夏にランナーで子株を増やして、翌春に収穫します。苗を作ってみたい方、参考にどうぞ👍️
夏、びゅんびゅん伸びるランナー🏃
イチゴの鉢植えから出るランナーをポットで育てます。写真は、梅雨時からランナーを伸ばし始めて1か月半経過した、8月1日のようす。
とにかくビュンビュン伸びます、ランナー。ヒョロッとしたランナーは根元で切って捨てます。太いランナーだけでも絡み合うとややこしい。右から左へ整然と(?)並べることにしました。
はぁ~、真夏の育苗作業は暑くて大変😵 イチゴ農家さんって、すごいなあ。
8月20日。一番右が親株。そこから順に左へランナーを誘導して、第1子、第2子、第3子。第4子まで出来ているランナーもあります。
子株も時々がんばって細いランナーを出してきますが、子株の体力を消耗しないよう、見付けたら即、切ります。
親株は肥料を切らさず、真夏も液肥を与えます。根元の枯れ葉をこまめに取り除いて、株元をすっきり風通しよく保ちます。
秋、子株の独立~植え付け
9月5日。ランナーを切って子株たちを独立させました。じゅうぶん発根しているので、親株からの栄養がなくても自力で生きていけるはず!
親株はこれで役割を終えます。お疲れさま、ありがとう! …と言って、無情にも親株は処分。
本によると、第1子は老化している(!)のだそうで、第2子以降を残して、これまた無情にも第1子も処分。ああ、無情😭
切り離した子株はこんな感じ。
親(または兄姉)と繋がっていたランナーを3cmほど目印のため残して切っています。弟妹と繋がっていた側のランナーは根元で切ってしまいます。
イチゴの花(=実)は、必ず親・兄姉がいたのと反対方向に向かって飛び出します。苗の向きが分かると「こっちに実が垂れてほしいな」と思うほうに向けて植え付けることができます。
10月11日。子株を鉢に植え付けました。
秋~冬に調子に乗ってつぼみを付けたりランナーを出すことがありますが、容赦なく切り取り、春に向けて体力を温存させます。
苗はたくさん出来たので、母に10株あげました。
冬はあまり作業なし
冬は動きがなくて地味すぎて、写真撮ってませんでした。
厳冬期は葉っぱが小さく、軸が短くなり、コンパクトにまとまってじっとしています。何度か強い寒波が来て気温が氷点下になり、鉢土が凍りました。イチゴは寒さに強いので平気です。
写真は2月6日のようす。固形の有機肥料を与えました。
2月27日。葉っぱが大きくなったかな?
そろそろマルチすべし。藁でナチュラルなマルチングにしようかと。
開花、そして結実
3月20日。一番花です!🙌
本によると、3月上旬までの花は良い実にならないらしいので、咲こうとするたび摘み取ってました。でも、もうバンバン咲かせて🆗な時期なので! 解禁‼️ イヤッホウ‼️
4月2日。どんどん咲きます! はあぁ~、ビジュアルも良いよね、イチゴの花💠
また調子に乗ってランナーを出す奴がいます。ランナーを見付けたら、すかさずカット✂️
4月24日。花の後に実が出来ていますが、まだまだ固いです。
虫よけにニームオイルを水に混ぜて噴霧していると、生まれたばかりの米粒大のバッタがピョンピョン出てきます。葉裏に小さな青虫がいることも。葉っぱが所々かじられてます😵
5月2日。実が色づき、イチゴの甘い香りが漂います。ほわ~ん♥️
いよいよ収穫の時👍️
5月9日。12株から、毎日平均3個ぐらい収穫できています。完熟の摘みたては甘くて美味😋🍴
そして、また長い育苗生活が始まる
イチゴはそこそこ採れましたが、最盛期だった5月中旬に梅雨入りしてしまい、長雨と湿度で実がブヨブヨになったりカビたりして残念でした。結実が終わったので、6月5日、2株を別の鉢に植え替え、残りの株はお別れしました👋 この2株から来年のための子株を殖やします。
ランナーをポットの土に導き、第1子を発根させます。親株には定期的に肥料を与え、ポットの土はしばらく無肥料(元肥も入れない)で行きます。
以上、イチゴの1年間でした。
この夏も育苗がんばるぞ!👊
楽しく美味しく頂けますね♪