗の作り方① 水耕栽培で芽出しする方法

  1. サツマイモを48℃ほどのお湯につけて40分ほど置き、殺菌する
    (ヨーグルトメーカーなどの低温調理機などで殺菌してもOK)
  2. 1/4ほど水に浸けて保管する
  3. 水は毎日交換し、ゼオライトなどを使って清潔な状態を保つ
  4. 発芽には25℃ほどの気温が必要なので、暖かい場所で管理する

苗の作り方② 温床栽培での芽出し

  1. 発泡スチロールに、敷きわらを敷き、落ち葉5:未発酵油かす(もしくは米ぬか)1の割合で混ぜ合わせた用土を30cm以上入れる
  2. 水をたっぷりかけ、フタを少しずらして日当たりの良い場所で5日前後保管し、発酵させる
  3. 温床が発酵熱によって30℃くらいに温まったら、種芋の準備をする
  4. 種芋を48℃ほどのお湯につけて40分おき、殺菌処理をする
    (ヨーグルトメーカーなどの低温調理機などでもOK)
  5. 殺菌処理した種芋を、頭が少し出るくらいの深さに入れて植える
    ※複数の種芋を伏せ込みするときは、10cmほど間隔を開けてください
  6. 発砲スチロールにビニールをかぶせて保温する
    ※ビニールには穴を数カ所あけて、空気の入れ替えが少しできるようにしましょう
  7. 芽が出るまでは水をやらず、発芽してから表土が乾いたタイミングで水やりする

水耕栽培の場合も、温床栽培の場合も、本葉が7〜8枚ほど出たら、地面に近い葉を2枚残して、清潔なナイフで切り取りましょう。切り取った茎を日の当たらないところに置いておくと、白く細い根が数本生えてきます。そうすれば、植え付け苗の完成です。

サツマイモの土づくり

サツマイモは、排水と通気性の良い土壌を好むので、畝を大きく盛り上げます。畝ができたあとは、マルチで覆いましょう。地植え栽培のサツマイモは、植え付け2週間前までに土壌の準備をします。

  1. 植え付け2週間前:1㎡に対して苦土石灰を100gまいてよく耕す
  2. 植え付け1週間前:1㎡に対して堆肥2kg、化成肥料100gを畑の全面にまいてよく耕す
    幅70cm〜80cm、高さ30cmの畝をつくり、マルチで覆う

サツマイモの苗の植え方


市販のサツマイモの苗を購入するときは、茎が太くて節間がつまり、葉が5〜6枚ついて根が出ていないものを選びましょう。サツマイモの苗は、4月下旬ごろから店頭に並び始めます。

植え付け時期

サツマイモの苗の植え付け時期は、5月中旬〜6月中旬です。市販の苗(挿し芽)を購入した場合は、発根を促すために買ってきたら切り口側を水に浸けて置いておきましょう。

苗が水を吸ってピンとしてきたら植え付けます。

植え付け方法

  1. 株間30cmで植え穴を開ける
    長さ30cmほどの棒を用意し、マルチの上から斜め45度に棒を挿して植え穴を作る
  2. 植え穴に苗を3〜4節ほど挿して植え込み、上から軽く土を押さえる
  3. 植え穴に入れるようにたっぷりと水をやる
  4. 株元に土をかぶせ、手のひらでしっかりと土を押さえる

サツマイモの水やり


地植え栽培のサツマイモは、基本的に水やりは必要ありません。地中の水分で十分ですが、真夏に1週間以上雨が降らないときは、朝夕の涼しい時間帯にたっぷりと水をやりましょう。

サツマイモの肥料・追肥

サツマイモは追肥をしなくても育ちますが、葉色が薄い場合は追肥を行いましょう。サツマイモの追肥に適した時期は、5月下旬〜6月下旬です。サツマイモは、肥料を与えすぎるとつるボケしてしまうので注意が必要です。

サツマイモには、カリ成分の多いサツマイモ専用の肥料を施しましょう。

  1. 畝の方をだし、畝に沿って1㎡あたりひと握り(20〜30g)の肥料を均等にまく
  2. 土を軽く耕すようにしながら土と肥料を混ぜる

サツマイモのつる返し


7月中旬〜8月中旬に、サツマイモの伸びたつるを裏返します。この作業を「つる返し」と呼びます。

サツマイモのツルは、土に触れた部分から不定根と呼ばれる根を出します。この根が土に入ると、そこから養分を吸収しすぎてつるボケを起こしてしまうので、出てきた根を切りつつ、つるを裏返しにします。つる返しの作業は以下の通りです。

  1. ツルを持ち上げ、ツルから根が出ていれば切る
  2. 全体を裏返すように不定根を日にさらす

サツマイモの収穫

サツマイモの収穫は、9月下旬〜11月中旬頃です。茎葉が黄色くなり始めた頃を目安に収穫をはじめましょう。

株元を残して余分なつるを刈り取って、マルチをはがします。芋を傷つけないよう、株元から離れた位置をスコップで掘り上げましょう。株の周囲をていねいに掘って、サツマイモを収穫してください。

サツマイモの収穫時期について、詳しくは関連記事を参考にしてください。

サツマイモの保存方法


サツマイモを保存する際は、乾燥を防ぐために泥をつけたままにします。新聞紙などにひとつずつ包み、ダンボール箱にいれて暗く暖かい場所で保管しましょう。

10℃以下になると低温障害で腐り始めてしまうので注意してください。

サツマイモのトラブル・病害虫

サツマイモの生育期間は病害虫が発生しやすい時期なので、あらかじめ防虫剤をまいておくなど工夫しましょう。とくにうどんこ病、つる割れ病、アブラムシ、コガネムシ、ハリガネムシなどに注意してください。

サツマイモの病害虫について、詳しくは関連記事を参考にしてくださいね。

家庭菜園におすすめなサツマイモの種類・品種

サツマイモには多くの品種がありますが、その中でも育てやすい種類と味わいの特徴をご紹介します。

  • 紅アズマ:もっとも育てやすい品種の一つで、収穫量も多い。ホクホクでほのかな甘み。
  • 鳴門金時:育てやすく、収穫量も多い。ホクホクで糖度の高い甘みを楽しめる。
  • 紅はるか:やや育てるのが難しいが、貯蔵することで、しっとりとした甘みも増す。
  • 安納芋:育てるのが難しく、収穫量も少ないが、ねっとりとした食感と強い甘みが人気。

サツマイモの栄養・効果効能

サツマイモにはビタミンBやビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養が豊富に含まれていて、美肌に効果が期待できるといわれています。

サツマイモの花

サツマイモは本来、薄ピンク色をしたアサガオに似た小さな花を咲かせます。ただし、サツマイモは短日性の植物であるため、日本の環境下ではあまり花が咲きません。花が咲かなくてもサツマイモは収穫できるので、この点についてあまり心配はいらないでしょう。

サツマイモ栽培のコツを抑えよう!

サツマイモの育て方のコツは、窒素分を与え過ぎないことです。サツマイモ専用の肥料を使うほか、前作の肥料残りにも気を配りましょう。

そのほかはあまり手もかからず育てることができるので、ぜひ春夏の家庭菜園で育ててみてください。

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サツマイモの基本情報

ジャンル
野菜
形態
一年草
学名
Ipomoea batatas
別名
薩摩芋
原産地
熱帯アメリカ

サツマイモの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
5月 、6月
肥料
5月 、6月
開花
8月 、9月
収穫
9月 、10月、11月

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