ビワ(枇杷)の育て方|苗木の植え付け、植え替えの時期や増やし方は?

  • バラ科

鮮やかで美味しい、オレンジ色の実を付けるビワ(枇杷)。魔法の木と呼ばれ、昔から自然療法に使われてきました。無農薬で育てることができる、数少ない果樹としても知られています。

今回は、ビワの育て方や注意する害虫、花言葉についてご紹介します。

ビワ(枇杷)はどんな植物?

ビワはバラ科の植物で、原産地は中国南西部です。オレンジ色の実を付けることで知られていますが、種から育てた場合、初結実まで数年の年月がかかります。そのため果実の収穫を楽しみたいという方は、苗木を購入して植え付けることをおすすめします。

ビワ(枇杷)の育て方:栽培する場所

ビワは地植えの場合は大きく育ち、鉢植えの場合はコンパクトなサイズに生育します。日当たりの良い場所を好みますが、日陰であっても育ちます。ただ、日陰で育った実は甘くないということを覚えておきましょう。また、マイナス3度以下の寒さには注意が必要です。

ビワ(枇杷)の育て方:用土

ビワは、土質は選びませんが、水はけが悪いとすぐに弱ってしまうため注意が必要です。鉢植えの場合は、赤玉土小粒を78、腐葉土を23の割合で配合した土、もしくは市販の果樹用培養土を使用しましょう。

ビワ(枇杷)の育て方:水やり

地植えの場合、基本的に水やりは不要ですが、夏の暑い日には水やりが必要です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いて白くなってきたら、たっぷりと水を与えます。

ビワ(枇杷)の育て方:肥料

定期的な手入れに加えて、一年のうち4回ほど肥料を施します。そうすることで、果実の甘みが増したり、実の付きが良くなります。ビワは実だけではなく、お茶の葉として使用することもできますよ。

ビワ(枇杷)の育て方:植え付け

ビワの苗木は、2月下旬から4月にかけて植え付けます。日当たりと水はけが良い場所を選びましょう。また、植え付けるときに土を柔らかくして少し掘っておくことが重要なポイントです。

ビワ(枇杷)の育て方:植え替え

鉢植えの場合は、根詰まり防止のため2年に1度、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。根っこの部分はデリケートなため、根から殺菌が侵入しないように細心の注意が必要です。地植えの場合も鉢植えの場合も、34月が適期となっています。

ビワ(枇杷)の育て方:手入れ

ビワを育てる上で、最も重要な手入れの一つは「剪定」です。甘い果実を楽しむ為にも、日々の手入れを心がけましょう。ビワは、たくさんの新しい芽を出すため、枝の内側まで太陽の光が届くように、重なり合った枝や葉を間引きましょう。

ビワ(枇杷)の育て方:増やし方

ビワは、種まきや接ぎ木、挿し木などで増やすことが可能です。接ぎ木の場合は、水平にカットした台木の幹を水平にカットし皮の内側に切り込みを入れます。そのあと、接ぎ穂を差し込みテープなどで固定しましょう。

挿し木の場合は、枝野切り口を斜めにカットし、赤玉土やし鹿沼土に挿します。落ち着くまで水を与えながら管理しましょう。接ぎ木の場合も挿し木の場合も、23月が適しています。

ビワ(枇杷)の育て方:収穫

実の収穫は初夏から夏にかけて行います。ビワの実は繊細で傷みやすいため、果実用のネットや袋かけをすることで果実を風や鳥などから守ることができます。

ビワ(枇杷)の育て方:注意する害虫・病気

ビワはアブラムシ、カメムシ、カミキリムシなどの害虫がつきやすいため、定期的にチェックをしましょう。地中に潜む害虫もいるため、早期発見が重要です。

また、ビワはがん腫病にかかりやすいことでも知られています。がん腫病とは、葉や幹、根に発生する細菌性の病気なので、病気にかかっている部分は残念ながら回復しません。葉に斑点がみられたり幹にこぶができたりしたら、切り落とす必要があります。

ビワ(枇杷)の花言葉は?

中国から伝わったといわれているビワは、葉や実の形が日本楽器の「琵琶」に似ていたことが名前の由来とされています。そんなビワの花言葉は「治療」や「愛の記憶」「密かな告白」など、ロマンティックな言葉が並びます。

ビワは昔から、種や葉が民間療法に使われてきました。健康食材としても知られており、それが「治療」という花言葉の由来となっています。

また、ビワの白い小さな花は、誰にも気づかれないように密かに咲くということから「密かな告白」という花言葉になったとも言われています。

ビワ(枇杷)を育ててみよう

ビワは他の果樹と比較すると簡単に育てることができます。あっという間に大きく育ち、想像よりもたくさんの実をつけるため、収穫を楽しむことができます。

収穫したビワは、ジャムやお酒などに使うことができ、ビワの葉をお茶の葉として使う人もいます。

ビワは、常温保存の場合3日ほどで食べ終わらなければいけませんが、ジャムやお酒にすることで長期間楽しむことができますよ。

定期的な剪定が必要ではありますが、慣れればそれほど難しいものではありません。

果樹を育ててみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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ビワ(枇杷)の基本情報

ジャンル
果樹
形態
高木
学名
Eriobotrya japonica
別名
枇杷
原産地
中国,日本

ビワ(枇杷)の性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
やや弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
2月 、3月、4月
肥料
2月 、6月、9月
収穫
6月
剪定
8月 、9月

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