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アロエ・チヨダニシキの育て方

  • ツルボラン科
  • アロエ属

アロエ・チヨダニシキの基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

多年草

学名

Aloe variegata

別名

千代田錦

原産地

南アフリカ

アロエ・チヨダニシキの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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アロエ・チヨダニシキの育て方の画像

アロエ・チヨダニシキの育て方

アロエ・チヨダニシキは、ユリ科のアロエ属で、生物的な特徴はみなさんもご存知の最もポピュラーなキダチアロエに近いのですが、外見は大きく異なっています。

今回はそんなアロエ・チヨダニシキの育て方についてご紹介したいと思います。

基礎情報

日当たり

チヨダニシキに関わらず、アロエは夏型種の多肉植物です。

日当たりのいい場所は好きですが、気温が30度を超えるような猛暑になると、さすがのアロエもダメになってしまいます。

カンカン照りが続くようでしたら、屋内に避難させて下さい。

 

置き場所

アロエ・チヨダニシキは暑さに強く、30度までの気温なら平気で耐えます。

しかし紫外線等に当たると、根が傷んだり日焼けを起こすことがありますので注意しましょう。

30度を超えてくると、直射日光の当たる場所は避けて、屋内の涼しい日陰やカーテン越しに育てるなど、適温な環境で生育できる場所に置いてあげましょう。

屋外で育てても30度を超えない限りは問題ありませんが、害虫や降雨などは天敵です。

雨に当たると、水分で根が枯れてしまうので、屋内で管理するのが安全です。

 

水やり

枯れる原因になってしまうので、夏はなるべく水を与えません。

与えたとしても月に3日、さらりと湿る程度で問題ありません。水やりは、春と秋に2、3日おきにします。

春にたっぷり水分を含むと、夏場は水がなくても生長するようになります。

冬は休眠期に入っているので、1か月おき程度の水やりで構いません

1か月ほど放置していても、枯れることはありません。むしろ寒さに強い株に育つので、あまり与えない方がベストです。

焦って水やりの間隔を詰めすぎると、かえって根が腐ってしまうので、焦らず気長に待っていましょう。

 

肥料・追肥

遅効性の肥料を置き肥にするやり方と、液体肥料を使う方法があります。

遅効性の肥料は、生長期である夏に、アロエ・チヨダニシキの根本に巻いて、置き肥にしておきます。

液体肥料を用いる場合は、春から秋にかけて、10日に1回ほどのペースでまいてあげるようにしましょう。

休眠期である冬には、肥料を与えないように注意しましょう。

 

用土

アロエ・チヨダニシキは、湿気に弱い植物なので、水はけのよい土が生育に適しています。

水はけが悪いと、夏に水分で蒸れてしまい根が傷んでしまい、折れてしまったりすることがあるります。

ホームセンターなどに売られている、多肉植物用の培養土などがオススメです。

 

植え替え・植え付け・種蒔

アロエ・チヨダニシキは、2年に1回の植え替えが必要になる植物です。

初夏から初秋にかけての生育期なら、いつ植え替えを行っても構わないのですが、オススメの時期は春先です。

なぜなら、霜が降りる心配がなくなった春先は、気温も段々と温暖になり、アロエの株自体も強くなるからです。

春先に植え替えることをオススメします。

 

増やし方

アロエ・チヨダニシキは、株分けと挿し木で増やすのが一般的です。

芽挿しでもできないことはありませんが、アロエ・チヨダニシキの葉は大きいので、株分けや挿し木の方がオススメです。

株分けは、植え替えをしたときに一緒に行います。

まず親株ごと土から引き抜き、子株と繋がっている茎を分けます。

終わったら親株は土に戻し、子株の方は切り口は乾かしてから、土に差し込みます。

挿し木は、根と葉の間隔が開き過ぎてしまったときにやるのが、オススメです。

挿し木は、剪定の際に取り除いた葉などを再活用しましょう。

この葉は水分を含んでいますので、2、3日、日陰で乾かしてから土を入れた鉢に差し込みます

乾燥は、湿ったときの雑菌を入れないための作業なので、必ず行うようにしましょう。

また、挿し木をした直後は根がなく安定性がないので、支柱を立ててしっかりと葉を立たせてあげましょう。

株分けも挿し木も、初夏から初秋にかけて行うことをオススメします。

 

病気・害虫

アロエ・チヨダニシキが、特に天敵とする害虫などはいませんが、湿気に弱いのでカビなどには注意しましょう。

カビの対策方法は、風通しのよい場所で保管・管理してあげることです。

また、まれにアブラムシやカイガラムシが葉に付着していることがありますが、焦ることはありません。

見つけたら、ピンセットで取り除いてあげましょう。

 

管理温度

アロエ・チヨダニシキの生育温度は、24〜30度の環境です。

その気温だとすくすくと育ち、逆に10度〜5度の寒冷な気候で長時間いると、枯れてしまう植物です。

なので、30度を超える猛暑や気温が下がり始める冬場は注意が必要です。

夏は涼しい日陰で保管すればよいのですが、越冬方法にはさまざまなやり方があります。

鉢植えで育てている場合は、日陰から屋外の日当たりのいい場所に出して、風に当ててあげましょう。

こうすることで、暖かく低湿度な環境を作り出してあげることができます。

もちろん、雨の日や本当に寒い日などは、屋内の日当たりのいい場所で管理してあげましょう。

夜には家に入れてあげることも大切です。

夜は、植物に夜間だと認識させるために、蛍光灯などの光が届かない、そこそこ温かいところで保管してあげてください。

他にも越冬の方法として、土から抜いたアロエ・チヨダニシキの根の土を軽く落として、紙袋に入れておきます。

これを春まで、風通しのよい凍結しない場所に吊っておきます。

これは紙袋が保温材の役割を果たすことで、越冬させるという方法です。

株の切り口が乾いたり、葉っぱが細くなったりしますが、春になって土に戻せば、元通りまた育てることができます。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アロエ・チヨダニシキは、模様が特徴的な茎が印象的ですが、ちゃんと花を咲かせます。

アロエ・チヨダニシキの芽は葉の中央部分に、葉が小さな芽を守っているかのように発芽します。

そして、生長した芽は茶色い茎となって成長し、伸びていきます。

1メートルほど伸びたところで、ピンク色の細長い花弁した花が数個程つぼみをつけ、咲くようになります。

これが、アロエ・チヨダニシキの花なのです。

 

トリビア

花言葉

チヨダニシキを含むアロエ属の花言葉には、「健康」「万能」などがあります。

これは、古くから薬用として用いられてきたアロエの役割を、そのまま表現した花言葉です。

ただし、これは日本における花言葉であって、海外、特に西洋に行くと、まったく違った意味の花言葉になります。

西洋でアロエの花言葉といえば、「苦痛」や「悲嘆」などマイナスなイメージものが多いです。

ただ、「苦痛」という花言葉から少し分かるように、これは他のアロエ属の品種がトゲを持っていることからつけられた花言葉です。

ただ、アロエ・チヨダニシキにはトゲはないですし、多肉部分の薬用効果も期待できないので、風水や薬の材料として用いられることはあまりありません。

 

由来伝承

アロエの由来は、アラビアの言葉で「苦い」を意味する「alloeh(アロエ)」からきていると言われています。

日本では江戸時代に伝わり、ある蘭学者が「Aloe」を「ロエ」と呼んだことで、当て字として「蘆薈(ロエ)」と書かれています。

しかし、実際には「ロエ」と読まれず「ロカイ」と呼ばれていました。

(薈は会の旧字体です)「チヨダニシキ(千代田錦と表記されることもあります)」というのは、正式な和名ではなく、流通の便宜上使われる品種名で、由来や名付け親などは不明です。

 

まとめ

今回はアロエ属の中でもしま模様が特徴的なアロエ・チヨダニシキをご紹介しました。

アロエのなかでも、魔除けや薬としての効果はなく、観賞用として作られた品種ですが、きれいなしま模様は、他のアロエとはまた違った魅力を発します。

育てる際は、気温の管理に注意してくださいね。

 

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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