GreenSnap、リッチェルの新商品開発を支援。 GreenSnapユーザーとの1on1オンラインインタビューを実施 〜商品ターゲットにマッチしたユーザーインタビューにより別案に転換。バイヤーや小売店からも高評価を得られる商品に~
2022.04.20
植物コミュニティアプリ「GreenSnap」を運営するGreenSnap株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:西田貴一)は、株式会社リッチェルが2022年4月11日に発売した新商品「ボタニーハンギングポール」の企画開発において、GreenSnapユーザーとの1on1オンラインユーザーインタビュー実施を支援いたしました。
20〜40代の子育て世代、園芸初心者層、都市部在住者などのセグメントで対象者を絞りインタビューを実施したところ、商品コンセプトの方針転換につながるなど大きな成果が得られました。
■「お客様の声をものづくりに活かす」という文化
リッチェル社は1956年に創業し、暮らしに身近な家庭用のプラスチック製品開発に取り組んできました。1970年頃から園芸部門を立ち上げ、鉢やプランター、ジョウロをはじめとした園芸ツールをメインに扱い、現在は周辺商材である腐葉土や肥料などを含めた園芸資材の総合メーカーとして、企画開発から製造・販売まで行っています。
リッチェル社ではお客様の声をものづくりに活かすという文化が根強く、20年ほど前から定期的にグループインタビューを実施していました。しかし、インタビューでは商品のターゲットに応じて適切な対象者を集めることが難しい場合も多く、今回は月間最大1,100万人が利用するGreenSnapのユーザーを対象に、1on1オンラインユーザーインタビューを実施することとしました。
■ターゲットにマッチしたユーザーの声を取り入れられる
新商品「ボタニーハンギングポール」は20〜40代をターゲットとした、吊り鉢をかける新たな園芸ツールであり、賃貸物件の原状復帰も考慮した突っ張り式で、集合住宅でも飾りやすい省スペース設計というコンセプトで企画をしていたため、20〜40代の子育て世代、園芸初心者層、都市部在住者というセグメントでGreenSnapユーザーから対象者を絞り込みました。
今回の新商品は、集合住宅などの小スペースな暮らしの中での利用を想定しており、限られた空間で植物をどう飾ろうとしているのか、そしてどういう商品や機能が求められているのかといった開発側の疑問に対し、まさに対象となる方が自宅で植物に囲まれながらのインタビューを実施できたため、日常のシーンを思い出しやすく、よりリアルで実体験に基づいた意見や具体的な悩みなどのヒントを聞くことができました。
■インタビューが商品コンセプトの方針転換につながる
1on1のオンラインインタビューを経て、もともとリッチェル社が本命だと考えていた商品案から別案に切り替えることになり、当初作ろうと思っていた物とは全く別物の新商品が誕生することになりました。
そしてその結果、お客様の声をきちんと反映した商品となり、実際にバイヤーや小売店からも説得力があるという高評価や、製作過程への共感をいただきました。
リッチェル社とGreenSnap社では、今回のように「オンライン」で「商品ターゲットにマッチしたユーザー」を対象としたインタビューを今後も行い、ユーザーのニーズを捉えた商品開発に活かしていく予定です。
▼リッチェル社のインタビュー記事はこちら
【取り組み事例】リッチェル:オンラインユーザーインタビューで気づいた、真の顧客ニーズ
■GreenSnapとは
GreenSnap社が運営する「GreenSnap」は、ユーザーの70%以上を女性が占める植物に特化したSNSアプリです。植物の名前や育て方を調べたり、植物写真のタイムライン投稿やアルバム記録、ブログなどの機能を備えており、植物好き同士の活発なコミュニティも存在します。
ユーザー数はGreenSnap社運営メディア全体で最大月間1,100万人、アプリダウンロード数270万、1日最大40,000枚、累計1,500万枚もの投稿がされている、いま注目を集める植物メディアです。
▽GreenSnap Webサイト
greensnap.jp/
▽植物のオンラインショップ「GreenSnap STORE」
greensnap.co.jp/
▽植物情報サイト「horti」
horti.jp/
▽GreenSnap株式会社について
greensnap.jp/company/