Thanksgiving(感謝祭)は家族や親戚、友人が集まり、食事を共にします。お料理の横にフレッシュなお花があると、写真も映え、特別な雰囲気になります。13人の生徒さんがテーブルアレンジに挑戦です。お稽古の様子も特別初公開‼️13人目の生徒さんの写真が抜けていたので、加えて再投稿です。
初公開‼️図書館での生け花クラス
この日は7人来ました。お花を吟味中の生徒さんたち。
「今日は植物の種類は多いけど、色の選択が少ないわね〜」
「自由花だからお花は3種類以上入れていいですよね?」
「菊は長持ちするけど百合はちょっと…」などと花材を選びます。ささっと選ぶ人もいれば、じっくり派の人もいます。私にとってはこの様子を見るのがとっても興味深いです。
みんなマスク使用でお稽古
図書館ではワクチン接種を終えていれば、マスクはしなくてもいいことになっていますが、自主的にする人もいます。
写真を撮られても、マスクしてると平気ですね。
テーマやお稽古の内容によりますが、今回は来た順に生けはじめてもらいます。終わった人から直しに入ります。手直し中、生徒さんは私の後ろで見守るのが常ですが、不真面目な生徒さん?生徒さん私の写真撮ってます😆
「先生、格好よく直しておいてね〜」
では作品です
Ruth (ルース)T.さんの作品
1ヶ月以上車で西海岸へ旅に出ていました。どこにいてもお稽古の曜日になるとお花を生けたいと思ったそうです。
新しいお花器をゲットしたので、と持ってきたものは、小ぶりできれいなフォルム。こじんまりまとめていました。もう少し大きな花を入れてもいいとアドバイスしましたが、このくらいでいいというので、よしとしました。真ん中に長く入っていたウンリュウヤナギを、短くして左に入れました。
Penni (ペニー)さんの作品
銅製の大ぶり花瓶、長いウンリュウヤナギを何本も使っていましたが、ピンと来なくて花材を全部抜いて、「先生、助けて〜」ということに…形を整えながら、入れたいものを確認して生け直していきました。ウンリュウヤナギではなく、ブプレウルムを使うことで、軽やかなイメージが実現しました。
HuaHua(ファファ)さんの作品
フィラデルフィアへ引っ越しして、クラスを離れた彼女が久々に数日滞在するので、と参加していきました。彼女はアメリカ国籍の中国人で私の友人です。仕事はなんと人形使い師。でも、マリオネットのようなものではなく大きな動くアートという感じのものをデザインしてショーをしたり、ディスプレイしたり、あちこちの学校でゲストアーティストとしてワークショップなどもしています。HuaHua Zhang さんと言います。不真面目な生徒さん(笑)
Joan(ジョーン)M.さんの作品
年輩の新人さんです。この日は二回目のお稽古日。楽しんで生けた後は、他に生徒さんの作品も見たいからとしばらく残って、楽しんでいました。
Mary(メアリー)さんの作品
テーブルではなく暖炉の上に置くそうです。テーブルにはお料理とキャンドルを置くということです。暖炉はダイニングルームにあるので、お花がよく見えるそうです。
Danise(デニース)さんの作品
ボート型Lenox製のお花器です。ツルウメモドキで円を作り、アクセントにしています。両面きれいに仕上がりました。
Joan(ジョーン)H.さんの作品
ものすごく古い100年は経っている深皿をテーブルに飾りたいと、これまた古い亀の形の剣山を持ってきました。
百合を使う時はバランスを取るのが難しいのですが、うまくまとめました。少々地味だったのでベリーを加えるようアドバイスをしました。
Cherry(チェリー)さんの作品
先生にパンプキンのお花器を貸してくださいと事前に言われていました。テーブルクロスが明るい色なので、秋色にまとめています。落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
Anita (アニータ)さんの作品
古い黒と金の横長の器を使っています。
剣山も長方形のものを使用しました。
百合が3-4センチ程長すぎるんですが、本人がかなり自己満足で嬉しそうだったので、ゆるいどころかOK出しました。
Irma(アルマ)さんの作品
お稽古に来ていたのに写真撮り忘れました。帰宅後写真を送って貰いました。
色合いは地味ですが、ウンリュウヤナギの自由な線がよく出ています。彼女はお花をテーブルには置かないので、普通アレンジです。
Catherine (キャサリン)さんの作品
若いゲストさんです。初めてのアレンジ体験…楽しんでくれたようでしたが、どうでしょう?ペニーさんの義理の娘さん。後半バタバタして写真を撮り損ねたので、送ってもらいました。大きな銅製のお花器に好きなものを選んで入れてもらい、緩くお直ししました。
Stefan(ステファン)君の作品
個人レッスンです。
秋色じゃないもので生けると言うので、白菊をメインにしたら、お正月っぽい感じですが、いいお花が入ったと思います。まさに和の雰囲気ですね。私の写真をよく観察して真似して生けているそうです。
Mona(モナ)さんの作品
個人レッスンでしたので、花材が少々違います。私のアンティークのお花器を使っています。剣山無しでの生け方をお稽古しました。
まとめ
写真は昨年の我が家のテーブル。2020年はダーリンと2人のひっそりとしたThanksgiving Day.
毎年似たような家族との集いであっても、全く同じ瞬間はありません。会える時に会っておく、言いたい事は必ず伝える。家族と過ごす時間の大切さを改めて感じます。そしてそこに小さくてもお花があったら、いつもの食事が特別に見えることでしょう。13人の生徒さんたちもそれぞれのテーブルで、いい時間を過ごせますように❣️
最後までお付き合いありがとうございました。
ご自分のお好きな花器を……
花器も素敵でしたねぇ😍
それぞれに花器に合わせた生花
素敵でした😊
見せて下さり(⁎ᵕᴗᵕ⁎)アリガト〜🌼