今シーズン全て咲いてからまとめようと思ってたんだが、とりあえず今ある画像でまとめてみました。逐次改訂。
掲載はうちに来た順。
育ててつくづく思うのは、根の張る品種が多くて水切れしやすいので鉢植えに向いてないことと、葉も花も枯れるとボロボロ落ちるので片付けが大変&切り花にも向いてないこと。
昭和の時代によく見かけた赤いスプレンデンス種の様な、こぢんまりまとまる品種は稀。でもあれはあれで人気がないのか、苗売り場で見たことが無いような…。
チェリーセージ ピナフォア パープルストリーム
埼玉深谷の小林花卉という種苗会社が作出したピナフォアシリーズの、パープルストリームという品種。
絞り咲きが珍しく、一目惚れ。
サルビア・ミクロフィラとグレッギー、その二つの掛け合わせで生まれたヤメンシスの3種をチェリーセージと呼ぶのだが、恐らく今チェリーセージは一番品種改良が盛んなんじゃなかろうか。赤青白黄色紫、大抵の色は見たことがある。
木質化して縦横1メートルくらいになる。
ウチはバルコニー栽培なのと、私が剪定好きなのとで冬場に20センチくらいに切り詰めてしまうので、大体40センチくらいで花がつく。
ミクロ(小さい)フィラ(葉)の名の通り、サルビアの中では葉が小さい。
40〜100センチ?
ローズレッドに白の絞り咲き。
サルビア・ウリギノサ
またはボッグセージ
ボッグとは「湿地の」という意味らしく、水を好む。というか水切れに弱い。しかも根が浅く広く張るのですぐ根詰まりする。うちにあるサルビアの中で一番鉢植えに向いてない。
そのせいなのか人気がないらしく、売っているのをあまり見かけない。
サルビアには珍しく地下茎で増える様子はミントに近い。株立ちもしない。まあシソ科だしある意味仲間だわな。
うちは鉢植えなのでそれ以上拡がらないが、多分地植えにすると地下茎でいろんなところから顔を出すはず。
60〜80センチ
画像が若干濃いめに写ってるが、水色×白の密標
サルビア・ネモローサ
ニューディメンションという仰々しい品種名。
2017年の「バラとガーデニングショウ」で購入。
最新品種の集うその場で、当時ローズガーデンに合う花としてネモローサがめちゃくちゃ推されていた。
最近は種類も増えたみたいでよく見るようになった。
ロゼットから花芽が立ち上がって次々咲く。
常緑の品種が多いサルビアだが、これは寒くなると地上部がほぼ枯れてしまい、根だけで宿根する。
毎年「今度こそ枯らしたか」と思うほどみすぼらしい見た目になるが、放置気味な割に毎年咲いてくれる。
さすがに植え替えないとまずい…。
20〜40センチ
草本性
赤と青のちょうど真ん中の紫
サルビア・ガラニチカ
又の名をアニスセンテッドセージ。
流通名はメドウセージ。ややこしい。
なんでも日本に流通させるときに、本来別種だったメドウセージの名前を間違ってつけちゃったせいらしい。よく聞くやつ。
元々のガラニチカは2メートル近くになる大型宿根草だが、これはイパネマという矮性のシリーズで、40センチ位で開花するので鉢植えでも楽しめる。
初夏〜初秋まで楽しめるが、ウチは夏場暑過ぎて花が休む。
40〜60センチ
群青色。
サルビア・イオダンタ
メキシカンホクシアセージ
あまり情報がないので多分珍しいサルビアなんだと思う。
というか、苗自体は安いのだがほとんど流通してないので、多分日本で人気がないだけなんだろうな。
ぶっちゃけ扱いづらい。
地植えだと2〜3メートルになるらしいのでスペースが必要だし、
11月過ぎないと咲かないくせに寒さに弱いとかいう、とんだワガママ娘である。
ただこの、フクシア(ホクシア)ピンクともシクラメンパープルと呼ばれる鮮やかな紫が、初冬の澄んだ青空に映える。
もちろんウチでは鉢植えです。チャレンジャーにも程がある。
80〜200センチ
赤みがかった鮮やかな紫。
サルビアレプタンス
またはコバルトセージ
コバルトは金属のコバルトから来ていて、僅かに紫がかった深い青色から付いた名前と推測。
初夏から咲く品種が多い中、コバルトセージは秋の彼岸の頃から咲き始める。むしろ他のサルビアが咲き始める初夏に一度切り戻すと枝数が増えてよく咲く。
60センチ前後
紫がかった青と白
サルビア・シナロエンシス
またはシナロアセージ。
コズミックブルーという品種。
今年うちに来たばかりでなかなか沢山咲いてくれない。
寒くなると銅葉になるらしいが、まだよく分からないお方。
30センチ〜?
澄んだ深い青に白い目。密標というらしい。
サルビアのみどりのまとめ➰楽しかった~
どれも、素敵な色💗💙💜
サルビア&セージ好きの私には、ためになるまとめでした📖
一応、自分でも調べたりしますが、実際に育てた方の情報は参考になります
コバルトセージの投稿、待ってまーす