涼し気な可愛らしいフォルムで人気の観葉植物
🌿アジアンタム🌿
「部屋にあったら素敵〜(人*´∀`)。*゚+♡」
「最近、鉢植えの水やりにも慣れてきたし、きっと育てられるはず!」
と、浮かれてお迎えしたものの…。
ガーデニング歴4年目の私。
僅か数日で、鼻っ柱は折られました。
【水やり&置き場所が難しい問題】
別名
【葉っぱチリチリ問題】
繊細なアジアンタム(姫)に仕える私(ばぁや)の、悪戦苦闘の成長記録です。
[第一章] アジアンタム、乾く
〈直射日光の当たらない明るい室内で〉
〈水切れ注意!こまめに葉水!〉
観葉植物あるあるを忠実に守るべく、置き場所は明るい玄関に。そして毎日霧吹きでシュッシュッ
朝起きたらシュッシュッ
帰宅後すぐシュッシュッ
寝る前もシュッシュッ
多い時は1日3回。
葉水を怠りませんでした。
にも関わらず‥お迎えして1週間ほどで‥
えぇっ?
もうチリチリーッ!!??(゜ロ゜;;)
「ねぇ。わたくし、喉が乾いたわ」
あれ…
幻聴(妄想)が聞こえる…
せっかく出てきた新芽も、小さいまま拡がらずカサカサになってしまう⤵
土を触ってみると湿った状態なので、この頃の水やりは3日に1度くらい。
なぜ?置き場所の問題??
6月中旬。
梅雨入りしたとはいえ寒冷地。
夜間は気温20℃を下回る環境です。
進行するチリチリ。焦る私。
[第二章] ばぁや、迷走する
玄関では寒いかと、リビングへご移動いただく。
「ちょっ!ここ私の場所なんだけど!?」
ごめんね、シュガーバイン。
ちょっと場所譲っておくれ。
シュガーバイン先輩を差し置いて、我が家のベストポジションに鎮座するアジアンタム。
この辺からアジアンタム改め
『姫』と呼ばれる。
ベスポジのはずが…
「ばぁや。ここ、壁に当たるんだけど。」
なんてことでしょう。
姫にはかなり窮屈そうです…。
が、その日はそのままお休みいただきました。
《翌日》
ん……?
おぉ…おいたわしや…
ばぁやが不甲斐ないばかりに…!
姫、壁との摩擦でちょん切れる。
そして止まらぬチリチリ。
毎日少しずつ枯れていき、散髪されていく葉っぱ達。
慌てるばぁや、迷走し出す。
今度は2階廊下、明るい窓辺にご移動。
光◎
風通し○
夏場は日当たりが良すぎて35℃を超える過酷な環境。
一先ずここに下げてみる。
隅に追いやられるワイヤープランツ爺。
「わしは大丈夫じゃ。どこでも生きていけるよ」
ありがとう爺さん。
さすが、強靭な生命力を持つ爺さんだわ
ばぁやが心打たれている所に、姫の声が。
「ちょっと、ばぁや!
ここでもカーテンに触れてるじゃない!
また二の舞になるわよ?!」
ですよね‥‥(。・ω・)スン
それからいうもの、姫の放浪生活が始まる。
階段の隅に連れて行かれたり
(ここで、照明に借り置きという暴挙が行われる)
不安定な場所に置かれたり
(地震きたら一発アウトだよ)
えーと…もう天井に、穴、開けてみる?
で、吊るすのが1番いい?
でもどこの天井?
1階?それとも2階??
風通しとは?光とは?
ばぁや、ぐるぐる考え出す。
ちょっと一旦落ち着こう。
初心に戻ろう。
先達の知恵を拝借するべく、GSの諸先輩方の経験談や植物サイトを読み漁る。
最終的にシダ植物の起源までたどり着く。
[幕間]
連日のお世話に疲れたばぁや。
手の掛からないアロマティカス(挿し芽)に癒やしを求める。
はぁ〜♡
良い香り♡
……。
……。
気付くと10分以上眺めている。
やはり疲れているようだ。
[第三章] 姫、ご機嫌麗しゅう?
自分なりに調べ、肝心の水やりを見直すことに。
うーん。
葉水を頻繁にしていたため土の乾き具合が正確に分からず、水やりの回数が少なすぎたのかもしれない。
そして風通し。
シダ植物とはいえ、これも大切でした。
日中は家に居らず、窓を締め切っているせいで部屋の空気は殆ど循環してないのですね。
それでどうしたかというと。
直射日光に気を付けながら、外に出してみました。
乾燥が怖くて避けていたけど、ベランダで育てている方も居りますし。きっと大丈夫なはず。
姫を強くすることも大事。
あぁ‥風に靡くお姿。やはり愛らしい。
気温の下がる夜は。
姫、風呂場にぶら下がる。
ばぁやと一緒に入浴タイム。
暖かな温度と湿度で、葉が生き生きしているような気がする。
この時、枯れた葉を毟るのが日課に。
グルーミングするお猿の気分。
「あら♪ここは居心地いいですわ♡」
それは良うございました。
貴女さまがご機嫌なら、ばぁやも幸せでございます。
↑脳内の主従妄想が止まらない
【最近の姫ルーティン】
※朝→2階寝室にて部屋干しと一緒に吊るされる
※夕方→外で軽く日光浴&風に吹かれる
※夜〜朝→浴室に吊るされる
※水やりは毎朝1回、シャワーで葉ごとバシャバシャ・葉水なし
これでチリチリ収まるといいなぁ。
《6月25日現在》
ばぁやの試行錯誤はまだまだ続く……
そんなにお世話が難しいとは知らずに買ってしまいました…