ウリ科コーデックスのお芋を愛でる長い道のり
2021年7月20日実生スタート
キクランテロプシス・パルビフローラは以前ゲラルダンサス属だったようで、葉の見た目はゲラルダンサス・マクロリザスにとてもよく似ています。
葉は似ていますが、種の形状が異なりマクロリザスは縦長なのに対しパルビフローラは楕円形でした。
届いた種は平らな小判型の鞘に覆われた種で、ドライフラワーで流通するルナリアの種を小さくした感じに似ています。
中には一粒だけ種が入っています。(写真が無くすみません)
鞘を割り開いて中の種を取り出し、一晩メネデールとベンレートの希釈水に浸けて播種しました。
ウリ科の為、種が見えなくなる程度に覆土し、腰水にしたら室内東向で管理。
発芽は2/3の発芽率でした。
発芽まではかなり時間がかかり、やっと土から顔が見えても、双葉が閉じたままなかなか開きません。
そのまま1週間が過ぎたので、天気が悪い事もありLEDを照射、しばらくしたら双葉が開きました。
次に出た本葉も小さく未熟種子だったのかなと思わせましたが、時間と共に葉が大きく展開し始めました。
この巻きヒゲが可愛いですよね、
何処かにつかまる所ないのかな?
って探してる所とか。
日差しはあまり無くても育つようで、東向の窓辺でもすくすく生長しました。
本葉がしっかり大きくなり5枚以上出た所で鉢あげ、腰水も止めました。
根鉢を崩さないようにしましたが植え替えはリスクがあるので慎重に、播種した時期にもよると思いますが出来れば翌年が良いと思います。
私は同じ鉢に発芽したもう一株が全く生長しないので植え替えを決行しました。
今年は9月から涼しくなってきましたが、日中はまだまだ強い日差し様子を見ながら外管理に。
お芋は大きくなるとオレンジ色の表皮が複雑にひび割れ、焼きたてパンみたいになるようです。
播種から約2ヶ月まだお芋は見えて来ませんが地中で少しでも育っているといいな。