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ハーブの栄養・効能

ローズマリーの効能、香りや精油にはどんな効果がある?

ローズマリー 花 アップ

紫色の可愛らしい花を咲かせるローズマリーは、爽やかな香りが特徴のハーブですね。花や葉の観賞を楽しむのはもちろんですが、ローズマリーは料理やアロマなどで使用することができ、私達の生活でも活躍しています。

今回は、ローズマリーの特徴や用途、ローズマリーの効能や効能などを中心に詳しく紹介していきます!ローズマリーに興味がある方は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。

ローズマリーとは

ローズマリーはシソ科に分類され、地中海地方に自生するハーブの一種です。乾燥した環境でもよく育ち、生育が旺盛で木立性とほふく性の2種類があります。ローズマリーは暑さや寒さには強いですが、多湿が苦手なので排水性のよい土で育てましょう。

春から秋の時期になるとピンク色や紫色の小花を咲かせますが、育てる環境によっては四季咲きです。ローズマリーをご自宅のお庭などに植えて、ぜひとも楽しんでみましょう。

ローズマリーにはどんな用途がある?

ローズマリーの歴史は古く、古代エジプト時代には存在していたと言われています。昔から神秘的な力があるとされ、儀式や魔除けなどに利用されていたと伝わります。

ローズマリーは爽やかな香りを放ち、その香りを利用して肉や魚料理の臭み消しとして使用されています。また、ローズマリーはハーブティーとしても好まれ、アロマなど現在でもさまざまな場面で利用されていますね。

それでは、ローズマリーの効能について詳しく見てきましょう!

ローズマリーの効能

抗酸化作用

ローズマリーには細胞の老化を抑制する効果があることから、抗酸化作用があります。14世紀にリウマチに苦しむハンガリーの王妃がローズマリーの蒸留水を使ったところ、見事に回復したという話も伝えられています。アンチエイジングに効果が期待できるので、ぜひ試してみたいですね!

集中力を高める

ローズマリーの香りには中枢神経を刺激する働きがあるため、集中力を高めたい時におすすめです。勉強などになかなか集中できない時は、ローズマリーのアロマなどを焚くと効果が期待できそうですね。

抗菌・抗ウイルス作用

ローズマリーは「ロスマリン酸」が主成分であることから、抗菌や抗ウイルス作用があります。ローズマリーから発見されたロスマリン酸はポリフェノールの一種で、多くのハーブに含まれています。

アレルギー症状の軽減

ローズマリーに含まれるロスマリン酸は、「ヒスタミン」と呼ばれる成分を抑制する働きがあります。そのことから花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できるため、アレルギー症状のある方は生活にローズマリーを取り入れるとよいでしょう。

血行促進

ローズマリーには「ジオスミン」という成分を含み、弱った血管を強くする働きがあるため血行促進の効果が期待できます。頭皮の血行も促進するため、アロマバスやローズマリーのシャンプーなどを使うと効果が期待できるでしょう。

リフレッシュ効果

ロスマリン酸にはリラックス効果があることから、気分を高揚させる働きがあります。そのため、軽い鬱病など精神的な病気を改善する効果にも効果があると言われています。落ち込んだ時などは、気分転換する気持ちでローズマリーの香りを嗅ぐとよいかもしれません。

ローズマリーの香りの効果・効能

ローズマリーは古くから「若返りのハーブ」と呼ばれ、体の機能を高めたり循環を促す効果があります。そのため、ローズマリーを使ってマッサージすることで、肩こりなどに効果があり体をすっきりさせてくれます。

また、ローズマリーの清々しい香りはやる気を起こして、集中力や記憶力をアップさせる効果があります。

ローズマリーの精油の効果・効能

ローズマリーは精油として用いされることも多く、「シネオール」「カンファー」「ベルベノン」の3種類のケモタイプがあります。

シネオールには呼吸器系や消化器系、そして感染症などへの効果が期待でき、カンファーには肩こりやリウマチ、筋肉の疲労などに効果があるとされています。ベルベノンにはヘアケアやスキンケアに効果があるようで、肌のシワや抜け毛などに効果的と言われています。

ローズマリーのケモタイプによって効果や効能が異なるので、症状によって使い分けるとよいでしょう。

ローズマリーをいろいろな楽しみ方で効果・効能を感じよう

今回の記事では、ローズマリーにはさまざまな効果や効能があることが分かりましたね!ローズマリーを観賞するのもよいですが、料理やアロマなどで使用すれば生活を豊かにできそうですね。

ローズマリーにはいろいろな楽しみ方があるので、実際にローズマリーを使ってその効果や効能を感じてみましょう!

レモンバームの効果・効能や使い方、保存方法は?

レモンバームはハーブティーとしても有名で、お茶意外にもさまざまな料理などに使われています。

このページではレモンバームの効果・効能や使い方について紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

レモンバームとは

レモンバームはシソ科・コウスイハッカ属のハーブです。南ヨーロッパを原産とし日本でもよく知られているハーブで、ハーブ専門店でなくてもよく見かけます。

別名はコウスイハッカ、セイヨウヤマハッカでよい香りがするのが特徴です。その香りを活かして食べ物や飲み物の香りづけに使用されることもあります。

ミントと同じく繁殖力がとても強いため地植えをするとあっという間に広がるのが特徴で、6月から7月になると白い花を咲かせます。

レモンバームはどんな香りや味がする?

レモンバームはレモンのような香りがします。このことからレモンバームと呼ばれるようになりました。葉にはシトラールという成分が含まれ、これがレモンを想像させ、さっぱりしたさわやかな香りが楽しめます。

レモンバームは食べることもできます。とくにレモンバームをハーブティーにするとミントのようなさわやかな味がします。スーッとするためコウスイハッカ、セイヨウヤマハッカという名前がついたほどです。

レモンのような酸っぱさはなく、ミントらしいさわやかな味のみがします。そのため、ミント特有のスースー感が苦手な方でも楽しめるでしょう。

レモンバームの効果・効能

抑うつ・鎮静作用

レモンバームの葉に含まれるシトラールには抑うつ・鎮静作用があるとされています。気分が落ち込むときにレモンバームを摂ることで不安な気持ちなどが落ち着くことがあるかもしれません。

眠気を誘う効果も期待できることから、レモンバームは不眠に悩む方にも向いているかもしれません。

アレルギー緩和

レモンバームに含まれるロスマリン酸にはアレルギー緩和効果が期待できます。花粉症などで苦しんでいるときに、レモンバームのハーブティーを飲むことで症状が和らぐかもしれません。

アンチエイジング

レモンバームに含まれるタンニンにはアンチエイジング効果が期待できます。体内から若くありたい方はレモンバームを接種するとよいでしょう。

消化促進効果

レモンバームには消化を促進させる効果が期待できます。食べ過ぎて胃や腸の不快感があるときにはレモンバームのハーブティーが合うかもしれません。

リラックス効果

よい香りがするレモンバーム。その香りを嗅ぐことでイライラする気持ちを緩和させて、リラックスをもたらせてくれることも期待できます。自律神経の乱れにもよいハーブなので心も体も癒してくれるハーブです。

抗菌作用・殺菌作用

レモンバームに抗菌作用・殺菌作用があるとされています。風邪予防に向いているハーブです。さらに、名前のレモンバームは口唇ヘルペスにも効果的と考えられています。

レモンバームの使い方や食べ方

ハーブティー

レモンハーブの使い方はたくさんありますが代表的なものがハーブティーです。

自宅で育てたレモンバームを乾燥させてドライハーブティーにするのもよいですし、採れたてのレモンバームをフレッシュバーブティーにするのもよいでしょう。単体でも楽しめますが、カモミールやミント、レモングラスとブレンドしたハーブティーにしても飲みやすくなります。好みのハーブと合わせて味を調整しましょう。

料理

レモンバームの葉を揚げた天ぷらも香りが楽しめておすすめです。レモンバームを刻んでチキンや白身魚の香草焼きにして楽しむこともできます。

生をサラダに

生のままサラダに混ぜて食べることもできます。

お菓子に

乾燥させたレモンバームを刻んでクッキーに混ぜるとハーブクッキーになります。紅茶クッキーのような見た目ですが、噛むとよい香りが広がりおすすめです。

レモンバームの保存方法

レモンバームをすぐに使わない場合は冷凍保存をしましょう。

収穫したレモンバームを軽く水洗いして砂や土などを落としておきましょう。キッチンタオルで水気をふき取ってから、冷凍保存できる密閉袋に入れて冷凍庫に入れます。これで1ヶ月は日持ちします。

乾燥させたレモンバームをお茶や海苔の缶に入れ、湿気から避けて保管するのもおすすめです。ザルに入れて明るい日陰に置いておくと自然と乾燥します。レモンバームが乾燥したのを確認してから、缶に入れて保管しましょう。

いろいろな使い方ができるレモンバームを楽しもう

レモンバームの効果効能はよいことばかりです。気持ちが落ち込んでいるときにも頼りになるハーブと言えるのでぜひ利用してみませんか。

丈夫で育てやすいためお庭にお迎えするのもおすすめです。自分で栽培したレモンバームでいろいろな使い方を試してみてくださいね。

バジルの栄養|効果・効能や旬の時期、保存方法のおすすめは?

イタリア料理によく登場するバジルはハーブの一種です。グリーンの葉がきれいなので観葉植物感覚で育てている方も多いでしょう。このページではバジルの栄養について解説しています。

どんな栄養があるのか、効果効能はあるのか、カロリーやおいしいバジルの選び方、保存方法までまとめました。バジルを育てている方はぜひご参照ください。

バジルはどんなハーブ?

バジルはシソ科・メボウキ属の植物で熱帯アジアを原産とするハーブの一種です。よい香りがしてイタリア料理で多く使われます。

あたたかい地域では多年草ですが、日本の冬は苦手でとして扱われることがある植物です。

バジルの栄養・成分

栄養

バジルにはビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、マンガン、カルシウムを含みます。

カロリー

バジルのカロリーは100gあたり24kcalです。

成分表

水分
91.5g
タンパク質
2.0g
脂質
0.6g
炭水化物
4.0g
飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸
コレステロール
0
食物繊維
4.0g

バジルの効果・効能

リラックス効果

バジルにはリナロール、オイゲノールといった香り成分が含まれていて、この香りはリラックス効果があるとされ、不安を和らげる効果があるとされています。

バジルの葉をこすって香りを楽しむのもよいですし、料理に活用してリラックス効果を得るのもよいでしょう。

老化予防

バジルにはβカロテン、ビタミンC、ビタミンEが含まれていてこれらは抗酸化作用があるとされています。体内の活性酸素が抑えられて、老化予防に効果的です。

通経作用

バジルには通経作用があるとされ、月経不順の改善にも期待できます。鎮痛作用もあることから月経痛緩和にもよいでしょう。ただし通経作用はごくわずかです。

消化促進効果

バジルの香りには消化促進効果もあります。バジルは胃の負担も和らげると考えられているため、食べ過ぎたときにも向ているハーブです。

バジルの旬の時期や選び方

バジルの旬は7月から9月です。

おいしいバジルの選び方はまず葉の色を見ましょう。色が濃くて鮮やかなもの、みずみずしくツヤのあるものをおすすめします。茎から葉先までピンとハリのあるバジルもおいしい可能性が高いので選びましょう。

シナシナしているバジルや黒ずんでいるバジル、黄緑色の薄いバジルは避けた方がよいでしょう。

バジルの保存方法

冷蔵保存

バジルを冷蔵庫で保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーでバジルを包んでから保存容器に入れて保管してください。バジルを乾燥させないことが重要です。この方法で冷蔵庫に入れるとだいたい1週間から2週間ほど日持ちします。

水に挿して冷蔵庫に入れても保存ができます。コップに水を入れてバジルの茎を下にして挿しましょう。そのまま冷蔵庫に入れて保管することができます。葉がしんなりとする前に食べきってください。

冷凍保存

バジルをすぐに使わない場合は冷凍保存もできます。まずバジルを洗ってから水気をキッチンペーパーでふき取って下さい。1枚ずつラップで包んでから、保存容器に入れて冷凍庫に入れてください。

冷凍保存であれば11ヶ月ほど日持ちしますが、できればなるべく早く食べましょう。

バジルはいろいろな食べ方や栄養が楽しめる

バジルはいろいろな食べ方ができます。カプレーゼやパスタのトッピングはもちろん、オリーブオイルを使ってバジルソースにするのもおすすめです。香りからはリラックス効果もあり、舌や鼻から楽しむとよいでしょう。

小さな鉢でも栽培できるのでぜひ自宅で栽培してみませんか。

シソ(大葉)の栄養|効果・効能や保存方法、選び方は?

シソ

巻き寿司に入れたり、和風パスタに入れたりするとおいしいシソは香りが高くて食欲が増進されますよね。このページでは、シソの栄養について解説しています。シソの効果効能や保存方法をまとめたので、ぜひご参照ください。

シソ(大葉)はどんな野菜?

シソはシソ科シソ属の植物でよい香りがするのが特徴です。野菜としてスーパーで売られていますが、ハーブとしても扱われます。

原産はヒマラヤ、ミャンマー、中国です。縄文時代の遺跡からシソの種子が出土しているため、この時代から栽培されていたと考えられますが、本格的に栽培がされたのは平安時代からとされています。

シソは成長すると1mほどになります。葉にはギザギザとした切れ込み(鋸歯)があり、緑色または赤色です。シソは8月から9月に花が咲き、花は穂状で白や紫の花を咲かせます。

独特の香りが楽しめ、薬味として使用されることがあります。

シソ(大葉)の栄養・成分

栄養

シソには、カリウム、ビタミンC、カルシウム、ビタミンE、β-カロテン、鉄、食物繊維、α-リノレン酸が含まれています。

平安時代から日本では薬用として広く使われてきたシソですが、さまざまな成分が含まれており、それぞれ効能があります。

α-リノレン酸にはアレルギー症状軽減の効果が、ペリルアルデヒトは抗菌採用、防腐作用、食中毒予防、食欲増進の効果が、β-カロテンには目の健康に働きかける力があるとされています。

そのほかにもシソには、疲労回復効果や貧血予防の効果、血液をサラサラにする効果、骨や歯を丈夫に保つ効果などがあるとされています。

豊かな香りを持っているため、食用としても広く使われていますが、これらの効能も期待できるかもしれません。

カロリー

シソ100gあたりのカロリーは37kcalです。10枚あたりで約2kcalとなります。

成分表

水分
86,7g
タンパク質
3.9g
脂質
0.1g
炭水化物
7.5g
飽和脂肪酸
0g
不飽和脂肪酸
0g
コレステロール
0
食物繊維
7.3g

シソ(大葉)の効果・効能

精神安定

シソはハーブとしての効能が多く、精神安定は代表的なシソの効能として知られています。カルシウムが不足するとイライラすることがあります。カルシウムを豊富に含むシソは精神の安定によいでしょう。

お通じ改善

食物繊維は腸の活動を活発にさせるため、食物繊維を含むシソを食べることでお通じ改善に役立つでしょう。しかし、シソは1回の食事で摂る量が少ないことが多く、食物繊維を大量に摂ることはあまり期待ができません。

貧血予防

シソには鉄が含まれています。血液を作成するのに鉄は必要不可欠です。日頃からシソを摂ることで貧血予防になるでしょう。

シソ(大葉)の旬の時期や選び方

シソの旬は6月から9月です。

シソは緑色の葉、赤紫色の葉が特徴です。鮮度が落ちてくると葉の色が黒ずんで落ちてくるので、鮮やかな色の葉を選んでください。

葉脈がはっきりしていて、葉がしなしなしておらず、ぱりっとしているものを選びましょう。カットしてあるものは切り口が傷んでいるシソを避けてください。

シソ(大葉)の保存方法

シソはすぐに使わない場合は冷凍保存または冷蔵保存をおすすめします。

シソの冷蔵保存

まずビンを用意してください。透明なものだと葉の状態がわかりおすすめです。ビンに少量の水を入れて、シソの茎を下にして(葉先は上に)ビンに入れます。ビンにラップをして冷蔵庫の野菜室に入れてください。このとき、葉が濡れるとその部分から傷むので、葉が濡れないように注意をしてください。

この方法で2週間ほど保存ができます。ビンの水はこまめに交換をしてください。

ビンが見つからない場合は、湿ったキッチンペーパーでシソを包んでビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存をしてください。

シソの冷凍保存

シソは冷凍保存ができます。シソをあらかじめ使いやすい大きさにカットをし、袋に入れて冷凍庫に保管をしてください。冷凍保存であれば、1ヶ月はもちます。

シソ(大葉)はいろいろな食べ方や栄養が楽しめるハーブ

シソはパスタに入れてもサラダに入れてもおいしいのでおすすめです。ハーブとしても効能が高く、良い香りが楽しめます。スムージーに入れてもよいでしょう。貧血気味な方にもいいですよ。

一度の食事で得られる効能は少ないかもしれませんが、日頃から食べていきたいですね。