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植物の病気・害虫

強く元気に育てて、失敗しないガーデニングを楽しもう♪

暖かい日差しを浴びて草花がぐんぐん生長し、今年も待ちに待った春がやってきました!いよいよガーデニングシーズンの到来ですね。それと同時に心配になるのがガーデニングの天敵、害虫による被害。植物を加害する厄介な虫ですが、みなさんどんな対策を考えていますか?

どうする?今年の病害虫対策

たくさんの種類の花が店頭に出回ってくると、あれもこれもと育ててみたくなる気持ちが高まりますよね。また夏野菜の苗が豊富に揃うのもこの時期。育てやすい品種の多い夏野菜は、収穫の喜びも相まって人気は益々うなぎ上りです。


現在、育てている植物(複数回答)より集計
2021年5月 アース製薬㈱調査 n=3341

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編集部

実際、複数種類の植物を育てているという方が圧倒的多数!みなさんいろいろなお花や野菜を育てて楽しんでいることがわかりますね。

害虫は早期発見がポイント!

草花の生長とともに厄介な害虫による被害はつきものですが、大切に育てている植物を守るためには、日頃から植物をよく観察することが大切です。

・日常の栽培管理で繁殖しにくい環境を保ち、薬剤を発生前からまいて備える
・害虫を見つけたら、すぐに捕殺するか薬剤散布し、被害部分を取り除く

チェックポイントは下記の2つ!

Check① 葉がしおれたり、植物全体に元気がなく、茎や葉に小さいゴマのようなものがついていませんか?

アブラムシなどの吸汁性の害虫です。初期段階であれば粘着棒を利用して取り除けますが、大量に発生した場合は薬剤の散布を。

Check② 葉などに穴が開いたり、食われたりしていませんか?

アオムシケムシなどの食害性の害虫です。植物をよく観察して、早めに害虫を取り除くか、薬剤を散布しましょう。

殺虫剤についての悩みを徹底調査

どんなに注意していても発生してしまう害虫対策には殺虫剤の使用が効果的です。手遅れになる前に使用するようにしましょう。
ただ殺虫剤を使用するとなるといまいち何を使っていいのかわからない!という方も多いのではないでしょうか?そこでみなさんの殺虫剤に対するイメージや使用上のお悩みなどについて調査してみました。

殺虫剤に対するユーザーの主なお悩みがこちら

・植物によって使用する殺虫剤は違うの?
・殺虫剤を使いたいけれど、今育てている植物ごとに買いわけるのが大変or面倒くさい……。
・粒タイプの殺虫剤を使ってみたいけれど、ニオイの強いものは苦手。


今後、使用したい園芸作物用殺虫剤・殺虫殺菌剤の種類
2021年5月 アース製薬㈱調査 n=3652 複数回答 あてはまるものはないを除外
※野菜・ハーブ・果樹・花・観葉植物・多肉植物など  幅広く使える殺虫剤・殺虫殺菌剤

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編集部

いろいろな植物に使用したいと思っているユーザーが多数いました


粒剤ブランドAの使用時不満点(不満点は特にないを除く上位5項目抜粋)
2017年7月 アース製薬㈱調査 n=400 複数回答

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編集部

粒タイプの殺虫剤はニオイが強くて不満に思っている人が多いんですね

そこでおすすめしたいのがニオイのしない「いろいろな植物つよし粒タイプ」です。ここでは苗を植える時や、生育期の予防を目的として使うと効果的な「いろいろな植物つよし粒タイプ」について紹介します。

教えて!「いろいろな植物つよし 粒タイプ」がおすすめなワケ

害虫の発生を防いでくれる殺虫剤を、なんとなく選んでいませんか?どうせなら、わかりやすくて使いやすい殺虫剤を使ってみたいですよね。
「いろいろな植物つよし 粒タイプ」なら、殺虫剤についてのさまざまな要望やお悩みを解決してくれます。

「いろいろな植物つよし 粒タイプ」はこちら

Q.庭でいろいろな植物を育てています。どんな植物に使えるの?

A.適用作物の種類が豊富で、家庭園芸に使用される様々な作物に使える殺虫剤です。
約300種※の植物に使えるからこれ一つあれば安心ですね。
ラベルをよく読み、使用方法、適用作物、適用害虫をご確認ください。
※適用表をよく読んでご使用ください。

Q.使うタイミングはどんな時?

A予防でまいておくことが一番大事。また、苗を植え付ける時だけではなく、生育途中でも使えます。使うタイミングを選ばないから使用間違いもしにくいですよ♪

苗を植え付ける時には、植え穴に混ぜて使用しましょう。害虫の発生前に使用すると不快な害虫を見なくて済むのがいいですよね♪

生育途中には株元に散布しましょう。散布後には軽く水をまいておくことも忘れずに。

※作物ごとに使用量に従い散布します。

Q.粒タイプはニオイのキツいものが多いイメージ。

A.ニオイが気になってなかなか手を出せない、という方も大丈夫。「いろいろな植物つよし 粒タイプ」はいやなニオイがしないから、使用時の不快感もゼロ!室外はもちろん、室内で栽培している花や観葉植物にも使いやすいんです。

室内で育てている多肉植物や観葉植物にも使えて便利です。

Q.使い方が難しそう……。

A.土にまくだけで虫対策ができるから簡単!約1ヵ月虫への効果が続きます。
使用目安は、パウチを1秒傾けると約5g散布できます。(作物ごとに使用量を確認してください)
※ラベルをよく読み、使用方法、適用作物、適用害虫をご確認ください。


2022年アース製薬㈱試験
(左:ガーベラでの試験 n=2)
(右:きゅうりでの試験 n=2合計)

ほかにもこんなに魅力がいっぱい!

効き目が植物全体に行き渡る

浸透移行性の高い有効成分ジノテフラン配合。

さまざまな虫に効果があります

アブラムシ類、コナジラミ類、アオムシ、ハモグリバエ類など。

サスティナブルを意識したパウチタイプ

パウチタイプのため、従来のボトルに比べてプラスチック量を91.4%削減します。※
※土にまくだけ害虫退治オールスター散布器と内容物1gあたりのプラスチック量を比較して算出

植物の生長にあわせて使い分けたい「いろいろな植物つよし」

発生してしまった害虫を、すぐに駆除したい時にはスプレータイプの「いろいろな植物つよし」がおすすめです。「いろいろな植物つよし 粒タイプ」と同様にイヤなニオイはもちろんしません!
スプレータイプは大きく生長した植物の葉裏にも使えて、駆除目的として使うと効果的です。強く元気に育てたい人はぜひお試しください。

「いろいろな植物つよし」はこちら

約500種の植物に使える頼もしい味方!

花・野菜・観葉植物・果樹・庭木などさまざまな植物に使えるから、使い分け不要!この1本で害虫から大切な植物を守ります。

葉裏に隠れた害虫にも効果があります

有効成分ジノテフランは浸透移行性があるため、葉の表面に散布しても葉裏の隠れた害虫にも効果を発揮します!アザミウマ類、アブラムシ類、コナジラミ類、ウリハムシ・カメムシ類、ケムシ類、コナカイガラムシ類など厄介な害虫をしっかり駆除します。

直接かからなかった葉裏の害虫までらくらく駆除します♪

素早く!長く!Wの効き目

素早く効き目が広がる速効性と、約1ヵ月間(※)効果が長く続く持続性のWの効き目が特長!浸透移行性の高い有効成分ジノテフランが葉の裏など植物全体に行き渡ります。

※殺虫効果。害虫・植物の種類、使用環境によって異なります。


2022年アース製薬㈱試験 N=3
※効果は害虫、植物の種類、使用環境によって異なります。

虫の発生を抑えることで花数もUPします!!

使用時期を選びません

使用する時期を選ばないから、いつでも使えてとっても便利!野菜に対しても収穫前日まで使用可能※です。

収穫後は他のホコリや汚れを落とすためにも、水洗いすることをおすすめします。

※ラベルをよく読み、使用方法、適用作物、適用害虫をご確認ください。

使い方はとっても簡単!

希釈せずにすぐに使えるスプレータイプだから、気づいた時にそのまま散布するだけと簡単です。

虫の発生に気がついたら即スプレー!毎日のお手入れに欠かせませんよね。

いかがでしたでしょうか?正しく使えば、きちんと効果が出る「いろいろな植物つよし 粒タイプ」とスプレータイプの「いろいろな植物つよし」。初心者の方から、さらに成果を上げたいと考えているベテランガーデナーさんまで、満足してもらえる1本です。害虫対策にはこの2つを使い分けて、害虫によるお悩みゼロ!なガーデニングを楽しんでくださいね。

アジサイの病気|炭疽病などの葉や枝にでる症状、原因や対策は?

アジサイ 秋色

紫色やピンク色、そして白色など花色が美しいアジサイは、梅雨の風物詩として知られていますね。街中や公園などでは元気に咲くアジサイを見かけることが多いと思いますが、他の植物と同じように病気にかかることもあります。病気の種類によって対処法もさまざまなので、正しく対処することでアジサイを病気から守りましょう。

ここでは、アジサが病気になる原因や病気の種類、そしてその対策などについて詳しく解説していきます!

アジサイ(紫陽花)が病気になる原因は?

アジサイ 紫の紫陽花

梅雨の時期に見頃を迎えるアジサイは丈夫な植物ですが、育てる環境や条件などによって病気にかかることもあります。

アジサイは日当たりと風通しのよい場所で元気に育ちますが、風通しが悪くなると病気にかかる可能性も高いです。株が蒸れることで病気にかかりやすくなり、株元に雨が当たることで病気に感染することもあります。

アジサイがかかりやすい病気はいくつもありますが、対策すれば予防できることも多いです。病気にかからないためにも、アジサイを育てる際は予防策を知って実践することをおすすめします。

それでは、アジサイがかかりやすい病気とその対策について詳しく紹介していきます!

アジサイ(紫陽花)の病気

うどんこ病

葉の表面にうどん粉をまぶしたような白い斑点ができる病気で、カビが原因で感染します。葉が白い斑点で覆われると光合成ができなくなり、アジサイの生長にも影響を及ぼします。

特に、アジサイの場合は白色のカビが現れたあと黒く変化し、感染が拡大していきます。感染した場合は、症状が発生した葉を取り除いて、薬剤を散布してください。その他、重曹やお酢を水で希釈したスプレーも効果が期待できます。

葉化(ようか)病

葉化病とは、アジサイのガクの部分が緑色に変化して葉化する病気です。ファイトプラズマという細菌が原因で感染することから、「ファイトプラズマ病」とも呼ばれています。葉化病が虫が媒介することで感染する可能性が高く、現在葉化病の治療法はありません。

アジサイのガクが色付かないようであれば、葉化病にかかってないか様子を見てみましょう。感染した場合は株ごと取り除いて、すべて焼却してください。

炭疽(たんそ)病

炭疽病もカビが原因で感染し、炭疽病にかかると枝や葉の部分に黒色の斑点が現れます。その後その中心が灰色に変化していき、やがて株全体へと感染が広がっていきます。

はじめは表面に症状が現れますが、しだいに内側に侵入してアジサイ全体の養分などを奪ってしまうため、感染した箇所を見つけ次第すぐに取り除きましょう。

感染したあとも、再発を予防するために薬剤を散布してください。炭疽病は雨や風によって感染するため、雨よけして雨風に当たらないように育てるとよいです。

斑点病

葉の表面に大小白色の斑点が現れ、斑点の周りがしだいに赤褐色に変化していく病気です。高温多湿の環境で発生しやすいため、雨が降ると細菌が運ばれやすくなります。

日頃から風通しのよい環境で管理することが大切ですが、アジサイが斑点病にかかった際は発病した葉がついている枝を切り落としましょう。予防策として、土の表面にマルチングを施すとよいです。

褐斑(かっぱん)病

斑点病と同様で、症状として葉の表面に褐色の斑点が現れます。病気が進行すると、感染した葉はどんどん縮んでいきます。特に、アジサイの樹形が弱くなることでかかりやすくなるため、定期的に剪定して株全体の風通しをよくしておくことが大切です。

斑点病にかかった場合はその部分を切り落とし、対策として株元に薬剤を散布しましょう。

アジサイ(紫陽花)の病気予防には木酢液は効果的?

ここまで病気とその対策についてそれぞれ紹介してきましたが、アジサイに木酢液を使うことで病気の予防にもなります。木酢液とは炭を焼いたときに発生する煙を冷却して液体にしたもので、土の表面に木酢液を散布すると土中の微生物が活性化されます。

また、アジサイの葉の表面に薄めた木酢液を散布すると、生育をよくする効果があります。その他、害虫の予防効果も期待できるので、細菌を媒介する害虫を寄せ付けないことで病気にかかる可能性が低くなるでしょう。

アジサイ(紫陽花)の病気は早めの対処が大事!

今回は、アジサイがかかりやすい病気やその対策などを中心に紹介してきました。アジサイは比較的丈夫な植物ですが、ここで紹介したような病気にかかることもあるので、あらかじめ対策しておくとよいです。

病気にかかるとどんどん拡大していくため、早めに対処することでそれ以上の感染を防ぐことができます。

アジサイの病気を見つけたら迅速に対処し、元気に育てましょう!

食品成分100%、お酢生まれのスプレー「ピュアべニカ」が誕生しました!

今年はガーデニングのお手入れは、環境にも人にもやさしいお酢生まれのスプレーを使ってみてはいかがですか?

普段の生活の中で自然でエコなものを使いたいという意識が、年々高まってきていますよね。それはガーデニングでも同じこと。最近では効きめの高い天然成分や食品成分のスプレーを購入したい!と考えているガーデナーも非常に多いんです。


2022年 住友化学園芸(株)ネットユーザー調査より N=94

「はい」と答えられた方が8割も!
効果を実感できる商品であれば、価格にこだわらず求められていることがわかりますね。

一方で環境にも人にも優しいということはわかっていても、食品成分だとやっぱり効きめが薄いのでは…?という心配の声も…。
そんな声にお応えするため、ナチュラルガーデニングにぴったりな「ナチュラルベニカ」シリーズが住友化学園芸より新しく発売されました。
今回ご紹介する「ピュアべニカ」は食品成分100%で、大切な植物を悩ませる虫を退治、病気を予防できるスプレーなんです。

ナチュラルべニカシリーズの詳しい情報はこちら

新発売!お酢から生まれたピュアべニカ

環境にも人にもやさしいピュアべニカは、ピュアな醸造酢生まれ。100%国産食品成分で虫も病気も退治します。また、食用作物は食べる(収穫する)直前まで使えるから安心なんです。

・野菜を育てるなら、食品成分にこだわりたい
・1本で虫にも病気にも効果のあるものを使いたい

そんな方にこそ試してもらいたいのがピュアべニカです。
家庭菜園をはじめてみようと思っている方や、小さなお子さんのいるご家庭にもおすすめです!
※本品は食酢ですが、飲用・食用ではありません。植物の病害虫防除のみに使用してください。

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編集部

パッケージもお酢をイメージできる明るい黄色でとっても可愛い♪
これならすぐに目に付くから探しやすいですね。

ピュアべニカのここがすごい!5つのポイント

POINT 1 食品成分100%のスプレー

野菜・果樹・花・ハーブなどあらゆる植物に使える!散布回数制限がなく、食用作物には収穫直前まで使うことができます。

POINT 2 原料はナチュラルな食酢

ピュアべニカはご家庭でお使いになる「食酢」を植物の病害虫防除に活用した商品で、家庭菜園などでも、安心して使うことができます。

POINT 3 忌避&産卵抑制で植物を守る

忌避効果により、ナメクジとハスモンヨトウの食害を抑えられるとともに、モンシロチョウやハモグリバエの産卵を抑制します。

キャベツのモンシロチョウに対する産卵抑制効果(散布開始19日後の写真)


【試験場所】 住友化学園芸 製品開発センター

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編集部

柔らかくて美味しいキャベツの葉にはたくさんの卵が!

ナメクジの忌避&食害抑制

はくさいのナメクジに対する忌避効果

はくさいのナメクジに対する食害抑制

【試験場所】 住友化学園芸 製品開発センター

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編集部

見つけると不快なナメクジ!忌避や食害抑制にこんなに効果があるなら使ってみたい〜!

POINT 4 病気に強くなる

株元に散布し根を刺激することで、植物が本来もっている抵抗力を引き出し、トマトの青枯病やばらのうどんこ病を予防します。
※ばらのうどんこ病の抵抗性誘導は、株元散布でありPOINT5のうどんこ病予防とは別の作用です。

トマトの青枯病への効果


【試験場所】 住友化学園芸 製品開発センター

POINT 5 発生前散布で予防効果があります

ばらの黒星病とあらゆる作物のうどんこ病をはじめ、あらゆる作物の病気を予防します。
※うどんこ病は葉面散布で予防効果を発揮します。

葉面散布でうどんこ病を予防

発生前にスプレーするだけで予防できる!しかも食べる直前まで使えるから使いやすい!きっちり効果を感じられる、ピュアべニカをじゃんじゃんスプレーしてみよう♪

どんな虫や病気に効くの?

アブラムシやハダニ、コナジラミなどの虫の予防や退治に使えるほか、黒星病やうどんこ病にも効果を発揮します。

使い方はとっても簡単

2〜3日に1回を目安に害虫の発生前から発生初期、または病気の発生前にスプレーすると効果的。植物全体に散布を続けることで病害虫の発生を長期間抑制できます。
また集中&ワイドの切替ノズルで目的に合わせて使いやすいのも特長。葉裏にスプレーしやすい、逆さ散布もOK!

環境に配慮したecoなつめかえ用も人気!

スプレーボトルにつめかえることでつかえるecoなつめかえ用も新登場!SDGsにも配慮した設計ですね。
※必ずピュアべニカ専用スプレーボトルにつめかえて使用してください。

ピュアべニカを買って当てよう!さすてなべニカ®︎キャンペーン

ナチュラルべニカ®︎シリーズの新発売を記念して、サステナブルな暮らしに嬉しいプレゼントが合計500名様に当たるキャンペーンを実施中!キャンペーン期間は2023年3月1日(水)〜5月31日(水)まで。ガーデニングを楽しんで、素敵なプレゼントをもらっちゃおう♪

さすてなべニカ®︎キャンペーンはこちら

ゴーヤの病気・害虫|虫の種類や症状、予防と対策は?

ゴーヤ プランター栽培

ゴーヤと言えば、表面がゴツゴツしたユニークな見た目の野菜です。独特な苦みがアクセントで、ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理によく使われますね。ゴーヤはスーパーなどで手に入りますが、家庭菜園でも育てることができます。

ここでは、ゴーヤの特徴やつきやすい害虫、かかりやすい病気について紹介します!

ゴーヤとはどんな野菜?

ウリ科のゴーヤは熱帯アジアが原産の野菜で、日本では沖縄など温暖な地域で栽培されています。ゴーヤの正式な和名は「ツルレイシ」と言い、別名「ニガウリ」などとも呼ばれています。その名の通り苦みが強く感じられ、ゴーヤチャンプルーなどの料理でおいしく召し上がれますね。

ゴーヤは家庭菜園でも育てられるので、プランター栽培にも適しています。6~8月頃に旬を迎えるので、畑栽培はもちろん家庭菜園でも病気や害虫に注意する必要があります。

それでは、ゴーヤにつきやすい害虫やかかりやすい病気について詳しく見ていきましょう!

ゴーヤにつきやすい害虫は?

コガネムシ

体長約17mm~23mmで緑色のコガネムシは、幼虫であれば一年中、成虫は5~8月頃にかけて発生します。大量発生することもあり、成虫はゴーヤの葉、幼虫はゴーヤの根の部分を食害して株全体が元気がなくなってしまいます。

対策としては農薬を撒くことですが、コガネムシの幼虫と成虫では効果的な農薬が異なるため、最適な農薬を使用しましょう。また、植え替えをした際に土中にコガネムシの幼虫が潜んでないか確認するとよいです。

ナメクジ

ナメクジはジメジメした梅雨の時期に多く発生し、ゴーヤの根元が被害に遭うケースが多いです。夜行性なので日中は見つけにくく、被害に遭ってから気付くこともあります。

ナメクジの被害に遭わないために、日頃から風通しのよい場所でゴーヤを栽培しましょう。また、あらかじめ農薬で対策しておくことも大切です。

アブラムシ

多くの野菜にとって天敵であるアブラムシは、ゴーヤも被害に遭うことがあります。体長は1㎜~2㎜程度と小さいですが、大量発生すると容易に駆除することが難しいです。ウイルスを媒介する危険性もあるため、対処する必要があります。

アブラムシは一年を通して発生するため、ゴーヤに防虫ネットをかけたり薬剤を散布して予防するとよいでしょう。また、テントウムシはアブラムシにとって天敵なので、テントウムシを放して退治してもらうことも一つの方法です。

ウリハムシ

全長1cmほどでオレンジ色のウリハムシは、ウリ科の野菜を中心に食害します。特に夏の時期に大量発生することが多く、成虫であればゴーヤの葉、幼虫は土中で根を食べます。

ウリハムシの成虫は飛んで逃げるため、農薬を使用するとよいです。ウリハムシを見つけた場合は、すぐに捕殺しましょう。

ゴーヤがかかりやすい病気は?

うどんこ病

うどんこ病とは、葉の表面にうどん粉のような白い斑点が現れる病気です。進行すると葉全体が白くなり、やがて枯れてしまいます。うどんこ病の発病を確認したら、病気にかかった葉を取り除いてください。多湿になると病気も発生しやすくなるため、特に梅雨の時期は日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。

モザイク病

モザイク病とは、葉の表面にモザイクのような病斑が現れる病気のことです。アブラムシによって媒介される病気で、一度感染すると治す薬剤はありません。モザイク病にかかった株は、すぐに取り除いて焼却処分してください。

白絹(しらきぬ)病

白絹病は、植物の株元辺りに糸状の白いカビが生える病気です。土壌感染する病気で、白絹病に感染するとゴーヤの茎や根の部分が軟化して次第に枯れていきます。

一度発生してしまうと治療できないため、普段から保水性がよい土壌を使い風通しのよい環境で栽培しましょう。白絹病に感染した場合は株ごと抜き取り、他の植物に感染させないために焼却処分します。

ゴーヤを病気や害虫から守って、元気に栽培しよう

ゴーヤは初心者の方でも栽培できるので、ベランダなどのスペースがあれば家庭菜園で育てられます。梅雨から夏の時期にかけて収穫しますが、湿度が高いと病気や害虫が発生しやすいです。

ゴーヤを栽培するようであれば病気や害虫から守って、元気よく育てましょう!

春の園芸シーズン到来!「虫を予防するマグァンプD」で植物を元気に育てよう♪

ガーデナーとって春は待ちに待った季節!彩り豊かな草花がお店に並ぶと心もウキウキしてきますよね。
花をよりきれいに、株を元気に育てるために肥料は欠かせないものですが、肥料についてこんなお悩みありませんか?

  • 花をきれいに育てたいけど虫が気になる
  • 肥料のやり方がいまいちわからない
  • 室内で使うとにおいが気になる

そんなお悩みを解決するのが、新発売の「虫を予防するマグァンプD」です!

50年以上愛され続けるロングセラー肥料「マグァンプK」に優れた殺虫成分「ジノテフラン」を配合した肥料「マグァンプD」が登場しました!肥料やりと害虫予防・退治が同時にできる優れものなんです。

マグァンプDの特長はここ!

  • 虫が苦手な方も安心。虫を予防・退治!
  • ガーデニング初心者でも使い方は簡単!
  • いやなにおいが少ないから、室内の観葉植物にも使える!

マグァンプDの「D」には、殺虫成分ジノテフラン(Dinotefuran)、害虫からのディフェンス(Defense)、肥料と農薬のダブル効果(Double)の意味が込められています。

使い方はとっても簡単!

「肥料の与え方が難しい」という悩みは意外と多いもの。「マグァンプD 」なら、植えつけ時は植え穴の土に「混ぜ込む」、生育中は株元に「ばらまく」だけでOKです。

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GreenSnap 編集部
専用スプーン付きで計量しやすいからとっても便利ですね!

効果は約1カ月持続します!

殺虫成分「ジノテフラン」は高い水溶性と浸透移行性をもち、さらに肥料成分は植物が必要とする分だけ溶け出すので、殺虫成分と肥料成分を根から植物全体に吸収します。素早く効いて、効果は約1カ月間ゆっくり続くので、大切な草花を大きく育てて害虫からも守ってくれます。

※ハイポネックスジャパン試験結果に基づく。

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GreenSnap 編集部
害虫の退治だけでなく、発生前からの予防にも使えるんです。
植えつけ前の土にあらかじめ混ぜておけば安心ですね♪

肥料やり+害虫の予防&退治が一度にできる!

植えつけたばかりの植物の柔らかい新芽は害虫の大好物!草花の葉や花弁が被害にあうと、その後の生長にも影響が出てしまい、大きく生長することができません。
植物を丈夫に育てるポイントの一つは、植えつけ直後の植物のケアなんです!

そこで試してもらいたいのが「マグァンプD」。
植物の生育に必要なチッ素、リン酸、カリ、マグネシウムをバランスよく含み、さらに虫を予防・退治する殺虫成分を配合!

殺虫効果でアブラムシを防除し、花をイキイキと育てることができます!

肥料効果で花数がグンと増えて、ボリューム感のある鉢植えに!

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GreenSnap 編集部
どんな虫に効果があるのかな?適用害虫と使用方法はこちら!

花・野菜・観葉植物に幅広く使えます!

※写真はイメージです。
※ご使用になる際には、パケージの記載事項をお読みいただき、適用作物、適用害虫をご確認の上、正しくご使用ください。

花き類はもちろん、家庭菜園で人気のミニトマトやナス、ピーマン、きゅうりなどの野菜に使うこともできます。また、いやなにおいも少ないので室内で育てる観葉植物にも使えるのも嬉しいポイントです。

マグァンプDをGreenSnap編集部が実際に使ってみました!

新発売のマグァンプDを編集部が自宅で育てている植物に試してみたところ、その使いやすさと効果に納得!「ここが魅力!」な3つのポイントをご紹介します。

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GreenSnap 編集部

① 一般の殺虫剤だとにおいが気になり、室内で育てている植物への使用は躊躇しがちでしたが、マグァンプDはほとんどにおいがしませんでした!これなら室内でも使えるから助かります。

② 殺虫剤入りなので、肥料も虫対策もこれ1本でOK。面倒くさがり屋さんや初心者の方にもおすすめですよ♪今春はマグァンプDとハイポネックス原液で乗り切る予定です!

③ 袋が自立するデザインなので置きやすいのもポイント。作業中でもスムーズに使うことができます。

新登場のマグァンプD、ぜひお試しあれ!


マグァンプKの新たなシリーズとして登場したマグァンプD。育てるだけの肥料ではなく、虫も予防してくれるW効果をぜひ試してみてくださいね♪

マグァンプDの詳細はこちら
マグァンプKの詳細はこちら

マグァンプDのフォトモニターも大募集中です!

マグァンプⅮの発売を記念して、5月末までフォトモニターキャンペーンを実施中!
マグァンプⅮを試してみたい方は、是非、下のバナーから詳細を確認して下さい。

ズッキーニにつきやすい虫やかかりやすい病気の症状や原因、対策は?

ズッキーニ 畑

近年日本でもよく食べられるズッキーニは、きゅうりのような姿をした野菜ですね。イタリア料理やフランス料理などで使われることが多く、ビタミン類などの栄養も豊富に含まれています。ズッキーニは家庭菜園などでも栽培できますが、病気や害虫にかかりやすい野菜でもあります。

今回は、ズッキーニの特徴やかかりやすい病害虫について詳しく解説していきます!

ズッキーニとはどんな野菜?

ズッキーニはウリ科の野菜で、見た目はきゅうりに似ていますがカボチャの仲間です。北アメリカやメキシコが原産で西洋料理によく使われ、味は淡泊なのでカレーや天ぷらなどでおいしく召し上がれます。

その他、ズッキーニは塩漬けや浅漬けなどで生食もできます。ズッキーニは初夏~夏にかけて黄色い花を咲かせ、旬の時期は3~8月頃です。国内でも生産が行われ、宮崎県や長野県で栽培が盛んです。

ズッキーニにはビタミンCやβ-カロテン、食物繊維や宋さんなどを含み、美肌や疲労回復、免疫力向上などの効果が期待できます。

ズッキーニにつきやすい害虫は?

ウリハムシ

ウリハムシはウリ科の野菜につく害虫で、体長は2~10mmほどです。夏の時期になると畑から飛来し、植物の葉や果実などを食害して穴だらけになります。ウリハムシの幼虫も茎などを食害するため、幼虫の時から対策する必要があります。

ウリハムシの成虫を見つけた場合は、捕殺しましょう。数が多いようであれば、薬剤を散布するとよいです。

アブラムシ

害虫としてよく知られるアブラムシは、ズッキーニにも発生する場合があります。アブラムシは3~11月頃にかけて多く発生し、繁殖力が旺盛です。葉や茎の部分を吸汁することで植物が弱り、ウイルスを媒介するので病気にかかる可能性もあります。

あらかじめ薬剤を散布することで、アブラムシの対策になります。アブラムシが発生した場合は、ガムテープでペタペタしたり木酢液をスプレーしましょう。薬剤などを使用したくないようであれば、テントウムシを利用することでアブラムシを捕食してくれます。

ハモグリバエ

ハモグリバエは体長3mm以下の害虫で、春や夏などに多く発生します。ハモグリバエの幼虫が葉の中を食べるので、葉の表面には白い線で描かれたような跡がつきます。

ハモグリバエの予防策としては、種まきする時に薬剤を散布すると効果的です。ハモグリバエの幼虫を見つけた場合は、葉を挟んで潰しましょう。被害にあった葉は取り除くことで、他の葉に広がることを予防できます。

ズッキーニがかかりやすい病気は?

うどんこ病

うどんこ病とは、その名の通り葉にうどん粉をまぶしたような白い粉が現れる病気です。うどんこ病にかかることで光合成が阻害され、生長の妨げになります。うどんこ病が進行するとカビが葉全体に広がり、葉が枯れてしまいます。

うどんこ病は乾燥した環境を好むため、植物を育てる際は日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。うどんこ病が発病した場合は、株ごと処分してください。また、土中にもカビが発生するため、必ず土も消毒することが大切です。

つる枯病

ウリ科に多く発生する病気で、葉や茎などに深緑色の斑点が発生します。つる枯病をそのままにしておくと次第に斑点が大きくなり、進行すると植物が枯れてしまいます。つる枯病は4~10月頃に発生し、特に湿度が高い時期に発生しやすいです。

つる枯病は連作が原因で発症することが多く、約2~3年連作しないことで発生が予防できます。茎や葉に水が当たると発症しやすいため、株元に水やりしましょう。

モザイク病

モザイク病とは、葉の表面にモザイクのような模様が現れる病気です。アブラムシによって媒介され、次第に周囲に広がっていきます。モザイク病はズッキーニだけでなくほとんどの野菜に発病する可能性があるので、家庭菜園などで他の作物も栽培している場合は、モザイク病の伝染に注意しましょう。

モザイク病はアブラムシが原因で発病するため、アブラムシを予防するために寒冷紗をかけて栽培するとよいです。感染した場合は、その部分の葉を取り除きましょう。

ズッキーニを病気や害虫から守って、元気に栽培しよう

家庭菜園で育てられる野菜はいくつもありますが、ズッキーニは初心者の方でも栽培できます。さっぱりした味わいのズッキーニは炒め物や揚げ物などでおいしく召し上がれるので、家庭菜園などで育ててみたいですよね。

ズッキーニがかかりやすい病害虫はいくつもありますが、あらかじめ予防することで病気や害虫の発生を防ぐことができます。ズッキーニを栽培する際は、病害虫の対策をして元気よく育てましょう!

ミカンの病気・害虫|葉にはどんな症状が出る?時期や対策、予防方法は?

ミカン

冬の果物として愛されているミカンは、日本人にとても馴染みのある食べ物ですね。ミカンは鉢植えでも栽培できるので、庭木としてミカンを育てている方も多いのではないでしょうか。

今回はミカンの病気と害虫について解説しています。柑橘類のミカンにつきやすい害虫や、病気になったときの対策などをぜひ参考にしてくださいね。

ミカンとはどんな植物?

ミカンは柑橘類の中でもポピュラーな果物です。日本でミカンといえば、ほぼ温州みかん(ウンシュウミカン)を指すことが多いです。

果樹の栽培は難しいと思われている方も多いでしょうが、実は柑橘類は育てやすく、実のつきもよいので家庭で栽培するのもおすすめの植物です。ミカンは日光を好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。

ミカンにつきやすい害虫は?


ミカンには、カイガラムシやコナジラミなどの害虫が発生することがあります。ミカンの新芽や花に寄ってくる害虫にも注意が必要です。

アブラムシ

ミカンの葉にアブラムシが繁殖すると、あっという間に大量発生してしまいます。アブラムシはミカンの葉の汁を吸い、斑点をつくります。

アブラムシは外部から飛来してくるので、防虫ネットなどを使うことで飛来を防ぐことができます。また、薬剤を使用しても良いでしょう。

カイガラムシ

カイガラムシは白い殻をかぶった2mm〜10mmほどの小さな虫で、ミカンの枝や茎、葉に付着して樹液を吸い、植物を枯らしてしまいます。

カイガラムシは防除が難しい害虫のひとつで、繁殖力が非常に旺盛なので、気づいたときには大繁殖している可能性もあります。カイガラムシの排泄物から、すす病、こうやく病、アリやアブラムシの誘引にも繋がってしまいます。

カイガラムシの駆除は、成虫か幼虫かによっても異なります。幼虫の場合は殺虫剤を使用することで駆除できます。成虫の場合は貝殻のような殻をかぶっているため、駆除が難しくなります。そのため直接ブラシなどで取り除きましょう。

アザミウマ

アザミウマは4月〜11月までの期間に継続して発生します。アザミウマはミカンの花の蕾が開き始めた頃に花びらの隙間から入り込んで被害を与えます。初期の症状は花びらの一部にシミのような変色が見られるようになります。被害が進むと、茶色に変色して花が正常に咲かなかったり、開花せずに蕾のまま終わってしまうこともあります。

咲き終わった花がらが発生源になりやすいので、こまめに摘み取って処分しましょう。長期間効果を保つ薬剤で予防や対策ができます。

カメムシ

カメムシは触れると独特の悪臭を放つ害虫です。落ち葉の下や樹皮の下、壁の隙間などで越冬し、暖かくなってきた春先から活動します。果樹を食害しますが、新芽や茎葉も食害します。若い果実を吸汁すると、汁を吸われた部分の形が変わったり、変色して落果することもあります。

熟した果実を食害すると、そこから腐敗してしまいます。薬剤を散布して防ぐことが効果的ですが、一度の散布では継続した効果が難しいので、発生に合わせて定期的に散布しましょう。

カミキリムシ

カミキリムシは幼虫の場合は、1〜3年にわたって幹の中をトンネル状に食害します。穴から木くずや排泄物を排出します。成虫の場合も、幹に穴を開けてトンネル状に食害します。

カミキリムシを見かけたら、すでに被害を受けている可能性があります。被害を受けている株がないかどうか注意して確認しましょう。食害されると被害を止めるのは難しいので、枯葉を放置せず、樹皮の荒れている枝などを定期的に剪定して取り除きましょう。

コガネムシ

コガネムシは、幼虫による被害と成虫による被害があります。幼虫の被害は根を食害することで、大発生すると苗だけではなく木自体が枯れてしまうことがあります。成虫の場合は、葉を葉脈だけ残して網目状に食害します。また、花に群がって食害するので、花が無惨な姿に変わってしまうこともあります。

コガネムシは、成虫でも幼虫でも見つけ次第駆除しましょう。成虫には、薬剤を散布して防ぎましょう。

ナメクジ・カタツムリ

ナメクジやカタツムリは、ミカンの新芽や柔らかい葉を好んで食害します。食べられた部分は穴が開き、花がしなっとすることや生育が阻害されることがあります。近くに鉢がある場合は鉢底やブロック下に隠れていることもあるので、見つけ次第駆除しましょう。

ミカンがかかりやすい病気は?

すす病

すす病は春〜秋に発生しやすく、植物の葉が黒い粉で覆われる病気です。この黒い粉はすす病の病原菌であるカビの胞子で、放置しているとどんどん広がっていきます。

黒い粉は綿棒やティッシュ、歯ブラシなどで直接拭って取りましょう。地植えの植物や観葉植物に発生した場合は、思い切ってすす病の部分を剪定してしまった方が早く処理できます。こうすることで、付近に寄生している害虫も一度に取り除くことができます。

薬剤を散布する場合も、すす病の部分は出来るだけ落としてから散布しましょう。

黒斑病

黒斑病は、ミカンの葉や枝に黒い斑点がでます。斑点はとても小さく、最初は0.1mmから0.5mmほどです。カビ由来の病気で、梅雨や秋雨の時期に感染しやすいのが特徴です。悪化すると黒い点が広がり、枯れることがあります。

黒点病は枯れた枝から広がります。枯れた枝を見つけ次第こまめにカットしておくことで対策になります。

そうか病

そうか病の原因は糸状菌です。そうか病は梅雨の時期に感染が拡大し、オレンジ色のまだらの斑点ができるのが症状の特徴です。そうか病が発生した葉はすぐに取り除いて対策してください。

うどんこ病

ミカンはうどんこ病になることもあります。うどん粉病は、ミカンの葉の表面にうどんの粉をふったような白いカビが付着するのが特徴で。やがて葉が真っ白になるほどカビが繁殖して、ミカンの生育が阻害されます。

うどんこ病を予防するには薬剤が効果的なので、発症する前から薬剤をまいて予防しましょう。

灰色カビ病

灰色カビ病は、カビが原因の病気で、ミカンの葉や茎が溶けるように腐ります。進行すると灰色のカビが付着し、やがて傷んで死んでしまいます。

灰色カビ病の原因菌は湿気を好み、多湿の環境でどんどん繁殖します。灰色カビ病を予防するために、通気性をよくしましょう。排水性がよい土を選ぶことをおすすめします。

炭そ病

炭そ病は、ミカンの葉、茎、花、果実に発生します。丸い茶色の斑点ができ、葉に穴が開くことがあります。果実が落ちることもあるため、通気性をよくして早めに対策をしましょう。

ミカンを病気や害虫から守って、元気に栽培しよう

ミカンはおいしい果実をつけるので、収穫が楽しみですよね。病気になると果実が小さくなることもあります。なるべく病気を防いで、健康に育てましょう。病気の症状を発見したら早めの対処が重要です。

バジルにつきやすい虫やかかりやすい病気、虫除けの方法は?

バジル

香りがいいバジルはパスタやピザなどイタリアン料理に使われ、日本でも人気があるハーブの一つです。シソ科のバジルは家庭菜園でも育てられますが、じつは害虫がつきやすいハーブでもあります。

ハーブに害虫がついてしまうと駆除などが大変ですが、あらかじめ害虫を予防することができます。

バジルにつきやすい害虫や病気、そしてその予防方法などについて詳しく紹介していきます。

バジルにつきやすい害虫は?

バジルは害虫がつきやすいですが、どのような害虫が多いか気になりますね。バジルにつきやすい害虫について見ていきましょう!

多くのバジルはベニフキノメイガにかかりやすく、ベニフキノメイガが葉裏に卵を産みつけることでこの蛾の幼虫が葉などを食害します。ベニフキノメイガは夏など高温多湿の時期に発生し、葉裏に発生するため見つけにくいです。

また、ヨトウガの幼虫であるヨトウムシ(夜盗虫)の被害にあうこともあり、9~11月頃にかけて発生しやすいです。ベニフキノメイガと同様で葉裏に卵を産み付けるので見つけにくいですが、見つけ次第葉ごと処分してください。

その他、害虫としてよく知られるアブラムシも4~6月頃、9~10月頃を中心に発生することがあります。アブラムシが大量に発生すると植物が枯れてしまうため、発生した場合は歯ブラシでこすり落としたりテープなどを使って取り除きましょう。

バジルの予防、虫除け

レモン水、食酢スプレー

殺菌力があるレモン水や食酢スプレーを植物の葉や茎などに霧吹きすることで、虫よけや病気の予防効果があります。

レモン水はレモンと水、食酢スプレーであれば食酢と水、そしてスプレー容器があれば簡単に作れるので、ご自宅に1本あると便利です。

コンパニオンプランツ

バジルと同じプランターなどに別の植物を一緒に育てることでお互いにいい影響をあたえる栽培方法のことで、トマトやバラなどであればバジルと相性がよく虫よけ効果が期待できます。

コンパニオンプランツは薬剤などを使わずにアブラムシなどの害虫を寄せつけないので、環境にも優しいですね。

バジルがかかりやすい病気は?

うどんこ病

カビ菌によって伝染する病気で、葉の表面に白い粉が吹いたような症状が現れることが特徴です。うどんこ病は5~11月頃にかけて発生しやすく、進行すると葉が黄色く変色したり枯れてしまうことがあります。

うどんこ病にかかった場合は、病葉を取り除いて焼却したりゴミとして処分するようにしましょう。うどんこ病の症状が軽い場合は、食酢スプレーをかけることで病気が治る場合があります。

灰色かび病

糸状菌というカビの一種が原因の伝染病で、葉や茎、花や株元などが灰色のカビに覆われる病気です。土の中にいる病原菌が枯れ葉や花がらなどに付着しすることで増殖し、さまざまな場所に伝染します。

灰色かび病にかかると葉などが褐色になり、最終的に植物が枯れてしまいます。

おもな対策は、灰色かび病にかかっている葉や茎などを見つけ次第取り除き、進行具合によっては株ごと処分してください。灰色かび病は多湿を好むため、日頃から風通しや日当たりのいい場所で育てるようにしましょう。

すす病

アブラムシやカイガラムシなどの排泄物が原因で、葉や茎に黒色の粉のようなものがつく病気です。黒色の粉の見た目がすす(煤)のように見えることからすす病と名付けられ、すす病にかかるとすぐに枯れることはありませんが、光合成ができなくなってしまうため放置しておくと植物が弱ってしまいます。

対策としては、病葉を水で洗いながら歯ブラシやティッシュペーパーなどで擦って取り除きましょう。その他、すす病の原因である害虫を薬剤で除去することで、すす病を発生させなくできます。

軟腐病(なんぷびょう)

細菌が増殖することでかかる病気で、葉や茎などに水分や栄養が行き渡らなくなってしまうことで植物の組織が軟化して腐ってしまいます。軟腐病は水はけが悪い場所を好み、梅雨から秋雨にかけて発生しやすいです。

予防策としては水はけをよくして育て、前年も軟腐病が発生した場合は同じ場所で植物を栽培することは控えてください。軟腐病にかかると薬剤などはあまり効果がないため、予防してかからないようにすることが大切です。

軟腐病にかかった場合は、発病した株を根元の部分から抜き取って処分しましょう。

バジルを病気や害虫から守って、元気に栽培しよう

バジルは育てやすいハーブですが、害虫が付きやすいため虫よけなどをする必要があります。また、バジルは丈夫なハーブですが、病気にかかった場合は病葉を除去するなど対策をしなくてはなりません。

せっかくならおいしいバジルを育てたいので、病気や害虫から守って元気なバジルを栽培しましょう!

サンスベリアがしわしわになる原因は?枯れたら復活できる?

サンスベリア バキュラリス

サンスベリアは空気清浄効果が高いことで知られていて、人気の観葉植物ですね。スズラン亜科ドラセナ属に分類される多年草で、乾燥に強い多肉植物です。

サンスベリアは育てるのに手間がかからないですが、育て方によっては葉の表面がしわしわになったり枯れてしまうこともあります。

サンスベリアが枯れたりしわしわになってしまう原因や復活させる方法などについて詳しく紹介していきます。

サンスベリアが枯れる原因

サンスベリアはアフリカが原産の観葉植物なので、水を必要以上に与え過ぎてしまうと土の中で根腐れを起こして枯れてしまいます。サンスベリアには、日頃から水を与え過ぎないようにすることで枯らさずに育てられるでしょう。

また、水やりを適度にしていても水はけが悪い場合は根詰まりを起こしている場合も考えられます。サンスベリアは2年に1回植え替えが必要なので、長い間植え替えしてないようであれば適切な時期に植え替えて育ててください。

その他、サンスベリアは肥料を与え過ぎることでも枯れてしまう場合があります。肥料は5~9月頃に2ヶ月に1回のペースで緩効性の固形肥料を施し、夏の時期は20日に1回液体肥料を与えれば十分なので肥料の分量を守って肥料を与えてください。

サンスベリアは日当たりがいい場所でよく育ちますが、直射日光に当たることで葉焼けの原因になります。そのため、風通しがよく直射日光が当たらない場所で管理し、室内では窓際のレースカーテン越しで育てるといいでしょう。

さらに、サンスベリアは寒さに弱い植物なので、気温が5℃以下の環境では冬越えできず枯れてしまいます。気温が10℃以下では水を吸い上げることができなくなるため、育てる地域にもよりますが寒い冬の時期は室内に移動させて管理することが大事です。

上に伸びているサンスベリアの葉が垂れ下がり枯れてしまった場合は元に戻すことができないため、日頃から枯らさないように気を付けながら手入れしましょう。

サンスベリアがしわしわになってしまう原因は?

多肉植物のサンスベリアは暑さや乾燥には強いですが、寒さと乾燥には弱い性質があります。サンスベリアに長い間水を与えないと葉がしわしわになってしまい、葉に蓄えていた水分がなくなってしまうというサインです。

それでは、葉がしわしわになった時の対処法について見ていきましょう!

サンスベリアがしわしわになったときはどうする?

サンスベリアは強い植物なので、葉がしわしわになってもすぐに枯れることはありません。サンスベリアの葉がしわしわになったら、お水を与えることで元気な状態に戻ってくれます。

サンスベリアを10℃以下の環境で育てている場合は、暖かい場所に移動させてから水やりをしてください。

サンスベリアをしわしわにさせない手入れ方法

サンスベリアを育てる上で、育てる環境と水やりはとても重要です。与える水の量によってサンスベリアの状態が左右されると言っても過言ではありません。

サンスベリアは耐陰性があるため日陰の環境でも育ちますが、日当たりのいい場所で育ててあげた方が元気に育ちます。

サンスベリアの水やりにはコツがあり、土の表面が乾いてから約2~3日後にたっぷり水やりをします。鉢の受け皿に水が溜まったままの状態は根腐れの原因にもなるため、受け皿の水はこまめに捨てるようにしてください。

サンスベリアは過湿にも弱いため、梅雨の時期は土が乾燥してから約4~5日後に水やりをします。冬の時期で10℃を下回る場合は水やりする必要はありませんが、暖かい室内に移動させた場合はいつも通りに水やりをしましょう。

枯れたサンスベリアは復活できる?

サンスベリアは株全体が枯れてしまうと復活させることはできませんが、一部が枯れていない状態であれば復活できる可能性が高いです。

サンスベリアの葉が1枚でも枯れていなければ、葉挿しすることで復活できます。枯れていない葉を切り取って10cm程度の幅に切り分け、その葉を半分程度土に挿して育てましょう。

また、サンスベリアは株分けすることで新芽を増やして復活もできます。サンスベリアを鉢から取り出し、この時傷んでいる根の部分は取り除きましょう。ハサミなどで小株を切り分けて半日ほど乾燥させてから、新しい鉢に植えてください。

葉挿しも株分けも難しくないので、育てているサンスベリアを復活させたい方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

冬はサンスベリアを上手に管理して、根腐れや乾燥を防ごう

強い植物のサンスベリアは初心者の方でも育てやすいですが、寒い冬の時期は注意が必要です。気温が10℃以下になると水を吸収しなくなり5℃以下の環境では枯れてしまうため、寒い冬から春を迎えるまで間は温暖な室内に移動させて管理しましょう。

室内では今まで通り水やりできますが、水を与えるタイミングをしっかり守ることでサンスベリアが育ちます。

冬の間もサンスベリアを上手に管理して、元気なサンスベリアを育てましょう!

白菜(ハクサイ)の病気|モザイク病、べと病の予防や対策方法は?

白菜

白菜は鍋や炒め物、漬物などに利用される冬の定番の野菜ですね。最近では、プランターで育てやすい品種や、家庭菜園で育てやすい品種なども登場しているので、自宅で育てている方も多いのではないでしょうか。

今回は、白菜がかかりやすい病気と特徴、病気の予防方法と対策について解説します。白菜の栽培中に気になる点がある方や、病気の可能性がある方はぜひ参考にしてくださいね。

白菜(ハクサイ)が病気になる原因

白菜が病気になるおもな原因はかびです。湿気が多い状態、水はけが悪い状態で白菜を栽培していると、かびが発生して病気になります。梅雨の時期、秋の長雨時期(秋雨前線)ではとくに多湿になりやすいです。

他にも、アブラムシがウイルスを媒介して病気になることもあります。

白菜(ハクサイ)がかかりやすい病気は?

白菜はアブラナ科の野菜なので、キャベツなどと同じく病害虫の被害を受けやすい野菜です。苗が小さい頃から病気の予防をしっかりと行って栽培しましょう。白菜がかかりやすい病気は以下の通りです。

白菜(ハクサイ)の生理障害

白菜は、ゴマ症やチップバーンといった生理現象が起こりやすい野菜です。それぞれの特徴と予防方法は以下の通りです。

作物は、栽培されている環境によって様々な影響を受けます。例えば、生長するための要素が土壌に不足していると、作物は黄色く変色したり、全体の生育が悪くなったりします。こうった障害を生理障害と呼びます。

ゴマ症

ゴマ症は、結球した葉の主脈に黒いゴマ状の斑点が多数生じる病気です。生長するにつれて黒い点が増えていきますが、黒い点の成分はポリフェノールであるため、食べても全く問題ありません。

ゴマ症の予防方法

ゴマ症は、肥料の窒素が白菜の中で多くなりすぎると、白菜の表面に黒い点として現れます。また、保存中にストレスがかかると現れてしまうこともあります。土壌の窒素や有機物の量が増えすぎないように、肥料を適量与えることを心がけましょう。緩効性肥料を使うことも効果的です。

チップバーン(心腐れ症・縁腐れ症)

チップバーンは、葉の縁や葉脈、芯が壊死して茶色く変色します。

チップバーン(心腐れ症・縁腐れ症)の予防方法

チップバーンは、カルシウムやホウ素のの不足によって発生します。土壌の中のカルシウムやホウ素が雨で流れ出てしまうことが原因なので、適切に補うようにしましょう。ただし、ホウ素を与えすぎるのも良くないので、適量を撒くことが大切です。

白菜(ハクサイ)がかかりやすい病気

モザイク病

モザイク病は、白菜の葉の表面に緑色の濃淡がついたモザイク状の斑点が発生します。病状が進むとこの徐々に病斑が大きくなり、やがて枯れてしまいます。

モザイク病の予防方法

モザイク病はアブラムシによって媒介されます。一度発生すると治療方法がなく、野菜の不治の病といわれるので注意が必要です。畑の周辺をこまめに除草したり、薬剤を撒いてアブラムシの飛来と発生を予防しましょう。また、使用する道具によっても感染するため、畑作業に使用するハサミやナイフやこまめに消毒しましょう。

べと病

べと病は、かび由来の病気で白菜の葉の表面に水がしみたような病斑が出る症状がでます。白菜を低温多湿の環境で栽培していると発症することがあります。

湿気が多いとべとべとするため、このような名前がつけられました。

べと病の予防方法

ベト病は胞子が飛び散って伝染するため、発病した葉はビニールを被せて除去し、畑の外に持ち出して処分しましょう。ベト病を防ぐには、畑の水はけを良くし、植え付ける株同士の感覚を空けて通気性をよくすることが大切です。また、雨水による泥跳ねを防ぐために雨よけを設置したり、マルチングを行いましょう。

尻腐病

尻腐病は白菜の収穫時期に外側の葉に発生します。尻腐病になると、実の先端や地面近くの葉が黒褐色になる、症状が進むと株全体が腐敗します。葉に黄土色の斑点がでるのが特徴です。尻腐病は冬に発生するので、収穫前はこまめにチェックして気をつけましょう。

尻腐病の予防方法

尻腐病は土のカルシウム不足によって起こる生理現象です。雨で土壌のカルシウムやマグネシウムが流れることが原因で起こります。植え付ける前に石灰資材を施して防ぎましょう。

軟腐病

軟腐病は、白菜の外葉に水がしみたような病斑が発生します。そのまま悪化すると腐った独特の悪臭がするため、軟腐病の発生に気がつきます。軟腐病は秋から冬に発生しやすい病気で、結球期に症状がでます。

軟腐病の予防方法

軟腐病は前作で育てていた植物の枯れ葉などが残っていると発生する可能性があります。前作の枯れ葉や根などは畑の外に持ち出して処理しましょう。また、連作をせず、水はけがよく風通しの良い環境で育てることが大切です。

根こぶ病

根こぶ病は、アブラナ科のほとんどの植物に寄生する寄生菌による病気です。白菜の根の表面にこぶ状の病斑ができるのが特徴です。

根こぶ病の予防方法

根こぶ病の胞子は、何年もの間土壌の中で休眠できるので、農作業に伴う土の移動や降雨によって広がっていきます。地温が高いと発生しやすく、排水の悪い土地や湿地で発生しやすくなります。土壌が酸性だと発生しやすくなるので、土壌のPHを管理しましょう。

白菜(ハクサイ)の病気の予防と対策

1. 土壌改善

白菜はかびが由来で病気になることが多いので、土壌を改善して栽培環境を変えましょう。堆肥を多めにすると水はけがよくなります。

2. 水やりに注意をする

白菜は多湿環境を嫌うため、水やりには気をつけてください。水の与えすぎは病気の原因になります。雨が多い時期はとくに注意が必要です。

白菜は基本的には水やりは必要なく、降雨で栽培ができます。雨の多い時期に頻繁に水やりをすると病気になるため気をつけましょう。

3. 薬剤を散布する

薬剤を散布することで病気を予防することができます。また、白菜が病気になる前から定期的に薬剤を撒くことであらかじめ病気を防げます。

4. 病気になった部分は取り除く

病気になった葉など症状がある箇所は、なるべく早く取り除いてください。病気の症状が出ている箇所を放置しておくと、そこからさらに病気が進行することがあります。

処分の際は、ゴミ袋に密封して処理したり、完全に焼却して処分してください。

5. 防虫ネットを設置する

防虫ネットを設置することでアブラムシなどの病害虫を予防することができます。しかしネットを使用することで湿気がたまりやすくもなるので、状況を見ながら設置を判断してください。

白菜(ハクサイ)の病気を防いでおいしく栽培しよう

白菜はアブラナ科の野菜の中でも特に病気に弱く、栽培する環境によって様々な生理障害が起こることがあります。苗が若いうちから栽培の環境を整え、しっかりと対策をして病気にならないように気をつけてくださいね。